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デベロッパー・コンサル業界のESを突破するためには ※通過ES一部掲載

noteを見に来てくださってありがとうございます!
現在、大学4年生のはすと申します。
はじめてご覧になる方が多いと思いますので、簡単に自己紹介させて頂きます。

名前  はす🍵
大学  MARCH(経営学部)
資格  簿記3級、TOEIC650
活動  学生連盟、塾講師
部活  体育会
留学  無し
内定先 4社(デベロッパー、コンサル等々)

今回は、実際にデベロッパーやコンサル業界の選考を通過するためにどのようなことを意識してESを書いていたかをお伝えできればと思います。
実際に以下が通過した企業の一覧になります。参考になれば幸いです。

ES通過企業
・PwCコンサルティング(S&・BC・DC・ITSC)
・デロイトトーマツコンサルティング
・EYコンサルティング(戦略・ビジネス)
・KPMGコンサルティング(ビジネス)
・アクセンチュア(ビジネス)
・アビームコンサルティング(戦略・ビジネス)
・ベイカレントコンサルティング
・三菱地所
・森ビル
・住友不動産
など

部活と並行して就活をしていた事もあり、ESに時間を割く事が難しかったため、出来る限り一つの型を作って、企業と出す時期に合わせて内容を少しずつ変えていく形で進めていました。また、私は体育会に所属していましたが「体育会」という属性を全面に押し出す事はせず、「〇〇」×「△△」×「体育会」というように属性の掛け算を増やす事で、一つの属性にこだわらず、母数の少ない存在になるかつそう感じてもらえるように、取り組んでいました。その際に意識していたポイントもお伝えしたいと考えています。

ESの目的

まず、ESの目的についてですが、私としては最終面接で必要になるものだと考えています。人によって考え方は異なると思いますので断言はできませんが、多くの企業は以下のようなステップで選考が進むと思います。

書類選考(ES・WEBテスト)
1次選考(1次面接・GD)
2次選考(2次面接)
3次選考(場合によってはここで最終面接)
最終面接

その上で、誰がどのタイミングでESを確認するのかについても考えてみます。

【例】4月本選考で内定時期が6月頃だった場合
書類選考:人事部、若手社員(4月前半)
1次選考:人事部、若手社員(4月後半~5月前半)
2次選考:マネジャー、課長(5月中旬)
3次選考:シニアマネジャー、部長(5月後半)
最終面接:ディレクター、役員(6月前半)

はじめにESを提出した時期と最終面接を受ける時期とでは、見ている人も時間も違うという事が分かります。また、選考が進む中で考え方が変わる事もあると思いますので、そう考えると最終的に初めに提出したESと最終面接を受ける自分とではギャップが生じる場合があります。
そして最終面接を担当するディレクターや役員の方は基本的に時間が無く忙しい方も多いと思いますので、そうなると頼りになる情報はそれまでの面接官からのメモ・評価、そして手元に置かれたエントリーシートの2になります。そして実際に面接をしていく中で採用したいと思ってもらえれば内定が出るといった形になります。
見て下さっている方の中には、「ESや1,2次選考は通過するんだけど最終面接で内定がもらえない…」という方もいると思います。自分もそうでした。その原因がESと最終面接を受ける自分にギャップがあるからだと就活をする中で感じました。就活が進むとESの通過率も上がり、ついESは書類選考を通過させるためのものと思ってしまいがちですが、ここのずれを理解し、最終面接を受ける時にどういう存在である事を伝えたいかを今一度考える事によって、書く内容は大きく変わってくると思います。

ESには何を書けばよいのか

では実際に、何をESに書けばよいのかという事についてお話出来ればと思います。結論から言うと、以下になります。

志望動機
・夢、目指す姿
・その夢をもつきっかけとなった経験
・その経験をした時の自分の感情の変化
・夢の実現と企業、業界との接点
・その企業で目指す姿、何を成し遂げたいのか
ガクチカ
・どういう組織で、何を成し遂げたのか
・組織においてどういう役割、目的を果たす役職なのか
・何故その役職になったのか
・問題と課題が明確になっているか、その課題に対する施策は適切か
・施策に対する評価は、役職や役割に対するものか、それとも個人に対するものか
・どういった学びが得られたか、そしてその学びがその先においてどのように役立っているのか

ESは先ほどもお伝えした通り、最終面接での自分との間にずれを生まない為に必要なものです。つまり、時間が経ったとしても変わらない価値観や行動基準、原動力について、明らかにしていく事が大事であると思います。
そのため、就活をしている間は繰り返し何度も自己分析をする必要があると私は思います。就活の構造的に、企業と個人のやり取りではありますが、実際にESを見たり面接で話したりする場ではヒトとヒトであり、そのヒトの部分つまり自分のことを良く理解し相手に伝えられる状態にすることが大事であると考えています。また選考を受ける中で変わっていった価値観や考えがあれば、当時と今の違いを明確にしながら何故変わったのかを面接官の方に伝える事が大事になります。
以上のポイントを意識しながら、最後に書きたい内容をどのようにESに落とし込んでいったら良いかについて、お話できればと思います。

通過率の高いかつ分母の少ないESを書く方法

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