クロード・モネ 〜印象・日の出〜
モネと言えば、『睡蓮』シリーズですよね^^
ミュージアムショップではなくても、
『睡蓮』関係のグッズをよく見かけますよね〜。
ノートや付箋、サブバッグなどを持っている方を見かけたことがあります。
それくらい、認知度が高い印象派の画家です。
印象派
この『印象派』という名前のもとになったとされる作品がこちらです。
↓
(図録より)
フランスの港、ル・アーヴルの早朝の風景です。
この作品は 発表の段階では、『未完、描きかけ』などと多くの批判をあびたと言います。
大づかみなタッチやスケッチのような段階と言われたこの作品は、洗練されていない!と酷評を受けました。
『印象』という名前は、初めは嘲笑するために使われていましたが、まもなく認められてきました(よかった〜)。
風刺新聞である『シャリヴァリ』に、その酷評記事が出た後
モネなどの若い画家たちに好意を持つ批評家さんが
『印象派という新しい概念を作るべきではないか!彼らは風景を描写するのではなく、彼らが受けた印象を描き出すという意味での印象派でないだろうか!!』と言ったそうなんです。
その意見に賛同する人々が現れ、一気に人気になり、
印象派・印象主義という確固たる絵画の流れができたそうです。
この作品がなかったら、全然違う絵画の時代があったかもしれないですよね。う〜ん、感慨深いです^^
たくさんあるモネの人気作品。以下は実際に目にできますよ♫
睡蓮 : ポーラ美術館
(現在Bunkamuraザ・ミュージアム ポーラ美術館コレクション展 開催中)
(図録より)
黄昏、ヴェネツィア : アーティゾン美術館
(ポストカードより)
モネの魅力のひとつは、なんと言っても色合い!
実際に鑑賞できる美術館に行ってみて、モネの世界を存分に味わってみてください。
日本人にとても人気の高い印象派♡
印象派の画家たちは、日本の美術(浮世絵)に多大な影響を受けていたと言いますよね。
その目線で印象派作品を鑑賞するのも、楽しいかもしれません^^♪
まだまだ見たことがないモネ作品は多くあるので、画集でも楽しんでみようと思います^^/