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Salesforce活用術:基本から事例まで徹底解説

こんにちは、チャーリーです。
普段はサラリーマンをしながらTikTokで就活情報、転職情報を発信しています。今後はTikTokでの発信に加え、noteでもちょこちょこ情報を発信していく予定です。

「Salesforceってどんなことができるの?」と気になっている方、いませんか?Salesforce(セールスフォース)は、営業やマーケティング、カスタマーサポートなど、企業と顧客をつなぐ業務を強力にサポートしてくれるクラウドベースのCRM(顧客関係管理)プラットフォームです。

たとえば、「顧客情報を一箇所にまとめたい」「営業プロセスをもっと効率的にしたい」「データを活用した意思決定をしたい」…そんな課題を解決するための機能がギュッと詰まっています。

この記事では、Salesforceをどのように活用できるのか、そのポイントを具体的にご紹介していきます!

1. 営業活動の効率化

Salesforceは営業チームが顧客とのやり取りを追跡し、商談の進捗を管理するために非常に役立ちます。例えば、営業活動を可視化し、商談の状況や案件の詳細をリアルタイムで把握することができます。これにより、営業チームは次に何をすべきか、どの案件に注力すべきかを効率的に判断できます。

  • リード管理: 新規顧客や潜在顧客の情報を記録し、追跡することで営業活動を最適化します。

  • 商談管理: 商談の進捗を追跡し、チャンスを逃さずに対応できます。

事例:三菱電機
三菱電機は、デジタルマーケティングの基盤としてAccount EngagementSales Cloudを採用し、運用を内製化されております。また、代理店との情報連携にはExperience Cloudを活用しています。
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2. マーケティングオートメーション

Salesforceはマーケティング活動を自動化する機能も提供しています。これにより、リードの育成やキャンペーンの効果測定を効率的に行うことができます。

  • Emailキャンペーンの自動化: メールの送信タイミングや内容を自動で調整し、顧客に適切なメッセージを届けます。

  • ターゲティングとパーソナライズ: 顧客の過去の行動や購買履歴を元に、適切なオファーを提示します。

事例:JR西日本
西日本旅客鉄道株式会社は、グループ内の各事業が独自に顧客データを管理していたがSalesforceを導入し、従来の移動を軸としたモビリティ事業に加えて、生活サービス全般に関する顧客体験の再構築を実現しています。
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3. カスタマーサポートの強化

Salesforceは、カスタマーサービス部門の強化にも役立ちます。顧客からの問い合わせを追跡し、サポートチームが迅速に対応できるようにします。

  • ケース管理: 顧客からの問題や問い合わせをケースとして登録し、サポートチームが適切に対応します。

  • ナレッジベース: 顧客が自己解決できるように、FAQや問題解決の手順をナレッジベースとして提供できます。

事例:サンドラッグ
サンドラッグは、問い合わせ対応や問診のやり取りをService Cloudで一元管理し、Experience Cloudを使って問い合わせサイトやMyPage、ファンコミュニティサイトを実現しました。また、MuleSoftを活用してECサイトの短期間開発に寄与しています。
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4. データ分析とレポート作成

Salesforceは豊富なデータ分析機能を提供しており、営業活動、マーケティングキャンペーン、カスタマーサポートなどの成果をリアルタイムで追跡・分析できます。

  • ダッシュボード: 営業チームやマーケティング部門に対して、重要な指標(KPI)を可視化し、意思決定を支援します。

  • カスタムレポート: 特定のビジネスニーズに合わせて、詳細なレポートを作成できます。

事例:KDDI
KDDIは、Salesforce Marketing CloudData Cloudを採用し、顧客データを一元的に蓄積。そのデータを基に、大量の施策を迅速に実施し、分析プロセスを高速化しました。
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5. アプリケーションの統合

Salesforceはさまざまなサードパーティ製アプリケーションと統合できるため、既存の業務ツールやデータソースをSalesforceに統合して、さらに効率化できます。

  • ERPシステムとの統合: 財務や在庫管理システムと連携することで、営業活動と業務全体のデータを一元化できます。

  • 連携ツール: SlackやGoogle Workspaceなどのツールとも統合でき、コミュニケーションやコラボレーションが円滑になります。

事例:大林組
大林組は、営業見積もりから着工、竣工、アフターサービスまで一貫して定型業務を遂行するシステムを構築しました。このシステムにSalesforceを基盤として、デジタル業務基盤を活用されてます。
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6. AIによる予測分析

Salesforceには、AI(人工知能)を活用した機能が搭載されており、営業活動の予測や顧客の行動パターンを予測することができます。

  • Einstein Analytics: SalesforceのAI機能「Einstein」を使うことで、顧客の行動を予測し、次のアクションを提案してくれます。

事例:富士通
富士通は、Salesforceのカスタマーサービス向け生成AI「Einstein for Service」を採用しました。
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7. 学習とスキルアップ:Trailheadの活用

SalesforceのTrailheadは、初心者から上級者まで幅広いユーザーがスキルを学べる無料の学習プラットフォームです。 Trailhead公式サイト

  • モジュール形式の学習: 必要なトピックを選んで学べるため、柔軟にスキルアップが可能です。

  • 実践的なトレーニング: ハンズオン環境で実際にSalesforceを操作しながら学習できます。

  • 認定資格: Trailheadでの学習を通じて、Salesforce認定資格の取得を目指せます。これにより、自身のスキルを公式に証明し、キャリアアップに繋げることができます。
    ※ご参考までに過去問対策のブログも投稿しております。

終わりに

Salesforceは、営業やマーケティング、カスタマーサポートなど、さまざまな業務を効率化し、チーム全体でのコラボレーションを強化するための頼れるツールです。また、Trailheadを通じて知識やスキルを磨きながら、自分たちのペースで活用範囲を広げていくこともできます。

「何から始めればいいか」「どうやって使いこなせばいいか」といった疑問を解決しながら、少しずつSalesforceを使いこなしていきましょう。日々の業務に役立つヒントが見つかれば幸いです!


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