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「ナンデヤネン?」 2日目サブ② ドバイ冒険第二幕

こっちが質問したいぞ。
「何でやねん?」

ドバイ冒険第二幕〜幸せな未来をドバイ万博で探す
2日目サブ記事②

1)客引きのお兄さんの衝撃の一言

ドバイ冒険第二幕の2日目、14時過ぎ
オールドドバイと呼ばれる、風情ある街の探検を始めました。

香辛料・ハーブ・食材・貴金属・布製品など
さまざまな専門店街があり、とても刺激的です。

ちょっと危なそうな、裏通りに入ってみました。

お店をつなぐ道はとても狭いです。
日用品・ガラス細工・ハンカチなど、お土産に良さそうなものが売られています。

多くのお店の前には、客引きのお兄さんがウロウロ。
私の姿を見かけ、すぐに片言の日本語で話しかけてきました。

(なぜ日本語を話せる⁉️ なぜ日本人だとわかった⁉️)

「オニイサン、オニイサン、チョットミテイッテ」
「オニイサン、オシャレダネ」

「コレハブルジュハリファ、コレハドバイフレーム(のキーホルダー)」
「ボクハオオミヤ(大宮)ニイッタコトガアリマス」

抑揚は少なくて、アクセントもちょっと変。
それでも親しみのある日本語だったので、お兄さんの言うことを聞いていました。

しかし、どのお兄さんもトークがなかなか終わらない。
いつまで経っても先に進めず、探検が進みません。

「スルーする」という選択肢を使うことになります。

お兄さんのトークを無視して、先に進もうとすると・・・

「ナンデヤネン」

えっ!

そして、お兄さんが三人並んでいるところを、素通りしたら!


A「ナンデヤネン」 (抑揚の少ない声で)
B「ナンデヤネン」 (ちょっと悲しそうな声で)
C「ナンデヤネン」 (ちょっと大きな声で)

こっちが聞きたいぞ。「何でやねーん!」

まさか、3人から3連発で「ナンデヤネン」と言われるとは。

・・・・・・・・・・

お兄さんが追いかけてきたらどうしよう?(恐怖)

心配になって後ろを振り返ったら、さすがに追いかけてくる様子はありませんでした。

2)日本らしさを発見

この経験を思い出すとお腹が痛い
ではなくて、いくつかの謎が残りました。

このお兄さんたちは、
 ・なぜ日本を知っているのか?
 ・どこで日本語を学んだのか?
 ・何を使って日本語を学んだのか?

(2019年にオールドドバイを訪れた際も、客引きのお兄さんの日本語を聞きました)

観光でドバイに来る日本人はそれほど多くないはず。
アジア・アメリカ・ヨーロッパに比べると、中東の観光は少ないです。

(一方、日本企業は「中東の拠点」として、ドバイに進出しているところが多いです)

日本語を学んでも、ドバイ市内ではそれほど使う機会がないのではないか?

「ナンデヤネン」を知っているところを見ると、
「松本人志のコント」がお兄さんたちに大人気とか?

・・・・・・・・・・

「日本への憧れ・日本への敬意」というキーワードが浮かびました。

今回の旅を振り返ってみて感じたことですが、現地の人は日本にとても興味があるようです。日本への憧れや敬意もあるはず。

3)深い感想

我々、日本人ももっと海外を知り、興味を持つことが必要だと思いました。

日本では英語を学ばなくても、海外の様子を知らなくても、普通に生活できる。

ここ数年で、この傾向がさらに顕著になった気がします。
しかし、これが良いとは思いません。

激動の時代において、閉鎖的な国民性はほとんど利益を生み出さない。
これは私が大きな声で言いたいことです。

【2日目の記事予定】

・メイン記事①②③:3分割予定
・サブ記事①:ドバイでのモバイル通信
・サブ記事②:「ナンデヤネン?」
・サブ記事③:冒険の費用、マスクの件
・写真集:オールドドバイにて

【ドバイ冒険第二幕 メイン記事ダイジェスト】

1日目:成田空港から出国
2日目:オールドドバイの風情ある街並みを回る
3日目:ドバイ万博1日目
4日目:ドバイ万博2日目+出国前PCR検査+ホテル移動
5日目:ドバイモールとブルジュハリファの展望台
6日目:成田空港に帰国+3日間のホテル待機

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