農業法人でインターンをする方へ②
今日も農業法人でインターンシップを検討している方のための記事を書こうと思います。
農業法人でインターンシップをする際に忘れがちですが大事なことがあります。それは作業内容の事前確認です。一般的なインターンシップでは事前に簡単な仕事内容しか教えていただけないことが多いのが現状です。しかし、農作業に危険はつきもの。基本的にはインターンシップ生はトラクターをはじめとした機械は操縦させてもらう機会が無いと思いますが、農業機械以外にも農業の現場には危険が沢山潜んでいます。その危険を事前に認知しておくためには作業内容の事前確認が必須です。
私の失敗談ですが、以前レタスを栽培している農業法人でインターンシップを経験しました。その農業法人ではレタスを詰めたケースを一度に4ケースないし5ケース運んでいました。重さにして50kg~60kg程度あります。この重量を上げ下げすることは、普段農作業に従事していない方であれば至難の業だと思います。私は事前に作業内容を十分に確認していなかったため、実際にレタスの入ったケースを運ぶ際にはあまりの重さに驚き、危うくケースごと横倒しにするところでした。社員さんは無理しなくていいよとは言って下さるものの、周囲の私と年もあまり変らないような社員さんが4ケース、5ケース持っている様子を見ると、つい自分も挑戦してみたくなるものです。一度運んでみて「これはヤバい」と感じたため、それ以降は運ぶケース数を減らしました。
この時は大きな怪我につながらなかったので良かったですが、仮にケースを横倒しにしていたら怪我をしていてもおかしくありません。この様な危険が農業の現場には潜んでいます。しかし、もし私が事前に作業内容を十分に確認していればこの危険は防ぐことが出来ました。仮にインターンシップ先で重いものを持つと分かっていれば、事前に重いものの持ち方のコツを調べることができました。実際、重いものを持つときにはコツがあります。例えば、腕だけで持ち上げようとするのではなく、胸と頭で支えるとかなり楽に持ち上げることができます。この様なコツを事前に調べておけばある程度危険を防ぐことができるのではないでしょうか。
農業法人でインターンシップをされる方は是非事前に作業内容を詳しく確認してみて下さい。