RRS L字ブラケット レビュー for NIKON Z6 022
note書き始めて22個目の記事となりました。
三日坊主ですぐに辞めるかと思ったけど意外とやりたいことがあるんだな と我ながら感心してます。
こん〇〇は。あんぱんです。
今回はブロガーならば一度はやるであろうガジェットを紹介するという定番なやつをやってみたいと思います。
やっってくぜ!(←知ってますか?ガジェット好きなら知ってますよね?)
一回やってみたかったんですよねぇ~こういうの。
ガジェット?
そもそも最近よく聞くガジェットとはなんだ?ってことで少し調べてみました。
英語であり「gadget」と書く
Wikipedia(一部抜粋)
ガジェット (電子機器) - デジタル家庭電化製品のうち、デジタルカメラや携帯電話、携帯ゲーム機など、目新しい小型の電子機器。
デジタル大辞泉
《「ギャジット」「ガゼット」とも》
1 ちょっとした小物。気のきいた小道具。
2 アプリケーションソフトやデスクトップ上で動作する小規模なソフトウエア。デスクトップ上に表示できる時計やカレンダー、天気予報、占いなど、気のきいたソフトのこと。ウィジェット(widget)。アクセサリーソフト。
らしいです。そのほかにも
「目新しい道具」「面白い小物」「携帯用の電子機器」「人目を引く」「気の利いた」「ユニークな機能を持つ」
ともあります。
端的に解釈すると便利な補器ですな。
そんなこんなで
今回紹介するのはコレだ!
《RRS》
・NIKON Z7 MODULAR PLATES
・BI-DIRECTIONAL PLATE FOR QUICK-DETACH STRAP SWIVEL(BQDS)
の二点です。
〈質実剛健 NIKON Z7 MODULAR PLATES〉
L型ブラケットって言われるものですね。
Z7となってますが、躯体が同じなのでZ6にも付きます。
そもそもこいつは何をするものか?というと
・三脚などにカメラを設置するためのアダプタで規格はアルカスイス互換
・縦位置の構図に素早く切り替えが可能
・QDシステム実装
QDシステムは後から説明するとして、とりあえず外観から
質実剛健です。
たぶんアルミ製で、作りはしっかりしてます。
専用設計でプレートがくるくる回ってしまうことはありません。
サイドにケーブルを差し込んだ状態で縦位置運用が可能です。
プレートには縦横ともに溝が切ってあり、アルカスイス互換となっており、設置が簡単かつ縦横の切り替えが容易です。
レンチが固定携帯できる小粋な設計
ここと
ここに
磁石が内蔵されていてレンチがパチっと取り付けられます。
落としそうですが・・・
この磁石、何か応用できないかと思案中です。
小指余る問題、解決します
グリップが延長される感じになるのでZ6で小指が余ってしまう状態は軽減され、重いレンズを付けた時のホールド感はかなり上がります。
この辺りは好みでしょうけど、小指が余っちゃうの気になる人はいるはずです。
バッテリーの挿入口もふさがれないのでプレート装着状態でバッテリー交換も可能となっています。
底面に三脚用のネジ穴が開いてるので
プレート外さなくても、三脚等をつけることもできます。
隣の大きめの穴は後で説明しますが、このプレート最大の特徴といっても過言ではないQDソケットです。
純正のようなストラップを通す事ができるホールもあり、色々とできそうな感じがたまらない、妄想が膨らむ仕様となっております。
単体重量は133g
元々が軽量コンパクトなZ6なので付けていても気になりません。
軽いので常時装着でもいいかも。カメラ底面の傷も防げますし。
ちなみに簡素な超軽量バージョンもあります。
単体重量は74g
縦位置のバーは伸び縮みしません。
バッテリー部分のグリップがありません。
レンチも固定できません。横位置のQDソケットありません。
でも軽いです。常時つけておくならこちらが良いですね。
そしてこちらが
〈BI-DIRECTIONAL PLATE FOR QUICK-DETACH STRAP SWIVEL(BQDS)〉
先ほどのL字ブラケットからQDソケットとアルカスイス互換という機能だけを残したコンパクトな汎用プレートですね。
ここにもQDソケットがついてるのがキモです。
サイズは
38×38×16ミリ
質量は
44g
コンパクトで汎用性の高い形状とQDシステムが便利すぎ
レンズの脚や
FTZに
正方形なのでどちら向きでもアルカスイス雲台に装着が可能です。
また、少し出っ張った部分があるので、プレートがくるくる回ってしまったりすることがありません。
カメラ本体にも取り付けはできますが、液晶が完全に閉じません。
→D500 Z6 は液晶が出っ張りに若干干渉します。
けどまぁ全然気にならないレベルです。気にしなければ使えます。
ちゃんとつくかどうかはカメラによりますね。
FTZに装着した状態でレンズ交換が可能
(カメラ+Lブラケット)+(FTZ+BQDS)
両方装着した状態でFTZが付け替えできます。干渉しません。
ZマウントレンズとFマウントレンズを交換しながら使う場合も便利です。
QD(Quick Disconnect)システムとは?
上で少し書きましたが、QD(Quick Disconnect)システムという機構がこの二つの物には実装されています。
簡単に言うとマグプルという会社が開発したライフルなどを携帯するときに使うスリング用(ストラップ)のシステムです。
このRRSのプレートはこれをカメラ機材に使えるようにした商品です。
このパーツを(これはマグプル社製)
真ん中のボタンを押しながら穴に差し込みます
ベアリングがソケットの中の溝にはまって落ちないようになります。
最初は不安でしたが、約一年間の使用で脱落したことはありません。
そもそもライフルをぶら下げるものなので、カメラくらいではびくともしません。
QD使用例
カメラ+ブラケットで
FTZに
Fマウントの重いレンズをFTZでぶら下げることで、カメラ本体のマウントの負担軽減が期待できます。
長物+レフ機でも安心感があります。
カメラ本体にストラップを付けて、こういう大型のレンズをぶら下げて運用するのはマウントに負担がかかりそうで嫌ですが、これなら大丈夫でしょう。
RRS導入のメリット
このRRSのプレートの最大の利点は三脚運用時のアダプタとストラップ脱着機能がこれ一個で完結する という点
ほかにも
雲台のクイックシューなどが会社ごとに独自規格で互換性が無いため雲台や三脚選びに制限がかかる
→今主流のアルカスイス互換で幅広い製品選択が可能
QDシステムでストラップの脱着アダプタ(ピークデザインとかジェットグライドとか)の規格の縛りにとらわれない
→ストラップを簡単に交換でき、脱着も簡単。複数のストラップを使い分けできる
これで装備周りの悩みがかなり解消されます。
以前はストラップも純正使ってみたりジェットグライド使ってみたり速写ストラップ使ってみたりと右往左往。
ここに至るまで長い長い道のりと、沼を乗り越えてきました・・・
以前はこれを使っていました。
速写ストラップのアタッチメントを応用していました。
これはこれでストラップも簡単に外せて良いのですが
取り付けるための金具が出っ張るのでカメラを置いたときに超不安定になるのと、ねじ穴を占有するため三脚使用時にいちいち外さなくてはならないというデメリットを抱えていました。
色々調べていたところ、RRSとフュージョンプレートが物欲センサーに反応したのです。
なんせミルスペックとか軍用という響きには弱い私。
↓フュージョンプレートはコチラです↓
つうかアマゾン高い・・・
こちらは良心的
以下、箇条書きで良いトコロをまとめます。
RRSプレートまとめ
◎最近主流のアルカスイス互換で各社のプレート規格に縛られない
◎三脚運用時のプレートとストラップ脱着機能がこれ一個で完結する
◎ミラーレスカメラなら常時装着でも気にならない軽さ
QDシステムまとめ
◎ストラップを簡単に外せる
◎ストラップが簡単に変更できる
◎複数のストラップを使い分けできる
◎重い機材の携帯性が向上
◎ライフル用のため、重い機材の携行時の安心感がある
◎速写ストラップとの親和性が高く、かつストラップの脱着が既存のものより容易
使っていて欠点になるようなものは見当たりませんが
あえて言うなら
システム全般の値段が高いところ・・・
いかがでしたか?
給付金も出ますしちょっと奮発して、次のお出かけの楽しみにしてみては?