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大自然と私たちには、私たちが生きていく暮らしとまちをつくりだす力がある


JoEです。

このnoteは、一大学生が日々の自分の頭を片付けること・何を考えて生きている人間なのかを伝えることの訓練として、ミライにかけて少しずつ綴り重ねていく、稚拙な日記です。


昨日は、おなじみの幼なじみ、モトイと数日前にワイン飲みたくね?となって決まった場所は、神楽坂。

Osteria Pigna d'Oro

美容師のモトイが、彼の勤務先においてあった雑誌の特集記事のなかで見つけてくれたよう。ありがとう。

神楽坂の少し外れたちいさな通りにある、ご夫婦2人で切り盛りされている、カウンター7席のみのちいさなこちらのお店。

シチリアでの修行ののち、日本に戻ってきて信州の食材に見せられたシェフが作る一皿一皿は、どれもシンプルな味わいながらも印象に強く残るものの連続であった。
少し記録として、紹介させていただきたい。

毎度毎度ぉ〜

・生シラスのブルスケッタ ノヴェッロオイルで

ドッ新鮮な生シラスがたっぷり乗ったパンには、なんと”のり”が練りこまれている。海の新鮮な香りに包まれながら、なにげなくふられたオレンジ?のさわやかな酸味、パンチのあるガーリックが相まってくれる。食感も楽しく、このあとの料理にわくわくする一品であった。


・穴子のカダイフ焼き ナスのカポナータ添え


この前、恵比寿のお店で初めて食べた”鮮魚のパリパリ焼き”はこのことだったらしい。前回はおそらくイワシ?かもしれなかったが、今回のは穴子のあっさりとした味わい。下に敷かれた、丁寧にやさしく作られたカポナータがうまい!何回でも食べ通えるこの味。


・信州鹿のロースト コーヒーグラッパソース

シカのもも肉とは思えないほど、絶妙な火入れ加減で仕上げられたやわらかさにはびっくり。そえられた、万願寺唐辛子と鹿のサルシッチャ、鹿のレバーペースト、カボチャのスフレ。どれもほんとうに味付けはシンプルな気がしたけどどこか深みも。コーヒーグッラッパソース、苦みがおもしろい。やってみよ。

・信州ポークのオレキエッテ

耳たぶのようなパスタ「オレキエッテ」に、信州ポークの小さな肉団子のようなものと、豊かな緑野菜たち。ちょっと野菜の名前は忘れちゃったけど、全体としてはどこかなつかしい味で、最後は二人で黙ってしまうぐらい、じんわりと舌にしみこむ時間を楽しんでいた。おいしかったな。

そのほか、厳選されたであろうシチリアの数種類のワインもいただき、最高のマリアージュとサービスをいただけて、2人満場一致で大満足
2人でしかこんなにいろんなもの食べれない。
毎度毎度、貴重な体験を共有させてくれるモトイにも感謝です。


地元についての話も、あいかわらず。しっかり話し込んだ。

(今回はワインを飲みに来ただけだからそんなに熱く語らんよとか言ってたけど、そんなことできるわけないって最初からおもってたからネ。)

8.5割覚えてて、1.5割覚えてないけど、とにかくおれたち若い世代が動き出そうよという結論に。

現実的な部分もあるし、非現実的な部分もある。
この、非現実的な部分を行動によって実現していきたい。
そのために、毎回口にすることから、わたしたちは始めているのだ。

そして、その口にすることを回を重ねていくことで、二人のあいだの共通の価値観かな、目標かな、そういったものの焦点が定まってきたように感じる。

ナイフを自分たちで選ぶ。ステキ。


キーワードは、『大自然と私たちには、私たちが生きていく暮らしとまちをつくりだす力がある』。

それが当然なはずなんだけど、意外とできてなかったりする。
中途半端だったりもする。
自分たちにとっても”あたりまえ”として体感できなかったから、こっちの世界におれら、出てきちゃったんだよね。
とシェア。

にしても、彼が彼自身のなかに作り出したこういった価値観。
ここまでの到達のしかたには、ほんとうにすごいと、感心させられた。

自分は大学で学問を通して到達したラインだけど、彼もまた彼自身の哲学で到達したのだろうとおもう。

まだ、自分たちの年齢で到達したとかいうのは傲慢な態度かもしれないけど、こうやって不器用ながらもオリジナルな考えを共有していく習慣によって、自分たちの理想がどのようにどこまで羽ばたいているのかをお互いに確認しあえることができる。
そうしないと、どこまで飛んで行ってしまったのかわからなくなってしまい、簡単に見失ってしまう気がして、こわいから。

不器用だけど、傷つきながらも、地道に前へ進んでいきたい。


ご一読いただき、感謝いたします。






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