ラグビーから学ぶビジネスの本質

スポーツには多くの教訓が詰まっています。

その中でもラグビーは個人的に大好き！

ラグビーから人間形成や組織運営のヒントを教えてもらっています(笑)

ラグビーの5つの精神（コアバリュー）

ラグビーには「５つの精神（コアバリュー）」と呼ばれるものがあります。

「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」

このコアバリューは、
ラグビーだけでなく、
ビジネスにも応用できる普遍的な価値観です。


これらのコアバリューを理容師の視点で紐解き、組織やリーダーの在り方について考えていきます。

1. 品位（Integrity）

プロとしての誠実さが信頼を築く

ラグビーでは、どんなに激しい試合でもフェアプレーが求められます。

同様に理容師も、仕事に誠実であることが最も重要です。

例えば、髪型の提案をする際には、流行や利益優先ではなく、目の前のお客様に本当に似合うスタイルを提案する姿勢が求められます。

また、カット中の細かな配慮や、仕上がりに満足いただくための丁寧な確認が、長期的な信頼につながります。

例
「ちょっとした一言の声かけや、最後の仕上げでどれだけこだわるか。それが、お客様の心に残るこれが品位です。」

2. 情熱（Passion）

情熱が技術とサービスを磨く

ラグビー選手が情熱をもって試合に臨むように、理容師も情熱を持つことで技術が向上し、サービスが輝きを増します。

カットやシェービングは単なる作業ではなく、一つひとつに込める情熱が結果を左右します。

また、情熱を持つ理容師は自然とお客様にエネルギーを与え、居心地の良い空間を提供することができます。

その情熱は、リピーターを生み、周囲のスタッフにも良い影響を与えるでしょう。

例
「お客様が鏡を見て笑顔になる瞬間。それを思い浮かべながらハサミを動かすと、どんな仕事も楽しくなる。」

3. 結束（Solidarity）

チームワークで最高のサロン体験を提供する

ラグビーの勝利は、一人の力ではなくチーム全員の結束によって達成されます。

同じように、サロンの成功もスタッフ全員の連携があってこそ成り立ちます。

受付、シャンプー、カット、仕上げまで、それぞれの役割を全うしながらお客様に最高の体験を提供することが大切です。

また、スタッフ同士でお互いをサポートし合うことで、ミスが減り、スムーズな運営が可能になります。

例
「忙しい日ほど、スタッフ同士で声を掛け合い、助け合えるサロンは、お客様にとっても安心できる場所になる。」

4. 規律（Discipline）

基本を徹底しながら新しい挑戦を

ラグビーの規律は、選手たちが自由にプレーするための基盤です。

同じように、理容師も基本的な技術やマナーを徹底することで、お客様に安心感と信頼感を与えられます。

また、技術や流行の変化に対応するためには、日々の練習や学び続ける姿勢が必要です。

基本に忠実でありながら、新しい技術やスタイルに挑戦する規律が成長を促します。

例
「“いつも同じ”ではなく、“いつも進化している”理容師であることが、お客様に選ばれる理由になる。」

5. 尊重（Respect）

お客様と仲間への敬意がサロンを支える

ラグビーでは、相手チームや審判、観客に対する敬意が試合の根幹を支えています。

理容師も、お客様への敬意を忘れずに接することが、信頼を生む鍵です。

また、同僚や後輩、時にはライバルに対しても敬意を持つことが、サロン全体の雰囲気を良くし、スタッフ全員が成長できる環境を作ります。

例
「お客様の“理想”を尊重することが、理容師としての第一歩。そのうえでプロとして提案できる自信が大事です。」

まとめ

ビジネスシーンでは、個人のスキルや成果だけでなく、チーム全体の結束力や規律、そして他者を尊重する姿勢が成功の鍵を握ると言えます。

私たちも、ラグビーの精神を自らの仕事に取り入れ、品位ある行動、情熱を持った働き方、仲間との結束を大切にしながら、日々の課題に取り組んでいきましょう！

そうすることで、ビジネスの場でも

「One Team」を実現し、

共に成長できる組織を築けるはず！