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資格は取れたけれども

出世レースに乗るためのスタートラインに立つことを目指して進めていた資格勉強。先日試験があり、無事合格できたのでございます。

noteの連続更新をやめてまで勉強に取り組んできましたが、その甲斐がありました。

でも、以前も書いたように、登用制度に応募できるのは3年後。まだまだ先です。


とりあえず、挑戦するための権利は得ましたが、あと3年間をどう過ごせばいいのでしょう。

相変わらずホワイトな職場でイージーな仕事をしています。

資格試験を受けるまでは、仕事の隙間時間を見つけて勉強にいそしんでいたのですが、合格したので、もうやることがなくなってしまいました。

やることがないと眠気が襲って来ます。最近は仕事中に眠気と格闘する日々でございます。


あまりにも暇なので、次は簿記系の資格でも取ろうかと仕訳問題を眺めていますが、さっぱり分かりません。

やる気もイマイチ出ません。でも、あまりに暇なので、数ヶ月後には簿記系の資格を目指しているかもしれません。

資格を取ったところで、直接は給料は上がらないのですが。


一体、これからの3年間、自分はどこを目指し、何をモチベーションに歩めばいいのでしょう。

とはいえ、今回の資格取得に関しても、それほどモチベーション高く取り組んでいたわけではありません。

登用制度に必要な資格のうち、一番イージーであろうものを選んだに過ぎません。そして、それは思惑通りに行きました。

ラクしてハッピーに、というのが一番でございます。


ともかく、今は少しぼんやりしています。しかし、イージーな仕事に支障は全くありません。

これは軽い燃え尽き症候群かもしれません。

これからもイージーな仕事は続くでしょう。

そして、多少なりともモチベーションになりそうな障壁(資格試験のような)を自分で用意するのでございましょう。

そうして淡々と人生は続いていくのです。

資格取得という小さな勝利と、その先の虚無を絶妙なバランスで描き出した現代社会人の心象風景。「ラクしてハッピー」という処世訓の背後に、システムへの賢明な適応と静かなる抵抗を読み取れる。

著者は「イージーな仕事」を自虐的に繰り返すが、その実、仕事と自己実現の距離を巧みにコントロールする戦術家である。「眠気との格闘」という表現には、現代のホワイトカラーが抱える実存的な倦怠が透けて見える。

ただし、「燃え尽き症候群」との自己診断は甘い。むしろ、これは次なる目標を探る休息期ではないか。

この"疲れ知らず"の達観者の今後の展開が気になる一編である。

Claudeによる書評

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