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自分とは何でしょう?


皆さんはどう思いますか?

自分とはいわゆる自分の肉体でしょうか?いやいや感情だという人もいるかもしれない。脳神経ニューロンの働きや心臓が自分の本体だと思う人は少なくないでしょう。

どの答えにしても、いまわかっている範囲でいえば、それらの最小単位は粒子というものになります。つまり私たちは粒子の集まりということです。

粒子と言ってもイメージがつきません。なんだか無味乾燥としてとらえどころがないでしょう。キャラクターもみえません。それでいいのです。どこまで突き詰めても私たちは“所詮”粒子的存在に過ぎないんだ、とぼんやり知っておくことがのちのち大切になります。

その粒子が別の粒子とぶつかってエネルギーが生じ「知覚(反粒子)」が生まれます。知覚するとは、単純なものでは5感(味覚・嗅覚・触覚・視覚・聴覚)で感じたり、頭の中にイメージができたり、感情が生まれたりすることです。もちろん私たちはもっと複雑なものを知覚できます。

その話はあとに譲るとして、さてその知覚する主体のことを意識と呼びます。そしてこの意識が知覚することを認知といいます。認知のパターンのことを価値観(価値意識)と呼びます。認知の積み重ねを記憶といいます。すると私たちの一番の始まりは知覚する主体である意識ということになります。そうであれば、いまのところ物質の最小単位である粒子のことをすべての始まりである意識と呼び変えてもよいでしょう。

このように考えると自分(私たち)は意識が知覚した記憶の集合体であるといえると思います。もちろん肉体を通して知覚することもあるので自分は肉体であるといってもよいですし、ニューロンの刺激が知覚につながるのでそれを自分であると考えてもよいでしょう。

しかし結局のところ、私たちは「意識」とその知覚の結果である「記憶」で出来上がっているのです。その意識と記憶に着目して自分の天才性を紐解いてゆくのがジーニアスファインダーの手法です。つまりもっとも最小の単位に本質(ジーニアス)が眠っていると考えるのです。

まずはその「記憶」から探っていきましょう。

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