東側と西側
どうもこんにちは、栗山喬@age_cox です。昨日まで提出だった申請書は何とか間に合いまして、あとは審査待ち。個展とプロポーザル以外のタスクをサクサク終わらせないと。
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忘れないうちに、東京出張で見てきたものも少しずつ書いていきますね。今回は泊まったのが東京の東側ということで、写真展以外にもそちら側ので面白そうな場所も何箇所か行ってみました。その一つが「すみだ北斎美術館」です。
展示は撮影禁止なので撮れた写真は数枚ですが、雰囲気としてはこんな感じの場所です。建築はそこまで大きくないですがスマートな感じで、日差しもたくさん入る居心地よい場所でした。開館から30分ぐらいの時間に着きましたが、すでに外国人観光客の方達がたくさん来ていて賑わってましたよ。
いまの時期は、富士山を中心とした山岳絵の企画展をやってました。描かれている風景の構図が勉強になって面白かったんですが、それよりも面白かったのは櫛職人のために書いた図柄集でした。
櫛にこんな絵を描いたら良いよ、という図柄集なんですが、植物から風景から様々な図柄のパターンが櫛の上に描いてあって、それが1冊全部がそれだけ描かれてるので数十パターンもあるんですよ。何ともマニアックなんですが、北斎が書き込んだ熱量を感じて刺激を受けました。
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写真展はどちらかというと東京の西側、新宿や渋谷であたりが会場だったので、3日間の滞在では東側→西側の移動が多かったです。
今から10年ほど前、東京に住んでた頃は生活圏が練馬から新宿にかけての東京の西側で生活が完結していたので、なんか東側の風景は新鮮でしたね。あの頃は1日12-16時間ぐらい働いてたので、観光したり遠出する余裕なかったので、自分にとっての東京は新宿周辺のイメージです。
対して東側は江戸文化というか伝統的な雰囲気を感じる場所が多くて良いですね。バスに揺られて移動してたら、九州とあんまり雰囲気変わらないような場所もあるし。下町とその周辺の住宅地なんでしょうか。
で、その街並みの隙間からみえるスカイツリーも対照的な洗練された雰囲気が逆になんかマッチしてるんですよね。何とも表現しにくいですけど、妙に心地よい感じ。東京時代に東側で生活してれば、もしかしたら今でも東京で働き続けてたかもしれないですね。
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