稲作農家について学びたい方へ
先日、大学の他学部の知り合いが稲作農家に興味があるので、何かお薦めの本はないかと聞かれた際に紹介した本を、このnoteでも紹介します。
本でいうと、誉田哲也の「幸せの条件」がお薦めです。2015年に発売された本ですが、既にAmazonでは1円から売られています。姫川玲子シリーズで有名な誉田哲也が書いた小説で、稲作農家の生活の様子を知ることが出来ます。内容としては、会社員の女性が稲作農家に住み込みで働くというものです。元々農家とは縁もゆかりもない女性から見た稲作農家の暮らしの様子が鮮明に描かれています。私も出身が農家ではなく、これまで全国各地の農家・農業法人を回ってきたので、農家を見る視点は共通するところが多くありました。そういう意味では、農家の暮らしの様子を非農家が見たときの印象を知ることができると言った方が適切かもしれません。小説としてはあまり長くなく、一日あれば読める内容なので、気軽に読めてお薦めです。
次に本ではないのですが、「天穂のサクナヒメ」というゲームはお薦めです。あまりにもリアルな稲作の様子が描かれているということで農家の間でも話題になったようです。アメリカでは農業をテーマにしたシミュレーションゲームをはじめとした農業関連のゲームが多数発売されている一方で、日本ではこれまで農業関連のゲームは多くで回ってきませんでした。そんな中、発売された「天穂のサクナヒメ」は注目です。