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2020年11月18日の近況報告 手間をかければかけるほど良くなるという幻想
「手間をかけるほど良くなる」というのは100%全て、とまではいかないがまぁ大体の事には「当てはまらない」と思う。
子育てなんかそうで、手間をかければかけるほど良くなるという間違った考えは母親達を時には自殺、無理心中にまで追い込む。
特にネット上では極論と極論をぶつけあって爆散させてるだけで、当時者の母親だけが際限なく落ち込んでいく事に気づいている人は少ない。
しかも実際に子育てをしているのならまだしも、子供がいないどころか結婚すらしていない人間が子育て批判をする事すらある。
それはハッキリ言って重罪で、その場で即刻打ち首獄門にされても文句は言えないだろう。
栄養バランスさえとれてれば特に手間のかかる離乳食はレトルトで十分だ。
あなたの周りには「離乳食はいつも市販のレトルトで母親からの愛情なんてなかった」なんて文句を垂れる人はいるだろうか? いないでしょ?
実際には「人の手をかけなければかけない程いい物が出来る」というのがあるだろう。
例えばオニギリだって人の手をかけずに機械で生産するようにすれば人件費を圧縮できるし、24時間休みなくフル稼働できるし、
人の手にある菌が付かずに衛生的な食品になるだろう。
人の手をかけるほどにヒューマンエラーが起きる可能性は上がる。
その一方で手間をかけさせるほどその相手に対し愛着を持つようになるのも人間の心理だ。
これが悪い意味で「掛け算」になってしまい「手間をかけるほど良くなる」という、間違った思想が生まれてしまうのだ。
「人の手のぬくもりが大事」なんて言うならなぜスマホを使ってる?
あれは機械でないと出来ないほど微細な加工を必要としているため人の手なんてかかってなくてぬくもりなど一切ないものだ。なぜそんな物を使う?
手間をかければいい物が出来るというのなら洗濯は今でも川で洗濯板を使って洗ってるはずだ。なぜ洗濯機や洗剤を使って手間をかけずに洗うんだ? となるわけ。
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