都庁でワクチンを打ってきた話
都庁で新型コロナウイルスのワクチン打ってきた。
今後もあるのか、今も予約が取れるのかは知らないけれど、今後ワクチン接種を希望する方のために書き残しておきたいと思う。
ちなみに、予約サイトはこちら。
都内に在住、通勤、在学の16歳以上39歳以下の方で、すでに接種券を持っている方が対象である。
ちなみに私は38歳なので、ギリギリ対象だった。
接種を受けるには、まず予約サイトから日時を予約する。
例えば、私は9/11(土)の11時半で予約をしたが、この場合、9/11(土)の11時半から30分後の12時までの間のいつ行ってもいい。11時半から12時開始の枠、といった感じだ。
次に、行く前に問診票の記入を家などで済ませておく。体温は会場で書いてもらえるので、未記入でも良い。
接種に行く際の持ち物は、接種券、記入済みの問診票(おそらく2回分の2枚あると思うが、記入済みの1枚でいい)、免許証・保険証などの身分証明書、スマホなど予約情報が見れるもの、そして、可能であれば飲み物を用意した方が良い。後述するが、水分を取るように言われるので、購入も出来るが予め持って行った方が良いと思う。
服装は、今の時期なら半袖かノースリーブに羽織ものでいいと思う。とにかくすぐに腕を出せるようにしておくのが良い。ちなみに、下の服装や靴は何でもいいと思うが、接種後の体調が気になるようなら、動きやすいラフなものが良いと思う。
都庁の受付場所だが、北展望室と南展望室で分かれているが、どちらも都営大江戸線の都庁前駅のA4かA5出口から出るのが近いと思う。
あとは、受付が三段階あり、まず最初の建物外の受付で予約画面と問診票の確認、次に体温の確認、最後に身分証の確認がある。全て指示通りに動けば大丈夫だ。
接種は展望室で行われるので、順番にエレベーターで移動。そして、入口のようなところで、接種するワクチンの製造会社を聞かれるので口頭で答える。私は北展望室で接種を受けたのだが、会場内でモデルナとアストロゼネカの接種を行っていなので、判別のためのようだった。
その後、案内されながら予診を受け、接種を受ける。その後、予後を見るために15分間、椅子に座って待機する。この時間は紙を渡されるので、その時間まで待機すれば大丈夫だ。時間も案内してもらえる。
最後に問診票と接種券を出し、処理をしてもらったら終了だ。エレベーターで2階まで降り、階段で1階まで降りて外に出る。来た時とは経路が違うが、案内などはないので注意した方がいいかもしれない。
ここで体験談を書いていこうと思う。
ワクチンの接種券は7月ごろに受け取っていたけれど、住居のある葛飾区のワクチン接種の枠はすぐに満了。
自衛隊東京大規模接種センターの予約を取ろうと思ったけれど、予約開始の時には何故か毎回予定が入っており、見た時には満了している始末。
渋谷で若者を対象に予約無しで接種出来ると見て、ギリギリ若者に入れてもらえたので今度こそ!と思っていたが、初日に大行列からの抽選に。
これはもう無理では、と思っていたところに、都庁での大規模接種の予約が始まった。開始時間にこそ全く繋がらず、結局その日の予定の時間になったので出かけたが、帰ってからどうせ無理だろう、と予約サイトを見ると、あっさり予約が取れた。
かくして、都庁にワクチンを接種しに行ったのである。
まず、予約時間を土曜の11:30~12:00の枠で予約をした。副反応があった時に、仕事へのダメージが少なそう、と思ったからだ。
そして、土曜が休みだったので、悠々と髪を切りに行ってから都庁へ向かった。ので、12時ギリギリに着いた。
まず、北展望室で予約したのだが、北展望室で接種するひとは都庁の2階で受付とのことで、何故かグーグルマップに案内されるがまま都庁前駅のA3出口を出たのだが、普通に分かりにくかった。無難にA5出口辺りから出るのが良いと思う。案内の人もその辺りに立っていた。
12時に着くと、おそらく12時開始の枠もあるのだろう。そこそこ混雑しているような印象を受けた。なので、切り替わりの時間帯は人が多い可能性がある。だとしたら、狙い目は予約枠の10~20分後といったところか。例えば、私の場合は11時半からだったので、11時40分ごろから11時50分ごろに着くのが良かったように思う。
だが、受付自体は比較的スムーズで、それよりエレベーターや接種自体に並ぶのに時間がかかったように感じた。
まず、最初の受付で、予約画面と問診票の確認をされた。そこを通過した人だけが建物の中に入れるようだ。前の人は同行者がいたようだったが、付いていけるのはここまで、と断られていた。
次の受付で体温の記入をしてもらう。最後の受付で身分証の確認をされた。この三段階の受付を通って、エレベーターに乗るために並ぶ。多分、ここで5~10分くらい待った。
接種自体は45階で行うのだが、45階がいっぱいのようなら、エレベーターが来ても見逃すことになる。その辺りは、エレベーター前にも案内の人がいるので、指示に従って乗る。
乗ってしまえば、1分ほどで45階に着くが、そこからまた並ぶ。ここから、水分補給を頻繁にお願いされるようになる。
一応、自販機はあるのだが、列を離れて買いに行くので案内の人に場所を取っておいてもらうはめになるので、普通に用意できるなら持って行った方がいいと思う。飲み物は普通の自販機で色々あったが、スポドリは売り切れていたように思う。値段は普通か少し安いくらいかもしれない。水が100円とか、その程度だ。ちなみにキャッシュレス決済の出来る自販機もあった。
45階はパーテーションで区切られており、その入口付近で接種するワクチンが何かを聞かれるので、口頭で答える。同じ会場で、モデルナとアストロゼネカの接種があったので、その列を分けるためのようだ。
そこからさらに並び、予診を受ける。ここが結構時間がかかり、15~20分くらい待ったように思う。当たり前だが立ちっぱなしだ。スマホなどはいじってもいいので、思い思いに時間を潰していた。
予診を受けるには、それぞれ案内されるがままにブースに入る。2~3問聞かれたように思うが、問題なかったのであんまり覚えていない。ただ、最後の質問で「注射が怖いんですけど大丈夫ですか?」と聞くと、少し困らせてしまったようだった。気分が悪くなるなどなら、横になって接種を受けることも出来るそうだが、気分が悪くなったことはないので、座って普通に受けることにした。
その後接種するブースに移る。打つ人と助手のような人がいた。ここでも注射が怖いと話したところ、打つ人は「痛くしないから大丈夫!」と元気づけてくれ、助手のような人は時折雑談を交えるなど、リラックス出来るように努めてくれた。
そして15分間予後を見るために椅子に座って待つため、時間の書かれた紙を受け取る受付のようなところを通り、案内された椅子にすわる。みんな時間は違うようだが、20人くらいいたように思う。それでも広い場所だった。
大勢いたけれど、待機の間に具合が悪そうにしていたのは1人だけだった。みんな時間の案内があると普通に帰っていった。
自分の時間が来たので、問診票と接種券の処理をしてもらって、エレベーターへ。今度は並ばずに乗れた。
帰りは13時過ぎだったので、およそ1時間くらいかかったことになる。
ちなみにワクチン接種後は、若干腕が痛いかな、くらいで副反応らしい症状はなかった。ドキドキしていただけに、少しだけ残念な気持ちだ。無い方が良いんだろうが。
まだ1回目の接種だったので、2回目はどうなるか分からないが、参考までに。