もや13.「「Aさんがムリ」な若者と、昭和脳上司のビッグサンダーマウンテン」

零細企業の社長をしているもやもや社長と申します。
自分の中にある不安をどこかに吐き出したい。
でもただの愚痴をいくら吐き出したところで、
余計に落ち込むだけです。
そして誰の共感も得られないでしょう。
そんなクソみたいなテキストに
ほんの少しでいいから価値を持たせるには・・・。
AIの力を借りてクソの様な愚痴を文学的に直してもらいました。
どうぞお納めください。

今回のテーマ
「Aさんがムリ」な若者と、昭和脳上司のビッグサンダーマウンテン

「Aさんが苦手なので一緒に働きたくありません。
しばらくリモートか休職したいのですが」

その言葉を聞いた瞬間、わたしの脳内では、
まるで巨大な観覧車が突然逆回転を始めたかのような混乱が起こった。

それはちょうど、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンに乗っていて、「あれ？この乗り物、後ろ向きに走るんだっけ？」と気づいた時のような、
ゾワゾワした感覚だった。

思い返せば、Aさんの言葉には、
ときおり、ほんの少しだけ、
コンビニの温めたおでんの串を逆さまに刺すような痛さがあった。
でも、そんなの日常茶飯事じゃないか。
職場なんて、みんな多かれ少なかれ、
お互いの尖った部分をサンドペーパーで削り合いながら、
なんとかギクシャクしつつも前に進んでいるものだと思っていた。

ところが、
どうやら今どきの若者には、そんな認識は通用しないらしい。

彼らにとって、人間関係は100円ショップの商品のように、
気に入らなければすぐに「ポイッ」と捨てられるものなのか。
「嫌だと思ったから距離を置きたい」なんて、
まるで恋愛ドラマの主人公のセリフみたいじゃないか。

そんなわけで、彼は休職に入っていった。

その姿は、まるで江戸時代の武士が
「浪人になります」と言って去っていくかのようだった。
ただし、浪人は主君を探して旅をするが、
彼は自宅のソファでNetflixを見続けるのだろう。

1ヶ月の予定が2ヶ月、3ヶ月と伸びていく。
まるで、ゴムのように伸びる休職期間。
わたしの心の中では、
「早く戻ってきて」という気持ちと
「もう戻ってこなくていいよ」という気持ちが、
相撲を取っているような状態だった。

そして、5ヶ月目。
ついに彼から復帰の条件が提示された。

「リモート＆時短でお願いします」。

その言葉を聞いた瞬間、わたしの頭の中で、
「ええっ！？」という文字が、漫画のように大きく浮かび上がった。

実家暮らしの若者だからなのか、
はたまたこれが現代のスタンダードなのか。
仕事ってそんな感じだったっけ？
わたしの理解が追いつかない。
まるで、突然宇宙人と遭遇して、
「地球の慣習を教えてください」と言われているような気分だった。

とはいえ、時間は刻々と過ぎていく。
ここからまた、理解の追いつかない話し合いが始まっていく。
そんなことに時間を使っている場合じゃないという気持ちを抑えながら、
彼の待つ喫茶店へと歩みを進める。

その道のりは、まるで、
ドラクエの主人公が最終決戦に向かうかのような緊張感に包まれていた。
ただし、ドラクエの主人公は魔王を倒しに行くが、
わたしは「リモート＆時短」という
新たな魔法と戦わなければならないのだ。

寒さが身に沁みる夜。

わたしは、まるで氷の彫刻になったかのような冷たさを感じながら、
喫茶店のドアを開けた。
そこには、5ヶ月ぶりに会う彼の姿があった。
彼は、まるでこの5ヶ月間、
タイムカプセルの中にいたかのように、
何も変わっていなかった。

これから始まる話し合いが、どんな結末を迎えるのか。
わたしにはまだ分からない。
ただ、一つだけ確かなことがある。
それは、この経験を、
いつか笑い話として語れる日が来ることを、
心の底から願っているということだ。