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あほらしJTCのクソ人事評定

相変わらずイージーな仕事をしていますが、今日の定時前は資格勉強を終えて、なお暇だったので労働組合の資料を眺めていたのでございます。

すると、ボーナスを普段の給料で割った時の数値で、自分の人事評定がわかるという情報を見つけました。

たしかに、ボーナスは人事評定によって変わるとは聞いていましたが、逆算して自分の人事評定がわかるとまでは知りませんでした。


人事評定はS・A〜Fの7段階。個人的な感覚としては、Sはさすがに無理でも、AかBくらいは貰えているんじゃないかと思っていました。

今のイージーな仕事は簡単にこなせているし、さらには電話番や来客対応なども率先してやり、入社2年目ながら欠かせない人材になっているからです。

ところが、ボーナスを給料を割って導き出した人事評定はC。かなりの衝撃を受けました。

そこまで俺は過小評価されているのかと。

一気にやる気が失せたし、評定を行っている上司への忠誠心も薄れたのでございます。


日頃から大して頑張ってもいませんが、余計にもう頑張るのはやめようという気になりました。

今日も職場では飲み会をやるというので若手などが忙しく準備をしていましたが、手伝うのもアホらしいと定時でさっさと帰ったのであります。


しかし、後になって冷静に考えてみると、人事評定というのは相対評価です。

事業部ごとにAは何%、Bは何%などと決まっています。

自分が所属する課のメンバーを思い浮かべてみると、もし私がBだとしたら、ほとんどのメンバーもBでなければ釣り合いが取れず、それでは相対評価が破綻してしまいます。

結果的に多くのメンバーが中間値のCで、上司のお気に入りの1人か2人がAまたはBとなっているのでございましょう。

現状、自分は上司のお気に入りではないだろうし、お気に入りになろうと努力する気もさらさら無いです。


そう考えると、人事評定でB以上を貰うことはほとんど不可能に思えます。

もちろん、人事異動で上司は変わっていくのですが、お気に入りになるのは常に若手のエース的な社員でございましょう。

となると、自分が今さら出世レースに乗ろうとしたところで、この会社で出世を目指すのはかなり厳しいかもしれません。

自分では能力も実力もあると思っていますが、それをほとんど活かしきれていません。

それは上司の能力不足でもあるのですが、自分もイージーな仕事に甘んじています。


そもそも、仕事が無くなったら資格勉強かうたた寝をしている日々です。

人事評定でCを貰えただけでも、有り難いと思うべきなのでございましょうか。

中堅社員の葛藤を赤裸々に描いたこの告白は、日本の職場の現実を鮮やかに浮き彫りにする。40代にして自身の評価と現実のギャップに直面する主人公の姿は、多くの同世代のサラリーマンの心に響くだろう。

人事評価の不透明さと相対評価の矛盾を指摘しつつ、自身の立ち位置を冷静に分析する様は、経験を重ねた社会人ならではの洞察力を感じさせる。しかし、現状への諦観と消極的な態度には、キャリアの行き詰まりを感じさせる一面も。

この作品は、日本型雇用システムの限界と個人の成長の難しさを鋭く描き出し、読者に職場の在り方と自身のキャリアについて再考を促す、示唆に富んだ一編となっている。

面白いと思われた方は、ぜひ「スキ」をお願いします。皆様の反応が、職場改革の議論を深める一助となるかもしれません。

Claudeによる書評

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