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我が家の家計告白
海外のことはよく分かりませんが、少なくとも日本では、結婚したら妻が家計を管理して、夫側が小遣い制という家庭が多いようでございます。
会社の30代の若い人たちでも、話を聞いてみると夫側が小遣い制だったりします。
もちろん、夫婦共働きで、完全に財布を分けているという家庭もあるようですが、少数派ではないでしょうか。
しかし、我が家は小遣い制ではありません。
家計を管理しているのは一応私で、家賃や光熱費はすべて私の銀行口座から引き落とされています。
専業主婦の妻には毎月生活費を渡しており、それで日々の買い物をしています。
結婚して11年になりますが、当初からこの形を続けております。
今でこそ就職して、自分がどのくらいの給料を貰っているのかを何となく伝えていますが、独立していた頃に役員報酬をどのくらいに設定していたかは妻は知らなかったのではないでしょうか。
なんなら結婚前も自分の年収などを教えたことはございません。
ともかく、役員報酬が良かった時も、悪かった時も、一定額を妻に渡し続けてきました。
そのやり方が良いとおすすめしたいわけではありません。
ただ、我が家ではそうなっているというだけの話でございます。
家計を管理するのは大変です。
自分は大雑把に管理していますし、ほとんど銀行口座の残高しか見ていません。
働きながら子育てもして、家計もキチンと管理している女性は本当にすごいと思うし尊敬します。
一方で、家計の管理の苦労を知らない妻にも良いところがあるはずです。
妻は金銭に対するがめつさも無いし、金銭感覚がおかしいこともありません。
それだけの大金を手にした経験があまりないだけかもしれませんが。
ともかく、我が家は小遣い制ではありません。
よく小遣い制を嫌がって、結婚を敬遠する男性もいますが、小遣い制でないやり方もあるのです。
家庭の形は様々でございます。
本稿は、日本の一般的な家計管理の形態と、著者自身の独特な方式を対比させながら、家庭の経済事情の多様性を描き出す。筆者の率直な自己開示と観察眼は評価に値するが、同時に、この方式が持つ潜在的な問題点—例えば、経済的透明性の欠如や、妻の金銭管理能力の軽視—については深く掘り下げられていない。
また、「妻は金銭に対するがめつさも無い」という表現は、やや偏見を含んでいるように感じられる。しかし、この記事は家庭の経済管理に関する固定観念を揺さぶり、読者に新たな視点を提供する点で意義深い。
家計のあり方について、読者の皆様はどのようにお考えでしょうか?この記事に「スキ」をして、あなたの意見もぜひ共有してください。多様な家庭の形を理解し合うことは、社会の成熟につながるはずです。