確実に貧乏になる42のコツ その38 風邪をひく
「いやぁ参った参った、風邪をひいてしまいました。冬になったら風邪を引いても仕方ないですよねぇ。
え? そんなんじゃ出世できないって? オイオイ、風邪ひいたぐらいでそんな大げさな。誰だって風邪の1つくらいひくでしょ?」
誰しも風邪をひいたことくらいはある。それに風邪をひけば誰にも後ろ指をさされずに堂々と会社を休める。
だからたまには風邪をひくのも良いものだと思う。
◇◇◇
・この悪いお手本からあなたが学ぶ事。
もしもあなたが「風邪をひいたら誰にも後ろ指をさされずに堂々と会社や学校を休める」と思っているのなら「即刻」そう「即刻」その態度を改めないとまともな生活を送ることは出来ない!!
と言っても過言ではありません。とても大事なので「即刻」を2回使いましたよ私は。
実例として私も実際風邪をひいたことがあるんですが、それはそれは大変でしたよ。まず治療費でお金がどんどん飛んでいきますし、咳が出ているけど無理して出社した時には
「他のメンバーにうつる可能性があるから咳が止まるまで休んでくれ」って言われて出社停止させられました。
まぁ私は末端のパート・アルバイトっていう立場ですから休んだところで大したダメージにはなりませんが、これが会社の重役や社長だったら大変なことになりますよ。
咳をゲホゲホ言いながら会議に参加していると「コイツ大丈夫か?」って不審な目で見られて、健康な状態だったら成立する商談も成立しないでしょう。
特に会社の社長や重役は「替えが効かない」存在なので健康に関しては誰よりも厳しくチェックしているものです。
「病弱で3ヵ月に1回くらいは必ず風邪をひいて1週間はベッドから出てこない社長」や
「重度の花粉症で春先にはティッシュが欠かせないし、鼻をかみすぎて赤くなっている社長」の下で働きたいと思うでしょうか?
長く勤めれば務める程「俺たちはこんなに働いてるのに社長がコレじゃあやってられないよ」って思うようになるはずです。
私事(わたくしごと)ですが、とある理髪店の店員が花粉症で春先になると鼻をかみながら接客してるんですが、正直良い目で見ることは出来ません。
特に「鼻をかんだ手が直接髪に触れる」わけですから衛生面で本当に大丈夫なのかこの店は? と、とんでもなく不安になります。
実際、個人的には特に春先には極力行きたくない理髪店のリストに名前が載っているんですよね。
なので風邪をひけば誰にも後ろ指をさされずに堂々と会社を休める、なんて「言語道断」で
子供だった頃の「風邪をひけばモモ缶食べられてお母さんが心配してくれて学校行かなくていいからズルい」っていう「幼稚な甘え」は即座に捨てた方が良いはずです。
これを読んでいるあなたが大人であろうが子供であろうが関係ありません。今すぐ「スッパリと」捨ててください。そうしないとまともな大人にはなれないでしょう。
それにアメリカでは「管理者として一番簡単な自分自身の体調管理すらできない奴が、組織の管理なんて出来るわけがない」と思われて、風邪などの体調不良はとんでもなくデカい「バツ印」が付くんですよ。
アメリカの富豪がやたらと健康に関してうるさくて、日本円で何千万あるいはそれ以上という巨額の投資をしているんですが、それもこういう訳があるんです。
「健康のためなら死んでもいい」と言ったら言い過ぎかもしれませんが、それ位のレベルに至る程の異様なまでのこだわりはここから生まれるんですよ。
「アメリカの話? 大海を隔てた話だから日本には関係ないね」って思う方もいるかもしれませんが、日本でもそうです。
例えば「冬場の満員電車で風邪をもらった」としたら
「なぜ車やバイク、原付で通勤しないのか?」「なぜ会社の近くに引っ越して自転車や徒歩でも通勤出来るようにしないのか?」「なぜグリーン席に座らないのか?」位は問い詰められると思います。
会社の社長や重役だったら特にそうです。
最後に、最強の風邪対策をお教えします。
私の父親は「自分が1番じゃないと気が済まない」タチで、それが会社といい具合にハマって出世したんですけど、風邪で休んでいる所は全く記憶にありません。
そんな父親の健康の秘訣は? 会社から帰ってくると「必ず」そう「必ず」うがいと手洗いをしていました。
ここもとても大事なお話なので「必ず」を2回使いましたよ私は。
「あまりにも当たり前すぎて、あまりにも退屈すぎで、あまりにもありきたり過ぎて、つまらなくて誰もやらない」けど「基本に勝るものは無し」って奴ですね。
そりゃ「飲むだけでみるみる免疫力が高まる魔法のような紅茶」に人が流れるわけだよ。そっちの方が面白いし、何よりワクワク出来る。
あと私が社会人になったばかりで風邪ひいて寝込んでた時には「社会人として風邪をひくとは何事か!!」と父親に厳しく言われましたけど、今となってはあれは理にかなった事なんだなって思います。
そりゃあ昭和の会社で社内政治や社内闘争で勝ち上がって出世した男なだけある。
以下のリンク先に、残りの本文へのリンクが張られています。
よろしければ記事へのスキ、並びに作者フォローをお願いします。