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『自分が心から”そうしたい”って思うことを続けたら、”絶対の私”になれる』
全自問自答ガールズに『九龍ジェネリックロマンス』を読んでほしい。
此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に――。(Amazonより引用)
ということで、最新巻の6巻まで買って読みました。
主人公たちの恋愛模様や日常生活を主軸にストーリーが進行し、だんだんとSFの香りが、そしてサスペンスへ…と引きずり込まれ、気付けばすっかり虜になってしまった。
そして話が進むにつれて、アイデンティティについての台詞が出てくるようになり、我が身にざくざく刺さった。
以下にいくつか紹介する。
なりたい自分になろうとしている姿を、私はウソの姿だとは思わない。
友だちとごはん食べて「おいしい」とか「楽しい」とか 言われた言葉が「うれしい」とか… そういう事が全部自分に刻まれて、”私”という証になる。
人って毎日小さな嘘をつきがちでしょ?その先にはニセモノの自分しか待ってないけど、そういうのを全部やめて、その時 自分が心から”そうしたい”って思うことを続けたら、”絶対の私”になれると思うの。
人が生まれ、生きることに意味などない。あるのは理由であり、その理由を何とするかは自分次第だ。
自問自答ガールズによく効きそうじゃないですか?
私には効きました。
冒頭のヤンジャンアプリで何話か読めるようなのでぜひ。