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鳳虹庵日記 40

2012年02月23日

月の砂漠・・・

今日は、暖かい雨が降っていました。
さすがに3月も近いとなると暖かい日も増えてきます。
そろそろ梅の蕾も膨らんできて、
開花の時期が楽しみです。

今朝JRの駅に梅見のチラシがあって、手にすると
奈良の月ヶ瀬の梅林でした。
月ヶ瀬は、木津から伊賀上野に抜ける道中にあります。
昨年、訪れた弥勒信仰の笠置より少し伊賀方面に位置します。

この辺りは、巨石の道なのかもしれないと思うほど、
そんな遺跡があるようです。


さて、月ヶ瀬のチラシを手にしながら、
気になったのは、意識が向いたのは月でした。

全然、梅とは違う話で、
今年は辰年ですが、
辰の字から、イメージするのは、
僕の場合、龍ではなくて、月なのです。

辰はタツと読みますが、シンとも読みます。
そういえば、龍の字の中にも月がありますね・・・

シンというと、シュメールでは月神の名称だそうです。
中国では、これに辰の字をあてがい、
辰は、最高神の三日月のことであり、赤を意味するそうです。

発辰さんのある住吉大社の僕のイメージは、
「海と月と帆立船」でした。

天照とは、
昼は太陽でも夜は月です。
おそらく、両者あってのアマテラスなのだと思います。

海を航海する海人族にとって、
おそらく昼の太陽よりも
夜に輝く月の明かりのほうが貴重だったと思います。
星も然りです。
古代アラビア系では、月神が最高神で、
その妻が太陽神、子が金星だそうです。

また、これは海だけでなく、
夜の砂漠でも同じだと思います。
なんとなく、
砂漠を旅するキャラバン隊をイメージします。
そんな旅人は、月神に何を祈ったのでしょうか・・・


あくまで、僕のイメージの話です。
同じように、ユダヤと聞いて石をイメージします。
おそらく、ダイヤからのイメージでしょうか・・・
しかし、中国の景教文献には、
ユダヤ人を石人と書き、
ユダヤの国を石国と表しているそうです。
だから、石神は、ユダヤの神となるということです。

そうすると・・・
石神(シャクジン)もユダヤ神の可能性があるのだろうか・・・
シャクジンといえば、少彦名もそうだとか・・・
ありうるかもしれません。

そうすると、石上神宮も関係しそうです。
石上は、イソノカミと読みますから。
磯(イソ)も関係してるかもしれません。

阿曇磯良(アズミノイソラ)の
イソラは、イソラ・エル(イスラエル)で
エルは、エル・シャダイのエルで神を意味します。
だから、イソラ神=イスラエル?
そんなことも考えてしまいます。
磯良神と住吉大神は関係があります。

西から、大陸を移動してきた月の民は東の島へ辿りついたのでしょうか・・・

月といえば、兎ですが、
住吉大社の使いが兎なのも意味がありそうです。

三河には、月読命を祀る菟頭神社と、
徐福伝説の残る 菟足神社 があるのも興味を引きます。


地球の砂漠には、ウサギはいないでしょうが、
月の砂漠には、ウサギがいそうです。

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