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理美容師、技術が上手になる為に必要なこと①

前回、前々回は上手とはや2つの目線の事を書きました。

今回は理容師、美容師の全ての技術に必要な事なので、これからカット技術を習得したい人は最後まで読んでみてください。



まず最初に大切なのは上手くカットが出来るではなく、何が上手いかを見分ける力が必要です。

それは、見る目を鍛えることです。

練習は答え合わせ

ウィッグで1つの作品を作るとします。
完成形をどれだけ具体的にイメージ出来るか?

もしイメージが出来なかったら、先輩にお願いして作品を作ってもらってください。
その時に注意点やアドバイスをもらってください。

その時に教えてもらう時に100%の力で見てください!メモなどは後から取ってください、全力でみてください!

実物を見たり、触ったり、感じた方が早いと思います。

そのカットしてもらったウィッグなどを30分ぐらいはよくみて下さい。(見る目を鍛える)

細部をみるのも忘れずに、手を入れて触った感覚やスライスを取ってみたりしてみてください。

そして、目を閉じても仕上がりがイメージ出来るぐらいまで脳裏まで叩き込んで下さい。

イメージが出来るようになったら、次は何時間かかってもいいので、イメージ通りになるまで作って下さい。

できれば先輩にみてもらいながらして下さい。
若手は基本技術がまだまだなので、小さなミスを起こしてしまう事があると思います。

小さなミスが大きなミスにつながります。
そこを先輩方に見てもらって下さい。

「この仕上がりなら合格だ!」ってぐらい完成できたら、また時間をかけてみてください。

その仕上がりを覚えるまでみてください!

一緒に寝るぐらい触れ合ってください(笑)

みる目について、カットだけじゃなく、ブローやワインディングもすべて同じです。

正確な見る目があれば、そのうち慣れて手がかってに動きます。そして、スピードも後からついてきます。


個人的な意見です。

僕自身が練習は頭を使わないといけないと思っています。

中身がない練習ほど無駄なものはないと思います。

理容師、美容師は出来るだけ賢くないといけません。
悩んでいる人ほど不幸になります。

練習は時間もお金もかけなくていいんです。
多少かかりますか、毎日何時間も、沢山の練習にかけるお金も、そんなにいらないです。

一回一回の練習の質を高めることが出来ればいいと思います。

その為の最初のステップ、見る目を鍛える

時間とお金は自分の幸せに使ってあげてください。

次回もカットが上手くなるヒントを書いていきます。

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