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Blender勉強日記_0から始めて10時間やった所感
Blenderを10時間さわったので備忘録的なのを書いておく。
やってる間につまずいた箇所や、参考にした動画・記事などざっとメモ。
熱しやすく冷めやすいので最初で最後のBlender日記になるかも。
Blenderを始めたきっかけ~ざっくりと今後の方向性、今やっていること
・きっかけ
インドアでできる趣味を増やしたかった
年の瀬あたりからTLでよく見かけていて面白そうだった
無料
・Blenderをやる目的
自分で眺めて悦に浸る
上手くなったら絵を描く時の素材にしたり配布してみたい←ここまでいくかはわからない
・想定しているステップ
①初級者向けの教本を一冊やる
②youtube他ネット上にあるチュートリアルをやる
③②と並行しながら初心者より一歩進んだ教本を1冊やる
④これまでの知識を使って、ど◯ぶつの森など比較的シンプルそうなゲーム内アイテムなどを自分でモデリングしてみる
④さらに複雑なモチーフをモデリングしてみる
今は①の段階で、使っている教本はこれ 周りもこれ買ってる
まずはこの教本のものを全部自力で作れるようになることを目指す。
1日目
『10日でBlender4入門』の課題をやる。
まずは1日目のフライパン。
書いてあるとおりにやっていくと、マテリアル設定をしようとすると上手くいかない。マテリアルプレビューにすると真っ赤になる。
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色々調べ、結局知恵袋に質問してBlenderのバージョンをマテリアルが反映されるところまで落とした。
Blender4.3→Blender4.1へ。
BlenderはPCとの相性が悪いとこういうことが起きるらしい。
バージョンダウンして無事マテリアルが反映されるようになった。
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次はレンダリング。画像とかに書き出すことかな?
これをやろうとすると、また詰まった。
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バグり散らかしたゲームでたまに見るノイズ。明らかにPCのスペック由来な気配がするこの現象の解決策がわからずここで終わり。レンダリングはできないものの、教本の1日目、2日目の課題を作って終了。大体3時間ぐらい。
PC買い替えがうっすら頭によぎり、ややモチベが落ちる。Blenderを本当に続けるかわからないのにPC買い替え(Blenderが快適に動くスペックを求めるとかなり高価なPCにする必要がある)となるとかなり勇気がいる。
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2日目
『10日でBlender4入門』の課題をやる。
3日目のカップ&ソーサー、4日目のテーブルと椅子を一気に作る。
形を作ること・マテリアルから色をつけるところまでは特に問題なく作れる。
問題のレンダリングをどうにかするために、Blenderのバージョンをさらに3.6まで落とす。
Blender4.xからBlender3.6に落とすのは、大型バージョンアップを跨いでしまい、教本もBlender4向けのものなのでかなり抵抗がある。このままBlender3.6でやるしかないのであればPCの買い替えがかなり現実的になってくる。
私のPCは7年以上使っていて、用途も同人原稿作成のためのoffice・ブラウジング・動画再生が最低限できれば良いという基準で買っていたためもともと性能は低い。Blenderの最小必要環境で要求されているグラフィックカードも積んでいなかった(オンボードの古いものが入っているだけ)。
Blender4.1もBlender3.6もレンダリングの調子は悪かったが、試行錯誤しているうちにできたタイミングがあり一気に4日分の課題をレンダリングする。
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レンダリングができる時・できない時の操作の違いを探そうとするけど上手くいかなかった。
3日目のカップ&ソーサー、4日目のテーブルと椅子をもう一度最初から作り、手に馴染ませようとする。
テーブルと椅子を作る時、テーブルの脚をミラーで複製するが、この時ミラーを実行してもなにも増えずに困った。原点をオブジェクトの中心にすることで解決したような気がする。
ここでかなり夜遅かったのでやめようとしたが、レンダリングが気になり色々試す。結果、Blender起動→撮影用スタジオを作っているファイルを開く→レンダリングプレビューモードにしてライトが反映されていればアペンドで撮影したいオブジェクト読み込む、ライトが反映していなければBlenderを再起動してやりなおせばいい、ということがわかる。
レンダリングガチャと命名し、満足して寝る。
3日目
『10日でBlender4入門』の課題をやる。
5日目のソファはマテリアルやレンダリングで詰まることもなく、本を読みながら書いてあるとおりにやって順調に作成できた。教本で確認しつつなら作れるけれど、手順が多く・難しくなっており、自分で作るにはあと何回かは作ってみる必要がある。
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次は6日目の花と花瓶を作る。本の中ではここから中級編とのことで、難しそう。
まずは花びらを1枚つくり、それを複製して花にする…という工程だったが早速つまづく。45度にずれた花びらが2枚出てこなければいけない場面で、突然球体が出てくる。
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ここは結構詰まる人が多いらしく、検索したらすぐに直し方がわかった。やっぱりメジャーな教本を使うとこういうときに助かる。
その後は順調に進み、マテリアルを設定しているとガラスの質感で透けなければいけない花瓶が全然透けなくて手が止まる。また、花びらもうっすら透ける設定をしているのにそれも反映できていない。
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ガラスの質感が上手くいかないのが気になり、YouTubeでガラスの質感を使っている簡単そうな作例を探して真似して作ってみる。
真似したのはこちら。ノードという使ったことのない機能が出てきたが見様見真似でそのままやる。一部上手くいかないところがあったが、今はガラスの質感を確認したいのでそこは飛ばす。
レンダリングエンジンをCyclesに変えたらガラスの質感がちゃんと出た。かなり嬉しい。
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これを参考に、上手くいかなかった花と花瓶もCyclesでレンダリングするとガラスの質感も花びらの透け感もきちんと反映された。花びらはちょっと透けすぎた。
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ここまでやって10時間になった。
0から始めて10時間やった所感
・粘土細工みたいな感じをイメージしていたけれどパズルっぽさがある。
・機能を理解し応用することが必要だけれど、まずどの機能で何ができるかを把握し、色々触ってみたほうがいい。
→教本通りの数値設定だけでなく、大きい数値・小さい数値を入れた変化感などを見ていくといい。
・教本や動画どおりのものが作れると達成感があるのでメンタルが落ち込んでいるときに効きそう。
・今のところ楽しいし、街中の街灯とかを見てどんな風にしたら作れるかな?と考えるようになっていい刺激になる
続けばまた日記にする。