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鳳虹庵日記 53

2012年05月19日

鶴と亀が統べった・・・

21日の金環日食の報道は毎日のようにテレビで流れていますね。
よほど重要な意味を持っているのでしょうか・・・?
今週は、太陽上でも1476黒点というモンスター級の黒点が地球の方を向いておりXクラスのフレアを危惧されておりましたが、さほど問題はなく裏側に回りました。
そんな矢先にスーパーフレアの可能性のニュースが流れていました。
それでも、5月17日に起こったMクラスのフレアによるGLEが発生しております。
これは、太陽高エネルギー粒子による宇宙線の観測値が地上で増加されたそうです。2006年12月以来だそうです。
よくわかりませんが、影響があったのでしょうね。

そのせいかわかりませんが今週は、酷いときは頭痛が起きるくらいコリが酷かったです。
偶然かもしれませんが、僕は太陽活動の激しいときに独特のコリが起こります。


そんな中、12日の放浪記では孔雀に出会い、なんか鳥が来ているな・・・と思っていたら、
木曜日の朝は、通勤中、真っ赤な顔をした雉を見ました。
雉は日本の国鳥です。
そして、昨日の金曜日は自転車通勤をしている頭上を、紐のようなものを捕まえた鳶が飛んでいきました。
鳶は毎日見ているのですが、ナガモノ(おそらく蛇)を捕まえて飛んでいるのは初めてです。

古代アステカ文明の首都、テノチティトランは蛇を咥えた鷲がサボテンにとまっている地を首都にすべしと予言がなされた場所です。
アステカの神、ケツァルコアトルは「羽の生えた蛇」という意味だそうです。

蛇と鳥の関係は、とても深い意味がありそうです。
そのことは、以前のブログで「霊鳥/聖龍」に書いたことがあります。


だから、蛇を捕まえた鳶が飛んできたとき、凄く象徴的なものを感じたのです。
鳥は、太陽(日神)のシンボルで、蛇は水(水神)のシンボルです。
日と水で日水(ヒミツ=秘密)
これは、日と月に置き換えることもできます。
日食は日と月の会合です。
今年は、金環日食。ケツァルコアトルは金星の神とも言われています。
6月6日には、太陽の前を金星が横切る現象があるのも興味深いです。

今、気付いたのですが、ケツァルコアトルは火葬された灰が何羽もの美しい鳥になって虹の彼方の飛び去ったそうです・・・
これってフェニックス(凰)とですね・・・鳳虹庵に通じちゃいますね。。。


僕は以前より京都の町は人体に模していると書いてきました。
そして、この構造は古代メキシコのテオティアワカンの太陽と月のピラミッドと同じだと。
月のピラミッドは頭部に位置し、太陽のピラミッドは心臓部に位置します。
中央には死者の大通りと呼ばれる背骨が走ります。
平安京ではそれが朱雀大通りです。
平安京の原型は、唐の都ですが、
古来より洋の東西を問わず天と地と人の関係を重視したのだと思います。
それから、京という字は京都の府章や市章に見えるように図案化すると六芒星のようにも見えますね。
六芒星は二つの三角形を組合した形です。


朱雀放浪記では、その平安京の人工的な頭(大極殿)と心(隼神社)をつなぐ旅をしました。
今度は、その器となった京の自然の頭(船岡山)と心(神泉苑)をつなぐ旅をしようと思います。
当初は、21日の日食の日を考えましたが、1日ずれたので22日に決行します。

あくまで、僕の妄想世界の話です・・・


日(鳥)と月(水:蛇)の結合されたケツアルコアトルは、
やがて焼かれ、灰の中から不死鳥のごとく蘇るのでしょうか・・・
それが、イエスの復活、アマテラスの岩戸開きになるのでしょうか・・・

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