ミッツマングローブの“スイッチ”の話が興味深かった
TBSラジオの「伊集院光とらじおと」の今日のゲストはミッツマングローブだったのだが、なかなか面白かった。
https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210127100000
ミッツによると、自分はハイヒールを履くと女装家としてのスイッチが入り、女になりきることができるのだという。
一方、友人であるマツコ・デラックスは、マスカラを付けることで女装家としてのスイッチが入るらしく、それぞれ人によってスイッチが違うそうだ。
伊集院光も、ラジオブースでON AIRの赤いランプがつくと、パーソナリティーとしてのスイッチが入ると言っていて、リスナーがどんなスイッチを持っているのかを、今度メールテーマで募集したい、などと盛り上がっていた。
アシスタントの安田美香が、自分はエプロンを付けるとお母さんとしてのスイッチが入るので、家事を片付けなきゃいけないときはエプロンを付けると言っていたのも、興味深かった。
人はそれぞれ、父親とか夫とか会社員とか子供とか、いろんな役割があり、時々、どのキャラが本当の自分なのかわからなくなったりする。
あるいは、仕事における自分が、あまりにもプライベートにおける自分とギャップがありすぎて、仕事で自分を出し切れていないのは、適職ではないからではないか、などと悩むこともある。
実際のところ、どれも役を演じているだけに過ぎず、本当の自分などないのかもしれないが。
ともかく、自分がどんなときにスイッチが入るかを探求することは、生きていく上で大事なような気がした。