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⑥ルルドの泉⑶街歩きとロウソク行列

沐浴後、ロウソク行列のある夜までは、お土産物屋巡りをしながら街を歩いてみた。

教会正面の通りもそうだけど、前庭を過ぎ、教会の建物前を左に出ると、そこはもっとお土産天国の街が控えてた。

鄙びた日本の温泉街のよう

お土産物屋さんはだいたい似たようなものを似たような値段で売っているんだけど、似てるけど微妙に違うのが巡っているとわかってくる。
(え!これ今まで見たことない!珍しい!)と思って買うと、そのあと見た店で同じものがもう少し安く売ってたりする。
(あ!この値段最安値かも?と思って記憶しておいたはずの店が、やっぱり最安値だったことがわかり、戻ろうとするともう見つからない。
それが土産物屋だ。

そんな土産物屋巡りをした私のセレクションがこれ。

左から生キャラメル、缶のデザインがかわいいフリスク的なやつ、メダイになってるミントキャンディ

そして、1番売っているのが奇跡の水を入れるボトルなんだけど、私のセレクションはコレ。

水色のガラスのマリアは私用。

買ったお土産をホテルに置いて、さらに街歩き

18回もマリアが目の前に現れ、そこを掘って湧いている水を飲みなさいと言われた少女ベルナデッタが当時住んでいた家(元独房)
博物館になっている。受付のかわいいお姉さんは日本語しゃべる。


船の形をしている前庭の芝の下に広がる巨大地下聖堂

さて、ようやくロウソク行列の時間になった。近くの土産物屋で0.5€のロウソクをカードで買って(特に嫌な顔もされず)準備万端

私の風よけは紙製。これに火が燃え移って松明みたいになってる人いた。
ロウソクの火はここからいただきました。

みんなで歌を歌いながら歩いているだけなんだけど、盛り上がりポイントがあって、それが歌詞のサビ「あべー、あべー、あべまりあー!あべー、あべー、あべまりいあ!」のところに差し掛かると、全員で一斉にろうそくを高く掲げる

ただこれだけなのに、これがなんか不思議とすんごい高まっちゃうんだ。
集団心理って怖い。

山車も出てた
前庭をぐるりと回るので反対側はこんな感じ

そして建物の前に戻ってくると…

なんといつのまにか、プロジェクションマッピングか何かで、マリア様が浮かび上がってて怖かった。
以上が私のルルド滞在記。
最後だから言うけど、ルルドは老人と病人のテーマパークのようでした。

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