ジェイアール京都伊勢丹『えき』への行き帰り
西本願寺とタワー、清水寺と宇宙、ツリーとクリスマスソング、ビーーーームとビール
百貨店のジェイアール京都伊勢丹なの?
JRの京都えきなの?
百貨店ジェイアール京都伊勢丹にある(隣接する)美術館の名前が『えき』なんです
行きも帰りも歩くのにちょうど良いその距離30分ほど(片道です)¥1,100─ですごく楽しめる、私にとって良い空間
木梨憲武に、歌川国芳、みうらじゅん、ブラックジャック、レオ・レオニ。。。あと何を見に行ったかな?
全然思いつかない・思い出せないけれど、もっともっとあるはずだ
土日は少し集中して制作に励みたいけれど、金曜日の夜はまっすぐ帰りたくない
そんな気分だったので少し気になっていた展覧会が始まったので、歩いて向かう
本当の事を言うと、前日行こうとしていた
行ってしまったとしても、顔色一つ変えずにその足で八条口のイオンモール京都のIKEA(←ポップアップストアから少し売り場も拡大リニューアルを経て常設になったんですってよ)で保存袋買って帰るだけの話だけれども
五条烏丸を少し南へ行くといつもの磯貝装束店は谷川俊太郎関連が多く置いてある
いつもより輝いて見える気がする西本願寺と京都タワー
同じなようで同じ景色など存在しないし、そんな同じ事の繰り返しや同じな事を喜べる事が尊くて、涙が出るほどありがたい
京都駅ビルに映り込む京都タワーを撮るために用もないのに階段を一旦降りて、また上がる
元気が有り余っているし、会社でも階段を使っているけれど今日はビールを美味しく飲みたい(もうこの時決めてたんかーい)ので階段という階段を駆け上がる
しかしここは本当に立派な建物だと上を見上げたままエスカレーターに身を任せる
キョロキョロキョロキョロあたりを見回していたら大階段の手前の階段に到着
バンド・エイドの曲が流れていた(私の頭の中で)大階段も駆け上がる
駆け上がると言っても、この時点でもうかなり上階にいるようであっという間に7階のベビー用品の階─美術館『えき』のある階─に着いてしまう
美しいガラス作品に心洗われたけれど、空腹は満たされない
外で食事したり、ヌーボー繋がりでボジョレーヌーボーを気軽に飲めるお店があるなら1人で飲みに行くのも良いななんてと思っていたのに、楽しそうで活気のある賑わいを目の当たりにすると、億劫になる自分がいた
ハイネックに押されて伸びた髪の襟足が浮いているのが気に入らない
今日の業務の関係でコートを脱いだら取り切れていない糸くずがセーターに付いているのが見えてしまってテンションが下がる
そんなこんなでどこかに寄るのは嫌になってしまった
地下の食品売り場を覗いてみるも、食指が動かない
いつもの晩酌がやっぱり良いなと、冷蔵庫や冷凍庫の中身を思い浮かべながらお豆腐を買って帰ろうかなといそいそと家へ帰る
いそいそ歩きながらも、ツリーパトロールは怠らない
古今烏丸(ココンカラスマ/cocon karasuma)
今っぽくて洗練された華やかなツリーには、この一曲
優柔不断なのに、切り替えが早いのには理由がある
こんな事もあろうかと、ビールはもう購入しておいたから
家から一番近いスーパーに入る前に20時を過ぎていたらビールは明日にしよう、と携帯を見るとまだ余裕がある
時間に余裕はあるが、お気に入りのお豆腐が売り切れている。。。
じゃ、おからを炊こうとおからを購入
ヒジキと切り干し大根があるし、冷凍の椎茸・しめじ・舞茸のきのこ3兄弟と、白ネギも入れて簡単に作ろう
20時前に帰宅出来たので急いでお化粧を落としコンタクトレンズを外したら台所で張り切って準備を始める
晩酌準備をする前の、金曜日の夜の、展覧会への行き帰りの記録
ビーーーーム!