昂元庵日記ランダム 2
2013年04月21日
【妄想譚】お市の死と兄妹の想い
余呉巡礼の際の記録ですが、
あちらでは、ちょっと書きにくいことなので、こちらに妄想譚として記録しておきます。
それは、彼女の身に起こったある事象が、何かを伝えたいのなら、
それを表に出す必要があると感じたからです。
ただ、ここに書いたとして、それがどうなるものなのかはわかりませんし、作用するものかどうかもわかりません。
妄想で終わる可能性も大きいです。
僕には、霊能力も霊的知識もありませんので・・・・
巡礼の当事者として記録するだけです。
その日の巡礼の最後の参拝が終わると彼女は、
背中の痛みを訴えだしました。
ちょうど背骨の少し左横あたり、心臓の裏あたりでしょうか。
彼女は、憑依体質で、何かの現象が身に起こることがあります。
そこの何かの訴えとか、名前などの文字の力か、血に関する作用からか・・・
その原因を理解するために起こることがあるようです。
僕は、あまりそういったことに関心もなく、
良く解らないというのが正直なところなので、
その時は深く考えませんでした。
考えても正しい答えを導き出す能力を持ち合わせていませんので。
しかし、今回の巡礼地が賤ヶ岳の麓であり、
そこは、柴田勝家が自害においつめられた戦場だったため、
もしかすると、その力が作用したのかも・・・という思いが芽生えました。
当時、柴田勝家の妻は、織田信長の妹であるお市の方でした。
お市は、勝家と共に、北ノ庄城で自害しています。
その詳しい様子は記録が残っていないようですが、
HNK大河ドラマ「江」では、
切腹した後、勝家に介錯をされたように描かれていたそうです。
しかし、武将でないお市に切腹はなく、
当時の自害の仕方は、首に刃をたて頚動脈を切るという方法だったようです。
あるいは、勝家がお市他を手にかけて、直後切腹して果てたという話もあるようです。
僕は、おそらく勝家がお市を殺して自害したと思います。
その方法は、女性の顔やその付近に傷を付けるのではなく、
心臓を突いたのではないか?と思います。
それも、恐怖をやわらげるために、後ろから心臓を突いたのでは。と思えるのです。
彼女の背中の痛みは、その霊症なのか・・・
初めて、彼女の写真を見たとき、
最初に姫のイメージが浮かびました。
それは、弥生時代か卑弥呼の時代か、そんな感じです。
今、思うと新羅かもしれません。
その後、思いついたのは、お市のことでした。
もう、2年位前のことでしょうか。
誤解無きように言っておきますが、
僕は、過去世とか、リーディングとか、そんなことを見る能力はありませんから。
ただの勝手なイメージです。
その事を伝えると、柴田さんという仲の良い友達がいるよ。
と答えていました。
今、彼女は五男の母です。
お市は三女の母でした。
そんなことも連想の理由にあったのかもしれません。
最近、平九郎さんのブログの影響で、
第六天魔王のことが気になりました。
信長は、第六天魔王と名乗りました。
第六天魔王は、仏教の天敵ですが、
中世あたりは、天照以前の日本の地神だと考えられていました。
因みに、イザナギ・イザナミは、天照のほか、月読、スサノオとエビスの四神を生んだと伝えられ、月読とは、丹生都姫と同神だと考えられていました。
そんなこともあり、
僕は、信長を討った明智光秀贔屓なのですが、
信長を見直す必要があるな・・・と考えていた矢先でした。
菅山寺の帰り、大水別神社参道と書かれた表示があったので、
車を降りて、その道を進みました。
山道を分け入るのですが、
神社らしいものどころか、鳥居も見えず、
ひたすらハイキング道のような道が続いています。
時折、後ろを振り返って彼女を見ると、
韓国ドラマに出てくる新羅の衣装が浮かんできました。
きっと、その衣装が似合うなという程度の印象です。
結局、山を下り始めたので、諦めて引き返しました。
もしかすると二人で山を歩く事に意味があったのかもしれません。
今回の巡礼には、天女が一つのテーマでした。
かねてより、天女のイメージと朝鮮の衣装とのイメージが重なっていたので、
天女とは、朝鮮の姫のことなのかも・・・というインスピレーションが起きました。
その少し前、菅山寺の龍が住んでいそうな神秘的な池では、
天女と人魚が関係ありそう。と彼女が言っていました。
僕は、昔見た夢の話しをしました。
豊玉彦と豊玉姫の話です。
『20歳前後の女性は、豊玉姫といいます。
少しおてんばの女性は、
それを見守る兄には、危なかしくって、しかりつけてやりたくなります。
豊玉姫の兄は、豊玉彦と言います。
神話では、豊玉彦と豊玉姫は親子として語られていますが、
夢のなかでは、兄弟でした。
僕は、豊玉彦の目線でその光景を見ていました。』
今年の1月23日の記録です。
会社で昼寝をしている時に見えたビジョンです。
『海岸というか、崖なのですが、
緑色の草に覆われた、綺麗な崖っぷちには、
妹である若い女性とその恋人のような男性が戯れています。
崖から落ちれば危険ではあるのですが、
女性は、人魚でもあるので溺れることはないようです。』
多分、アトランティス時代の話のように思えました。
巡礼中、山道を歩き、後ろを振り返ると
なんとなく彼女が妹のような気がしていました。
今回の巡礼の裏に、なにか兄妹の想いというものが隠れていたのかもしれません。
その想いが、僕達に関係しているのか、その土地に纏わる誰かの想いなのかはわかりませんが。
意味があるのかどうか、わかりませんが、
とりあえず記録しておきます。