リコ日記 No65 -【ネタバレあり】ver4.3~4.4のシナリオ感想-
※本記事はドラゴンクエスト10オンラインのポータルサイト「冒険者の広場」で書いているプレイ日記の転記です
※投稿日:2024/10/11
★★本日誌はver4.3~4.4のシナリオのネタバレを含みます。
■ver4.3
もともとビャン・ダオ皇子からの伝聞として断片を知っていた話の追体験という形ではあるけど、意外な人物が関わっていたり、これまでは敵として立ちはだかることが多かった魔神兵のコミカルな面や設定が深堀されたりして面白かった。
終盤ではいよいよラスボスらしいやつが登場して盛り上がってきてる。これまで以上に各地域ごとの独立性が高いストーリーだから感覚薄れていたけどなんだかんだver4も後半なんだよな。
以下プレイしながら書いていた雑感。
ビャン・ダオ懐かしいな。ドゥラ院長と仲良くしてるのなんかいいな。
ウルベア下層の住民、貧困に苦しんではいるけど、めんこや浮遊椅子を無理して買ったり、戯画化されていない生々しさがあるな……。こういう方面の描写はある意味でかなりドラクエらしさを感じる。
魔神機のこと「うちの子」とか言いだす皇女かわいいな
そういえばこないだギルラガン王子のことDQ10でかっこよくて強い王子初めて見たって言ったけど、クオードのことすっかり忘れていた。
まあ、クオードは最初王族じゃなくて貴族とかだと思っていた関係であまり王子ってイメージが湧いてなかったので勘弁してください。シスコンだし……。
ビャン・ダオのストーリーからわかっていたけど、クオードの裏切りはかなり衝撃的。でも、ガテリアに戦争を仕掛けた動機はここまでの話で察せるからな……。エテーネルキューブをどうしても作りたかったんだよな……。
直後に読める本人の日記からも後戻りできない覇道を進みつつも追いつめられてたことがうかがえるしな……。
この時代の主人公の弟はいつのタイミングなんだろう。エテーネルキューブの開発中っぽいし、すくなくともキュルルと旅するよりも前なんだよな。
最後の皇女の尋問シーン、しんどいな……。
クオードに対して「申し開きの一言もないのか」と言った皇女、たぶん一言でもそれは間違っているって言ってほしかったのかもな。父との再会の希望が潰えたことを否定してほしかった、一時でも志を同じく共に歩んだ相手に手を下したくなかった……理由はいろいろあるだろうし。
過去に戻るという希望を失っても何とか立て直していこうとしてる皇女は立派だな。私そういうキャラ好き。
弟の服、周りからダサいって思われてたのウケるな。こっちは言わずに飲み込んでいたのに。
08号、この話の短い間に既にキュルルより相棒ポイント稼いだ気がする。
■ver4.4
こういうSFチックなテーマの話好き。
作られ使役され一生を終える生命の悲哀が垣間見える黒幕の思想といい、博物館の展示物やプクラスの複製体たちの話から伺える「アストルティアを救えなかった歴史」といい、全体的にプクランドの明るい雰囲気やプクリポの可愛さで相殺しきれないじっとりと薄暗い質感を感じる話だった。
また、後半ではここまで伏線が貼られてきた主人公とパドレ・マローネとの関係もほとんど確定し、両親を救うという(世界を守る以外の)確固たる目標もできてここからクライマックスと感じで熱かった。
以下プレイしながら書いていた雑感。
マローネとクオード二人の訃報を聞いたメレアーデさんのショックは察するに余りある。ルシェンダ様、せめて伝えるのそれぞれ別日とかにできませんでした?
ファラス、私がクオードについて抱えていた感情を代わりに整理してくれたの助かる(同情の余地は多分にあるが所業が許されるはずはない。でもこの場ではまず冥福を祈りたい)。
アルウェーンの施設担当プクリポたち、初回話しかけたときの特殊セリフでは疲れ切ってるのに施設利用の汎用セリフになるとよどみなく役割に応じた話し方になるの怖い。
他の町のそこのギャップはツッコミどころになること多いけど、この町に関してはディストピア演出としていい感じにはまってる。
キュルル、プクリポを数えるときナチュラルに「匹」って言ったな。他の種族にたいしてもそうだっけ。
パルミオ2世、なかなか哀しい境遇。『従うために作られた者』が、ファラスの従者の任を解いたパドレと同じように、「生まれつき他人に従うだけの者がいるなんておかしい」という疑問を持てるようになってしまった時点で詰みだったんだろうか。
バイロゴーグの増殖を知理の石板で止められる理屈よくわからないな。パルミオ2世の増殖を止められたのはあくまで増殖を司っていた無限動力炉の機能を止めたからなはずだけど……。
パピー(パドレ)、兄からも友からも嫉妬の眼差し向けられてるのつらいな……。
ファラスの死とマローネの誘拐が続いてる中で言うのもあれだけど、パピーの時渡りモーションかっこよすぎる。