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【星野リゾート愛】新施設を勝手に予想してみた。

旅は魔法
顔も名前も知らない。文化も、言語も違う。
旅は、普通に生活をしていれば出会うことのない人との出会いをもたらし、予期せぬ友情を生む。
その友情の連なりが、違いを超えて互いを認め合う世界につながる。
『旅は人と人をつなぐ魔法』
星野リゾートは旅の意義をこのように考えています。
旅産業が世界で最も大切な平和維持産業になると信じ、旅が持つ魔法の力を届けていきます。

https://hoshinoresorts.com/jp/recruit/about_us/

私の大好きでやまない星野リゾート。
尊敬してやまない星野佳路社長。

そんな私の人生の指針にもなっている星野リゾートが私の故郷である広島に新しく施設をつくるという超嬉しい発表を聞き、

・星野のリゾートファン
・鞆の浦(仙酔島)のファン
・広島在住

これらの私の個性を最大限に活かして、「新しく鞆の浦(仙酔島)にできる星野リゾートのコンセプト・ターゲットを勝手に予想してみた。」と言う記事を書いてみようと思い立ち、このたび綴らさせていただきました。

星野リゾートのみなさん、星野リゾートのただのファンなだけの私が、好き勝手にお書きすることどうかお許しください。笑

言いたいことは言いたい人が言いたい時に言う。」という文化を大切にしてる星野リゾートの皆さんなら、寛大な心で許してくれるだろうなーとか勝手に思ったりしてます。笑

このnoteの記事が、回り回って星野リゾートの社員さん、はたまた、私が尊敬してやまない星野佳路さんに届くことを願い、全力でかかせていただきました。

そして、星野リゾートが「旅産業が世界で最も大切な平和維持産業になると信じ、旅が持つ魔法の力を届けていく。」というミッションのもと「世界で通用するホテル運営会社になる」というビジョンに向けてこの先も発展し続けること、心から応援しています。


私の知る星野リゾートの文化

先日、広島の福山の鞆の浦にある仙酔島に、星野リゾートが上陸することが発表されました。

広島住民、鞆の浦の関係者などの多くの人が盛り上がったこの発表だと思いますが、開業予定はなんと2029年

普通の人からしたら、「え、おそくない?なんでそんなにかかるの?」って思うスケジュール。

でも、星野佳路さんが出した本や推薦した本を全て網羅してきた私からすると、そこに星野リゾートがここまで大きなリゾート施設へ成長してきた強みが隠れてるんだなーって勝手に思ったりします。笑

で、じゃあ何にそんなに時間をかけるのかと言うと、1番は、「ターゲットとコンセプトづくり」。

誰をターゲットと選定し、その人たちにどんな価値を旅を通して提供するのかと言うのを超明確にすることからまず始め、そこに大いなる時間を注ぐのが星野リゾートの特有の文化。

星野佳路さんの好きな言葉に「ミッション・ビジョンを描くことは、避けて通れないリスクを明確にする役割を果たす。」というものがあります。

それは、7つの習慣の本で言うところの「終わりを思い描くことから始める。」という考え方と近しいものだと私は考えます。

建てたい家のデザイン明確にするからこそ、買うべき、材料や工程が明確になる。だから何事も、まずは最初に、どんなことをなんのため誰のために実現したいのかを明確にすることに大いなる時間を注ぐ必要があるということです。

そうすれば、無駄な材料を買ってきたり、無駄な工程を踏んだりすることもないし、危険でも挑戦して乗り越えなければいけないことを最初から知っておけるというメリットがあるのだということでしょう。

そんな理由から星野リゾートはどこのリゾート運営会社よりもリゾートを建てる発表から、開業までの期間が他社よりも長いのだと思われます。

そして、星野リゾートのさらに特徴的な文化が、「データ」や「星野社長の感性」ももちろん1つの参考にはするが、それよりもそこで「働く人たちがどんなもの築きたいか」を最優先にするということ。

つまり、先ほど言った「ターゲット・コンセプトの選定」や「ミッション・ビジョンの明確化」を働く従業員が主体となってやっていくのです。

本来、ふつうの会社なら、どんなホテルを建てるかは社長や幹部で決め、いち従業員に任せるなんてことはあまりしないと思われます。

しかし、星野社長はその重大な役割をあえて働く従業員たちに与えます。

なんでそうするのか。それはまさに星野さんが推薦する本、「1分間のエンパワーメント」にかかれてる内容ですが、従業員のオーナー意識を高めるためです。

言い換えれば、自分の努力が会社の発展に繋がり、会社の発展が自分に恩恵として必ず返ってくるということを理解してもらうためです。

例えば、「あの山の頂上で、ここにいるメンバーみんなで一緒にカップラーメンを食べにいこう」というミッションとビジョンをみんなで決めたとしましょう。

そうすると、それはみんなで決めた目的目標であるからこそ、どれだけ足を引っ張る従業員がいたとしても、その人の力をお互いで補ったり教えあったりして、1人も置いていかずにみんなで頂上を目指すということが避けて通れないリスクになるということが明確になると思います。

全従業員で一緒になって、登る山、登る目的を描くことで、みんなで会社のオーナー意識を持つ。そして、みんなで足りない力を補いあいながら挑戦し、成功すれば喜びはみんなで分かち合う。

この考え方こそがまさに星野リゾートの強みであり、凄さの秘訣なのです。

ここに私が星野リゾートを惚れる理由、星野佳路社長を大尊敬する理由が詰まっています。

そんなこんなでここまてまは、星野リゾートの文化、私の星野リゾート愛をひたすら語ってきたのですが、ここからは、そんな星野リゾートを愛する私が、2029年に開業予定の仙酔島にできる星野リゾートを、広島県民、星野ファン、鞆の浦好きの目線でどんな宿泊施設ができるのか勝手に予想していこうと思います。(ここからが本題)

あくまでも、私はただの星野ファンであり、星野リゾートで働いたことがあるわけでもありません。笑

改めて、そんな自分が勝手な予想で書くこと、どうかお許しください🙇‍♂️


どのブランドになる?

星野リゾートとといえば、いっけん富裕層がいくリゾート施設だと思われがちですが、全国に約69施設という多量の施設を運営しており、一般的な層の人が楽しめる施設から、富裕層の人しかなかなかいけないような超高級施設まで、多種多様のブランド展開をしているというのが大きな特徴です。(もしかすると今は70施設以上??)

そんな星野リゾートですが、大まかなブランド展開は5つに分けられます。

◯星野リゾートの各ブランド

・星のや
・界
・リゾナーレ
・OMO
・BEB

https://hoshinoresorts.com/jp/brands/

それぞれのブランドの成り立ちから魅力まで細かく紹介していきたいところですが、今回はそこがメインテーマではないため、細かい説明は省き、ターゲットとコンセプトだけ下記に簡単に紹介しておきます。

•星のや
ターゲット: 高級志向の大人
コンセプト: 「究極の非日常体験」
•界
ターゲット: 日本文化を楽しみたい旅行者
コンセプト: 「地域文化と温泉の融合」
•リゾナーレ
ターゲット: 家族連れ・アクティブなカップル
コンセプト: 「アクティブに楽しむリゾート」
•OMO
ターゲット: 都市観光を楽しむ若者・カジュアル層
コンセプト: 「街を楽しむホテル」
•BEB
ターゲット: 若者・友人グループ
コンセプト: 「仲間と気ままに過ごせる空間」


こんな感じで現在星野リゾートは世界に約69施設展開しておりますが、基本的にはこの5つのブランドを軸にできています。

じゃあ、鞆の浦の仙酔島にできる星野リゾートはどのブランドになるのか?ということですが、

私の予想は結論から言うと、「星のや」です。

理由は3つで 

①   「究極の非日常体験」を味わうという星のやのコンセプトに匹敵する景観と歴史である。
②   鞆の浦の最大の魅力、「街の静けさ」を保つため。
③   まだ中国地方に、「星のや」がない。


です。

まず第一、市街から外れた位置にある島であるため、都市観光をコンセプトとした④OMOや、若者をターゲットにした⑤BEBは、可能性として限りなく低いと考えられます。

と考えると、①星のや②界③リゾナーレに絞られると思うのですが、どれも非常に悩ましいところではあります。

確かに、リゾナーレとして、島の山や海を活用し、アクティビティを楽しんでいく形も想像できますし、界として、地域文化と温泉を融合させてブランド化させていく姿も想像できます。

しかし、実際に鞆の浦の仙酔島に行ったことある私はこう思います。

あの場所は、「星のや」のコンセプトである、「究極の非日常体験を提供する。」というコンセプトに引けを取らない場所である、と。

晴れた日の、太陽の光が反射する昼の瀬戸内海の海の景色、そして夕暮れの景色は本当に半端じゃありません。

仙酔島の2時ごろ
仙酔島の夕暮れ

また、仙酔島という名前は、仙人が酔うほど美しいという意味が込められて付けられたと言われいたり、「願いを叶える島」とも呼ばれる超パワースポットであるとも言われていたりします。

それに加えて、厳島神社が建てられる候補地だったとも言われており、いろんな意味でポテンシャルを秘めたブランド価値のある場所だと私は思います。

そして、②の理由として挙げたように、鞆の浦や仙酔島の最大の魅力は街の静けさにあると私は考えます。静かな島で聞こえる鳥の鳴き声や海の波の音がとにかく素晴らしいです。

もし仮に、この島に、薄利多売のホテルを運営して成功したとしても、長期的に見ると人が増えることで返って島の魅力が落ち、結果的に顧客満足度を下げるのではないかとも個人的に思ったりもします。

顧客満足度の最大化、ステークフォルダーツーリズムを大切にし、オーバーツーリズムを起こらないようにすることに意識の高い、星野社長ならこれらの条件も含め、あえてここは敷居の高い施設とし、人が多く来なくても、運営できる戦略でくるのではないかとも考えられます。

また、立地や景観的に温泉と地域文化を強調して、「界」ブランドでいく可能性も否めませんが、③の理由でもあげたように、まだ中国地方には、「星のや」が存在しないというところがかなりのキーポイントではあるとも思います。

現在は中国地方には、島根、山口と3つの「界」ブランドしか存在しません。そう考えると、もしかすると、ここは中国地方初の「星のや」ブランドで攻めてくる可能性も大いにあるのでは?と思ったりもします。

現在、瀬戸内海の島々は、海外のインバウンドに大きな注目を集めている場所でもあり、富裕層を狙った宿泊施設が多くできつつあります。

そういった面で、富裕層、インバウンドをターゲットにした極上の非日常体験を提供する「星のや」ブランドに踏み切る可能性は大いにあるのではないかとも考えられます。


どんなハード(外観)?

ここからも私のあくまでも勘にすぎませんが、どのようなハード(外見)の建物が建つか予想していきます。

ニュースが発表された後、実際に島に行ってみたのですが、星野リゾートが建設される予定の場所はすでに柵がされてしました。

ここ!

まさにここに新しい星野リゾートが建つ予定です。


この立地、空間の雰囲気からして、私の勝手な個人的な予想でしかありませんが、星野リゾート「界アンジン」のようなイメージが近しいのかな?と勝手に思ったりします。

•モダンでスタイリッシュな和風デザイン
•海に溶け込むような落ち着いた色合い
•大きな窓からオーシャンビューを楽しめる設計 

まさにアンジンのようなハードは、あの場所にぴったりなような気がします。

このハードに加え、温泉、贅沢な料理、そして歴史を最大限活かせば、ここは、まさに極上の非日常体験を作り出せる場所なのではないかと思ったりもします。

ただ、これはあくまでも私の勝手な予想にすぎません。

私はどこまでも星野リゾートさんのファンであり、星野リゾートさんの創造性で作られる施設がどんなものなのか、ただただ楽しみで仕方ありません。

どんな施設であろうと必ず泊まりに行きたいと思っています。

星野リゾートのみなさんが、仙酔島をどう活かし、どのようなコンセプトで、誰をターゲットに施設を運営していくのか?

答え合わせはまだ数年後かもしれませんが非常に楽しみです。


さいごに

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️

改めて、星野リゾートの関係者でもない人間が勝手な憶測で書いたこと、大変申し訳ございません。お許しください。

「顧客満足度と利益の両立」
「ステークフォルダーツーリズム」
「勝手にSDGs」
「社員全員のオーナー意識」
「教科書通りの経営」

星野佳路さんが語る言葉は、いつも至ってシンプルでありながら、目から鱗で勇気づけられることばかりです。

心から尊敬し、いつかそんな影響力のある人間へと私もなりたいと本気で思っています。

あくまでもわたしは星野リゾートのお客さんの1人にしかすぎません。

ですが、自分の成長と共に星野リゾートの施設を訪れ、自分の成長と星野リゾートの発展を共に感じながら、勝手にオーナー(株主)のような感覚で今後とも楽しんでいきたいなと心から思っております。笑

星野リゾートは私の人生の教科書です。

改めて、星野リゾートが「旅産業が世界で最も大切な平和維持産業になると信じ、旅が持つ魔法の力を届けていく。」というミッションのもと「世界で通用するホテル運営会社になる」というビジョンに向けてこの先も発展し続けること、心から応援しています。

長い文章読んでいただき本当にありがとうございました☺️



おまけで仙酔島の美しい写真あげておきます!

鞆の浦からこの船乗っていきます!(約5分)
仙酔島の展望デッキ
夕暮れの空のグラデーション

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