東京の桜と撮り鉄

2022年3月31日 17:56

今週、東京の桜（ソメイヨシノ）はほぼ見頃を迎えました。

東京の桜（ソメイヨシノ）は、靖国神社の桜が基準となっていますが、例年思う事は靖国神社の標本木は他の東京の桜名所と比べてかなり開花が早いように思います。

特に、隅田川や上野不忍池のような水辺の桜はあきらかに開花が遅いですね。

年によっては1週間近く遅いと感じる年もあります。

今年は全体的に開花が遅かった事も関係するのか、差が少なかった（それでも、３～４日くらいの差）ように感じます。

さて、例年桜が開花すると私は日本全国各地へ桜の撮影へ出かけます。

その際、やっかいなのが、東京より西側は、ほぼ同じ頃に見頃を迎えるという事です。

そして、それぞの地域を細かく見ると、同じ地域でも見頃がかなりずれるのです。

標高が高い所は、平地に比べれば遅くなります。

同じような標高の平地でも、水辺・海辺の桜は、数日開花が遅いように思います。

なので、毎年のように各地へ出かけて撮影していても「桜の全国制覇」なんて、何年かけても達成できないのです。

そもそも「桜の全国制覇」なんて目標を掲げること自体にあまり意味がないと思うこの頃です。

さて、今年は本格的に「撮り鉄」に目覚めた事もあり、今週は東京都内各所の桜絡みの撮り鉄に励みました。

「東京の桜と撮り鉄」の情報って、検索すればそこそこヒットしますが、あまり充実しているとは感じません。

「撮り鉄」以前から、私は撮影に適した桜の木や桜並木がどこにあるかは、いろんな場所へ行くときにチェックする癖がついているので、結局はその今までチェックしていた場所を中心に回りました。

また、実際に桜が咲いてみると、チェックしていたつもりが、見落としていた桜の木が沢山ある事にも気づきます。

結局は、現場をいろいろ動き回って自分の目で確認する。これに尽きます。

Youtubeに今シーズン撮影した「東京の桜と鉄道のある風景 2022 」をアップしました。

今週は晴れの日が少なく曇りの日の映像ばかりですが、東京はビルの影も付きやすいので、東京での撮り鉄は、曇りの日でもかえって良かったと思う事もあります。

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