その悪い習慣、発達障害を長引かせていませんか?
「良い習慣」自分の夢を実現に近づけてくれるもの。
「悪い習慣」過去の興奮やトラウマに基づき、続けても人生への経験値が少ない。
※障害者雇用で仕事ができている人向けの記事です
25年間、自閉症で苦しんでいた私が、障害を克服したきっかけとして
「悪い習慣を改善する」というものがあります。
発達障害克服の3ステップの2番目にあたる
「環境を変えて」のポイントの一つです。
悪い習慣を続けていると、時間・体力・お金などの浪費が続きます。
発達障害の改善に役立つ行動をする時間をなかなか取れません。
良い習慣と悪い習慣の例
【良い習慣】
・毎朝、家の近くを散歩する(運動+脳の活性化)
・読書を月に数冊のペースで続ける
・ブログ記事を書き、文章の書き方について勉強する
・毎日1曲でも歌の練習をする
・初対面の人と会話できる場所に通う
【悪い習慣】
・深夜アニメを毎晩見る(昼夜逆転+寝不足になる)
・食べるのが大好きだけど、運動しない(太る)
・RPGや新作ゲームにハマる(お金と時間の浪費)
・土日はずっとステイホームする(新しい刺激が少ない)
・お酒を毎日飲んでしまう(依存症)
悪い習慣の例として挙げたのは、かつての私の悪い習慣でもあります。
「やっていて楽しい!」ので、やめる事がなかなか難しい。
「悪い習慣の特徴」と「良い習慣の存在」を知る
発達障害者にとっての悪い習慣に共通することは
・過去の強い刺激(興奮・恐怖など)が引き金になっている
・毎日続けても、人生への経験値が少ない
・体調が悪くても、なかなかやめられない
・目の前の利益に目が向いている
一方で「良い習慣が何なのかわからない」という人がいるかもしれません。
まずは「良い習慣というものが存在することを知る」必要があります。
・習慣についての本を読む
・良い習慣を知る人が集まる交流会に出かける
とにかく、医療・福祉・障害者雇用とは別の場所に出かけてみることです。
対人トラブルが多かった人は、怖いかもしれません。
私もかつては「人に迷惑をかけるのが仕事」だったため、知らない人に意見を言うのは相当な恐怖がありました。
しかし、最低限のコミュニケーションができれば、十分に交流ができるはずです。
試行錯誤の繰り返しが、発達障害をカイゼンする原動力にもなってきます。