もはや、制御不能のわが涙腺
もともと崩壊気味だったのに、ひどくなる一方の涙もろさにお手上げの日曜日
世の中はボーナスだクリスマスだって浮かれてる人もいるのに、ひとり、部屋で涙にくれるわたくし
毎年恒例全国高校駅伝をうっかり見て、泣く
毎週同僚が熱心に話していたけれど1度も見たことのなかったドラマの最終回2時間スペシャルを見てしまって、泣く
昼も夜も感動の涙を流す
子どもの頃、母が感動ものを見て『あ、来るな』というドンピシャなタイミングでティッシュをシュッと取り涙を拭いて鼻をかむ様子にぎょっとした
卒業式の際、私は名簿順だと後方なので、代表者挨拶のとき保護者のほうに向きを変えると目の前で早々と母が号泣していて泣くタイミングを逃してモヤッとした
今やもう、それに負けず劣らず、涙腺の崩壊がとまらない
一度も見たことのなかったドラマの最終回のみ見て号泣したり、スポーツやニュース・ドキュメンタリーなどの数分間のもの、生命保険のCMでさえも涙が出る
誰かが話すドラマや映画の感想で泣く事もしょっちゅうだ
これは話し手が上手なのも大いにある
映画館でも『スラムダンク』『君の名は』はまあ良いとして(泣いてもおかしくないと思うから)、『RRR』は私には刺さる名言だらけで何分かに1回泣いていた
周りでそんな人は見かけなかったし、あのときはマスクをしていたので助かった
『今度は愛妻家』『湯を沸かすほどの熱い愛』『八日目の蝉』なんかはどんな映画なのかと問われてストーリーを説明するだけで涙が出る
ここまで来ると情緒が心配
今は出席することの少なくなった結婚式も、親族の方より泣いてるんじゃ無いの?といわれるくらい涙が出た
泣かせる演出にまんまとはまる安いタイプ
卒業式の母は、種類は違えど心配ばかりかけていた長女も次女も何とか無事卒業することが出来てホッとしたのだろうと、今なら共感できる
数年前に友人の子どもの中学受験の話を聞き、大きなお腹の中にいたあの子が・・・と涙が出た
『二月の勝者』というドラマを見て毎回涙していたので、中学受験の大変さを思い、余計泣けた
そして今日もまた、高校駅伝を見て涙を流す
女子の時点で家事や制作をしながら泣き、お昼を挟んで、男子の中継を見てまた泣く
男子の3区からゴールまで一緒に走りきり(ステッパーとその場足踏みで)、涙も沢山流したのでお昼ご飯もしっかり消費された事だろうと思う
ヘリコプターの音やご近所のコースという臨場感で気分が高揚し、あそこからあそこまでもう走ったの?!という驚きも手伝い、感動もひときわ大きい
3キロ区間なんてもう、全力疾走で、見ているだけで苦しくなる
着替えて西京極に向かおうかと思っていたけれどお化粧をする暇が無いほど涙が出るし、3区からはますます目が離せなくなってきたので大人しく家で涙にくれていた
寒い中、よく頑張るなあ
男女ともに長野県が優勝て、すごいなあ
監督、若いなあ
夕方、京都駅をお散歩中大会後であろうどこかの選手たちを見てじわっと来た
この大会が祝日開催だった頃、鞍馬口に用事のあるタイミングと重なり、中継所で襷を渡したあと選手の顔から高校生の顔に戻った瞬間を見てしまったときも涙がとまらなかったし、それを見た人がその様子を話しているのを聞いて再び泣いてしまった事を思い出す
涙もろいのは負けず嫌い・負けん気が強いとからしい
まあ、その通りだと思うけど、そんな猛々しい“気”は弱まってきているのに涙の溢れ出るスピードはどんどん早まるし、思い出し泣きもエグい
笑っても涙が出るけれども
涙腺の崩壊は老化か劣化か知らんけど、着火のスピードや沸点到達、涙放出のスピードは活性化しているようにさえ思えてくる
涙が出るのは仕方が無いけれど、翌日の目の腫れは勘弁して欲しいな~
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