Let me tell you... vol.1
~Everything is O.K. with you.~
今、ここ💛
少し、私のことをお話ししたいと思います。
私は埼玉・春日部市で生まれ、育ちました。
「クレヨンしんちゃん」の街で今は知られています。けれど、私が子どもの頃はしんちゃんはいなくて、田んぼと畑、広い空に、家のまわりはみどりがいっぱい!! 春は駅から続く「藤棚」と、古利根川沿いの桜がとってもきれいです。
あと、「麦わら帽子」に「桐ダンス」。職人さんの街です。
家族構成は、父、母、姉(7つ上)。
父は「靴職人」で、季節先取りで、婦人靴を作っています。
仕事場はドアを開けると、ぷ~んといつも革の匂いがします。
トントンとリズミカルにトンカチを叩く音、カタカタカタカタと工業用のミシンを踏む音、パチンパチンとハサミで糸を切る音。そして、ラジオの声。
そんな音を当たり前に聞きながら、小さい頃はお絵かきしたり、紙芝居の真似をしたり・・・
それから、ご近所さんもだけど、隣近所の犬がひょっこりやってきて、家の庭を当たり前のように通過していきます。朝起きると、私の靴が片方なくなっていて、遠くの方に無残に転がっているなんてこともしょっちゅうでした。
子どもの頃の夢は、看護婦(師)さん。母の影響です。母がなりたくてもなれなかった職業。幼稚園の文集には、「かんごふさん」と書いたのを今でも覚えています。「おはなやさん」とか、「けーきやさん」とか自由に書いていたまわりのお友達がうらやましかったな、という思いが今でもうっすらあります。
のんき/おっとり/はずかしがりや/はっきりしない/おとなしい/くそまじめ/お姉ちゃんとは違う/何を考えているのか分からない/またブスッとしてるね・・・などなど。
小学生になったあたりから、母に言われていた言葉の記憶なのですが、あまりうれしいものではありませんでした。
「私ってダメな子なのかな・・・😢」
「〇〇ちゃんはどうしてあんなに笑えるんだろう?」
ミルフィーユのケーキみたいに私の心の中には、うれしくない言葉の層や、誰かが眩しくて、うらやましいなという苦い味のする薄い層が一枚一枚重なっていく感じ・・・の少女時代でした。
わ~💦このミルフィーユはそそられない~~~💦💦