ドバイ冒険3日目② 黄金の大統領府へ 2019年9月
「これが黄金の宮殿か!」
シェイク・ザイード・グランド・モスクを出て、マイクロバスで次の場所を目指しました。
トリップアドバイザーのツアー概要には「QASR AL WATAN」と書いてあったはずですが、当時の私には何のことかわかりません!
巨大なビル?公園?テーマパーク?
ツアーガイドの英語は早くて、ほとんど聞き取れません。
さて、どこに連れていかれるのか・・・
※記事のリバイバルと思ったら、下書きがどこにもなかったので再執筆。
★ドバイとアブダビの関係
アラブ首長国連邦(UAE)には7つの首長国があり、ドバイとアブダビは隣り合う別の首長国。
アブダビ市が最大の首長国で、UAEの首都です。
ドバイ市は経済特区として大発展を遂げた、ビジネスの中心地。
「ドバイとアブダビ」は「ニューヨークとワシントンDC」の関係に似ている気がします。
③カスール アル ワタン宮殿
アブダビ市内を走行していると、広大な敷地と巨大なお屋敷がいくつか見えました。この付近は富豪の住宅地かもしれない。
そんな中、桁違いに大きな建物が見えてきました。ここが目的地だと。
車を降りて、観光客の受付用の小さな建物へ。
そこで身体のX線検査を受け、手荷物も厳重なチェックを受けました。
空港並みのセキュリティ。ここには一体何が・・・?
検査後、反対側の出口に出て、施設のシャトルバスに乗って本殿へ。
↑ 入り口まで500メートルくらい離れている⁉︎ ↑
現地時間の正午、あまりの暑さに顔がまた歪む。
入り口までがまた遠い。
中に入ると、あまりの光景に仰天しました。
「うわ!なんだここは?」
床は大理石でピカピカ、天井の装飾もありえないくらいの黄金色。
ここでは約1時間半の自由行動となりました。
館内を歩き始めますが、冷房が効きすぎて寒い。
↑ これは純金製の「金の卵」か? ↑
↑ アブダビ首長が所有する骨董品のライブラリ ↑
↑ レセプションホール ↑
なんというか、歩いているだけで不思議な気分になりますね。
この世にこんな場所があるなんて・・・
実はこの宮殿が何なのか、旅行後になって知りました。
★旅行後に知った、黄金の宮殿の正体
ここはアブダビの首長が建てた宮殿。
首都であるアブダビの首長は非常に強い力を持ち、UAEのPresidential Palace(大統領府)とも言われます。
2019年の春に一般公開された、UAEの新しい観光スポット。
19年冬の時点では、日本語で紹介されたWebサイトがほとんどなかったのを覚えています。
それにしてもアブダビ首長は、何のためにこの宮殿を建てたのだろうか・・・
★昼食 中東のチキン料理
ツアーガイドおすすめの中東料理(アラビック)のお店で食事になりました。
道路沿いにある、日本のドライブインのような建物にて。
ビュッフェ形式でチキン料理やピラフなど。
確か40ディルハム(1200円)くらいだったかな?
どれも割と薄味で美味しかった。
他の観光客と会話するチャンスもありましたが、頭が回らずたいした話ができませんでした。残念!
アブダビ市はイスラム教のルールに従っています。
牛肉や豚肉、アルコール類は原則禁止。肉料理といえば鶏肉のみ。
一方、ドバイ市では観光客を積極的に受け入れているため、牛肉やアルコールなど飲食店で普通に提供されています。
④エティハド タワーズ
アブダビにある超高層ビル。ドバイのブルジュハリファよりは低層ですが、美しい佇まい。
(ここも名前と概要を知らない状態で来たので、ドキドキでした)
74階の展望デッキに行きました。
「展望デッキとは思えない光景だ!」
アブダビ市は緑が美しい。砂漠の街ですが。
↑ この写真、開放感があってお気に入り ↑
★ドバイに帰還
帰り道も1時間半。ツアーガイドの説明はほとんど無く、疲れた客は眠り放題。
水色のポロシャツを着たツアーガイド、立派なあごひげをした30代くらいの男性でした。
ツアー最初に自己紹介しましたが、アラブ人の名前は複雑で聞き取り困難。
ツアーの終わりに「私の名前を覚えていますか?」と言いましたが、答えられた人はいなかった(はず)。
そこで「オサマ・ビンラディンではないですよ」と言ったので、みんな大爆笑。確かに似ていた!
客が滞在しているホテルを1件ずつまわって、降ろしてくれました。
JWマリオットでは、私を含めて3人くらいが下車。
普通の旅行なら、その後は
部屋に入る→食事→お風呂に入る→売店でお土産を買う
という流れになるでしょう。
しかし、私は一度部屋に戻ってから、すぐにホテルの外に出ました。
どこに行くつもりだ?
【ドバイ冒険 第一幕 ダイジェスト】2019年9月
1日目:深夜0時に羽田を出て、朝6時に到着
2日目前半:オールドドバイと呼ばれる風情ある街へ
2日目後半:見たことのない「豊かさたち」
3日目前半:外国人だけの英語ツアーでアブダビへ
3日目後半:夜のエミレーツモールで迷子になり、ホテルまで決死の冒険
4日目前半:ドバイモールで現代の豊かさにふれる
4日目後半:ブルジュ・ハリファの148階の展望台
5日目:日本時間22時に羽田着