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冬の楽しみ

パッと見、ほろ酔いのゴールドライタンみたいなこれ……何だと思いますか?😊

実はこれ、白金はっきんカイロという携帯式の温熱器具です。

SDGsの意識が高まる昨今、世界中で注目されているともののインターネットで読みました。

白金カイロについてはご存じの方も多いとは思いますが、ワタクシこの品物が大好きでして、今日はこの手のひらサイズの断熱器具への愛を語らせていただきたいと思います。


レトロな赤い布袋入り

白金カイロと言えば、真っ先にくる印象はやはり〝レトロ〟。昔懐かしい味わいがこの赤い布袋に滲み出ています。
この赤が温かくてイイんだよな〜😊✨

 「ハクキン」の刻印と
クジャク形の通気孔

表面に「ハクキン」てカタカナで刻印があるところが愛おしいです❤️

白金カイロを開発したのは、何と日本人。大正末期に的場仁市という人物が酸化熱という発熱現象に着目し、白金カイロの仕組みを考案したのだそうです。ちなみに的場仁市氏は現在も存在するハクキンカイロ株式会社の創業者。

容器内に燃料として入れたベンジンが、火口ひくちに取り付けられた白金プラチナ触媒と接触することによって酸化され熱を発するという仕組みは、ベンジンそのものが燃えているわけではないので安全性も確保されているところが心をくすぐられます。

クジャク形の左右対称なデザインに穴が空いているのも、熱効率を考えてのこと。
素晴らしいですね!


ほろ酔いのゴールドライタン😂

これはサムネにもさせていただいた、上部のキャップを外したところです。
何となく撮った1枚だったのですが、思いがけず味のある写真に……。

素面シラフ


……というわけで、今年もあの温もりを味わう為に、火入れの儀を行っていきたいと思います。

白金カイロを使用する為には、ゴールドライタンの顔をもぎ取り……もとい、火口を外して燃料であるベンジンを入れていきます。

火口ひくちを取り外し、
ベンジンを入れる


☆ベンジンは極めて可燃性の高い燃料なので取り扱いにはくれぐれも注意です

白金カイロ専用ベンジン推奨
そうでないとプラチナ触媒の劣化が早まったり温度が高くなりすぎたり熱効率が悪くなったりなどのデメリットがあるそうです
私はNTベンジンを使っています

レギュラーサイズの白金カイロなら、12.5cc入れれば12時間、その倍の25ccだと24時間もつのだそう。本当は専用の漏斗を使って入れるのですが、手元に無いため当てずっぽうでチュッチュッと入れました。

容量10ccの計量カップを使ってみたこともありますが、予想通りダダ漏れしてしまってベンジンをかなり無駄にしてしまったのでお勧め出来ません(もったいなーい🥲)。

慣れない間は……と言うか常に正規の漏斗を使った方が無駄なく正確に入れられると思うので、やはり購入した方がいいのかなと思ってます😅。
ネットで500円以下で買えるそうなので。

ハクキンカイロ公式サイトでは324円で売られていました。


アルミホイルで3/4ほどの面積を覆う裏技

ベンジンを入れ終わったら、火口をかぶせる前にアルミホイルで綿の上を半分〜3/4ほど覆うとベンジンの揮発を抑えて温もりが長持ちすると
もののインターネットで読んだので実践してます。

この裏技無しの場合と比較してみたことが無いので、正確にどれくらい長持ちするのかはわかりませんが、体感的には確かにこの細工を施していると長持ちするような気がします。

白金カイロは四角いものだけかと思いきや……

こんな丸いタイプのもあります😊

私は特に買い求めたわけではなく、何か家にあったものを拾い上げて使ってみているだけなので、出どころは不明。昔おじいちゃんが使っていたものなのかな? と思っています。
それにしても合計4つもあるので、どうしたものだろ? とは思うのですが……。😳

何はともあれ、コスパもいい優れモノの白金カイロ、今年も愛用していこうと思います😊

一年中で一番寒いのは、1月の終わり頃なのですってね。
これからその時期を迎えます。

皆様も、ご自愛下さいませ。


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