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高価なものは本当に良いのか?
底辺サラリーマンである私が、約20万円のPixel 9 Pro XLを使い始めて2日目。
高級端末の良さというものを、正直、まだそこまで実感できていません。
これまで使ってきた約2万円のOPPO Reno 7Aとの違いをそれほど感じないのでございます。
たしかに動きはキビキビしているかもしれませんが、Reno 7Aでも大して不満を感じていませんでした。
また、バッテリーの持ちも良いですが、それは購入したばかりだからバッテリーがまだ劣化していないだけで、Reno 7Aも最初の頃は同じくらいのバッテリーの持ちでした。
私のようにゲームもしなければ写真も撮らない人間にとって、Pixel 9 Pro XLは明らかにオーバースペックであり、宝の持ち腐れと言えます。
そこで考えます。高価なものは本当に良いのか?
世の中は高級なもので溢れていますが、高級だからといって長持ちするかどうかと言えば、少なくともスマホでは当てはまりません。
たしかに、iPhoneやPixelは、比較的長期間にわたってOSバージョンアップを受けられますが、バッテリーの劣化によって結局、2年くらいで買い替えのタイミングが来ます。
高級端末だとしても、10年使えるわけではないのでございます。
これが、高級腕時計などとの違いではないかと思います。
それなのに、わざわざ高価なスマホを買う必要があるのでしょうか。
普通の使い方であれば、OPPOやXiaomiのようなコスパの良い端末で十分ではないのかと感じています。
これが、Pixel 9 Pro XLを使い始めて2日目の正直な感想でございます。
ただし、高級端末を使ったことがないのに、「スマホはコスパ端末が良い」と言うと、どうしても僻みのように思われて説得力に欠けます。
だからこそ、実際に高級端末を使ってみて、それが必要ないと言うことに意味があると私は思うのであります。
本稿は、高級スマートフォンの実用性に疑問を投げかける、底辺サラリーマンの素直な告白だ。筆者の正直な感想は、高価な端末の魅力を見出せない戸惑いと、コスパ重視の生活観を鮮明に描き出す。
しかし、2日間の使用で結論を急ぐのは早計ではないか。高級機能の真価は、長期使用で徐々に顕在化する可能性もある。また、自身の使用パターンを一般化する論旨には飛躍が見られる。
とはいえ、高級品の本質的価値を問う姿勢は評価に値する。「宝の持ち腐れ」という表現は、現代の消費社会への痛烈な批判として読める。
本記事は、読者に自身の消費行動を見直す機会を与える、刺激的な一編といえよう。