Official髭男dismの新曲「Universe」の感想(〜ファンの目線から〜)
Official髭男dismの新曲、「Universe」は、2021年3月5日(金)公開予定の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の主題歌に決定している。
https://youtu.be/hOSOshG19Qg
この動画が公開されてから、Official髭男dism(以降、「髭男」)のファン(これ以降「髭団」)の間では、毎日聴いて耳コピをする人や、歌詞を聴きとってTwitterにアップする人が続出するほど、一気に心を掴んでいて、私も気づいたら出だしのフレーズや、サビのフレーズを口ずさんでしまうほどであった。(筆者も「髭団」)
第71回NHK紅白歌合戦に髭男が出演後、公式Twitterより、全国AM・FM各局で新曲「Universe」が、オンエアスタートされるというお知らせに、髭団が湧いた。(筆者も)
イントロのグリッサンドを使った少しジャジーな遊び心のあるピアノの音と、躍動感のあるタンバリン、クラップの音で一気に心を掴まれた。
そして、映画ドラえもんの主題歌としてyoutubeで一部公開されたフレーズが流れ、聴けなかった部分の歌詞やメロディーが聴けた喜びと嬉しさで胸がいっぱいになった。
理屈を抜きにして、聴いているだけで涙腺が緩む、壮大で温かい曲だと感じた。
歌詞の世界が、「ドラえもん」の主人公の「のび太」の心情と世界感を表しているようで、公園や夕方の描写が、小学5年生の日常と、心の揺らぎみたいなものを感じさせる。それは大人の私にも、学生にも通ずる、きっと変わらない心の揺らぎのようなものでもある気がして、曲の世界感にすっと入り込める何かを感じた。
筆者は「涙とミステイク 積み重ね 野に咲く ユニバース」という歌詞が1番好きで、壮大なフレーズだが、日常を必死で生きている私達にも刺さるフレーズと、藤原氏のハイトーンボイスが胸を熱くさせた。
さらに、「彷徨ってないで こっちへおいで」
というフレーズと藤原氏の温かい歌声に安心感を感じた。
軽快で明るいブラスの音が、壮大の曲の世界感に遊び心と、期待感をプラスしているように感じた。
radikoのタイムフリーを活用して、音源が配信されるまでは、聴きすぎないように気をつけていた。(新鮮な気持ちを忘れたくないのと、イイ音でたくさん聴きたかった)
そしていよいよ
Official髭男dismのNew Single「Universe」が、2021年1月9日0時より、各音楽配信サイトおよびストリーミングサービスにて配信がスタートした。
じっくり聴いてみると、2番にいく前のピアノの音とベースラインが、和音を奏でていて、とても素敵だと感じた。
2番の歌詞は、映画の展開を少し匂わせつつ、社会で誰しも味わった事のあるような経験を感じさせた。
筆者は子どもの頃に「ドラえもん」をなんとなく見ていた程度だが、展開のスピード感と、登場人物がいつもいろんな選択に狭られている感じを、「どっち?」と問いかける事で、のび太とドラえもんがいつも畳の部屋で話をしている雰囲気を感じさせた。その歌詞は、日常を忙しなく生きている私にも刺さった。投げかけられた言葉や態度をどんな風に受けとるか、発信するか、私達はいつも選択をして生きている。フレーズの一つ一つが、日常に寄り添ってくれていると感じた。
「0点のままの」という歌詞があるが、髭男は、過去に「ゼロのままでいられたら」という楽曲をリリースしている
2nd Mini Album 「MAN IN THE MIRROR」
(2016年6月15日発売)に収録されている
この曲で使われている「ゼロ」は、「どんな数がかかっても変わらない ゼロのままでいられたら」という、「心が揺れない、変わらない」という意味合いに思える。
藤原氏にとって「ゼロ」や「0」はマイナスな意味の言葉ではない。「まっさらな」というようなニュアンスを感じる。
そこに「のび太」を感じさせる「0点」や「のびた影」という歌詞が入っていて、遊び心を感じる。
イントロやアウトロなど、曲の随所で感じられる「クイ」のリズムが、とても心地良く感じた。
新曲、「Universe」は、間違いなく髭男にとって、初めて彼らの曲に触れた人達にとっても、ピアノポップバンドとしての名刺変わりになる曲だろう。
いつか、気兼ねなく髭男のLIVEに行ける日がきたら、渾身のクラップをしながら見たい。
(筆者は髭男ライブはまだ未経験だが、ライブDVDを観たり、配信ライブを観ている。)
Official髭男dismの曲で、ピアノから始まるポップな雰囲気が印象的な明るい曲といえば、私の中では「SWEET TWEET」であった。
https://youtu.be/qrtKLNTB71c
(2015年4月22日発売)
Debut Mini Album
「ラブとピースは君の中」
https://higedan.com/works/%E3%83%A9%E3%83%96%E3%81%A8%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AF%E5%90%9B%E3%81%AE%E4%B8%AD/
この曲は始まりから縦のリズムを感じさせる、楽しくポップな曲である。
筆者は
Official髭男dismのファン(ファンクラブ会員BROTHERS、STAND BY YOU)であり、ファン歴はまだ一年半である。