2022年8月15日の近況報告 「戦争は悲惨だ」なんて誰でもわかる。それでもその「悲惨な戦争」は2022年の現代で、令和の時代でも起きるんだ
本日8月15日は終戦記念日。日本人なら8月6日や8月9日と一緒に戦争を振り返るのにふさわしい日でしょう。
今年はロシアがウクライナ相手に侵略戦争を起こしただけあって特に。
例年なら8月16日に産まれた「胸がお尻がUSAUSA(ゆっさゆっさ)」に関して語るところだが、さすがに今の世界情勢だとそんなのんきなことは言ってられない。
個人的に違和感を感じるのは「戦争は悲惨だ!」と叫び続けて『思考停止』している人がいる事。
何言ってるんだお前? 戦争なんて悲惨に決まってるだろ? じゃあ「悲惨じゃない戦争」なんてどこにあるんだ出してみろよ? って話になりますよ。
「戦争」を例えば「火事」に置き換えれば、なぜ火事は起きたのか? どうすれば防げたのか? と冷静に考えられるのに、
これが戦争だと「悲惨だ悲惨だ」と念仏みたいに繰り返すだけで、なぜ起きたのか? どうすれば防げたのか?
起きるのを防げなかったとしたらせめて出来るだけ傷を浅くする方法は本当になかったと言えるのか? を考えないのはどうかと思います。
ただひたすら「戦争は残酷だと『思考停止』して」グロ画像ばかり見せて、当事者による悲惨な体験談を聞かせるのが「反戦教育」というのなら、そんな反戦教育なんて必要ない。
そんなの子供の健全な成長に対して害にしかなりませんよ。降伏実現党と一緒にゴミ箱へダンクシュートだよ。
そもそもの話、
「戦争は楽しい! 戦争は最高のエンターテイメントだ! この令和の時代である現代において戦争を起こしたロシアは実に素晴らしい! 戦乱にもまれる世こそ世界のあるべき姿だ!
なぜどの国もこんなにも楽しくて素晴らしい戦争を行わないんだ!? おかしいだろ! 各国はもっと戦争をすべきなのに!」
……なんて言い出す奴なんて少なくとも日本にはいないはずです。
ターンエーガンダムのギム・ギンガナムや、演説の初手で「諸君、私は戦争が好きだ」とかますヘルシングの少佐じゃあるまいし。
戦争なんてフィクションの中だけで十分ですよ。
戦争なんて起きない方がいいに決まってます。平和な世であった方がいいに決まってます。
ですが「それでも」戦争は起きるんですよ。そんなのウクライナ情勢を見れば誰だって分かる事でしょうに。
「外交で戦争を回避を!」っていうけど相手が「一方的に外交のテーブルにつかずに銃をぶっ放してきたら」外交努力では防ぎようがない戦争が起きるんですよ。
それに近年は中国が台湾相手に軍事演習や輸入停止で圧力をかけているからここにも戦火の火種はくすぶっているんですよ。
だから今の段階ではある程度の軍事力が無いと踏みつぶされると思います。実際ロシアはウクライナを踏みつぶそうとしていますからね。
日本の予算で軍事費を増やすという判断は正解かと思います。
繰り返しになりますが「戦争に対しただひたすらに恐れて『思考停止』する(この『思考停止』が重要なのでカッコ付きで何度も書いた)」のが「正しい反戦教育」だというのなら、そんなものは要りません。
いくら戦争に怯えていても「戦争は2度と繰り返してはいけない」って言っても、相手が軍事侵攻してきたら戦争は起きるんですよ。ロシアによるウクライナ侵攻がその全てじゃないですか。
その対策を考えない、考えさせない教育なんて害悪以外の何物でもない、それこそ畑の肥やしにはなる生ゴミ未満の価値しかないから、正直な話要らないよそんなの。
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