🇵🇪②アマゾンの原住民、シピポ族の村へ
iPhoneのカメラロールから写真ががっつりなくなっていて(めっちゃ消えてくんだけど!毎月iCloudに400円払っているのに!)、facebookを探したら、結構詳細にレポートしてたので、それも参考にして綴っていきます。
金額などは2016年当時のものです。
翌朝町に出たら、ここは秋葉原か?ってくらい電気店が軒を連ねていて、iPhoneの充電ケーブルあっさり買えた。よかった。
この経験から、旅には延長コードを持っていくようになりました。
朝食はアマゾンの果物、カムカムのフレッシュジュース。
この他に卵もあったけど、アヤワスカの儀式のために食べません。
プカルバのホテルから、モトカロに乗ってヤリナコチャまで、ホテルのお姉さんが「5ソル以上出しちゃダメよ!」と言いながら一緒にホテルを出て、モトカロを止めてくれた。とっても親切。
ところが「ヤリーナ(ヤリナコチャのボート乗り場)までいくら?」と聞いたら6ソルと言われたらしく、憮然とした顔で「6ソルだって…」と言ってきた。まぁ、30円くらいの違い。
これで優雅に?ボート乗り場まで行くはずが、ヤリナコチャに着いたら大雨でも降ったのか、道がドロドロ!
モトカロの運ちゃんが困惑していると、おじさんが近づいて来て、運ちゃんとなんか喋ってる。
そして「この人がサンフランシスコ村まで連れてってくれるって」と言う。
「え?いくらで?」と聞いたらなんと60ソルと!ありえん!ボートで数ソルなはず。
運ちゃんはまた少しドロドロ道を進んだものの、もうこの先へは行けないから歩いて行って。と降ろされてしまう。「じゃあ5ソルにして」と言ってもそこは譲らず。
重いバックパックを背負ってぬかるみを歩いていると(スーツケースじゃなくて大正解)、また違うおじさんが「ボートに乗せてあげるよ」と言ってくる。
「断る!」と冷たくあしらいながらぬかるみに足を取られていると「こっちを歩きな!」と親切。
ペルー人みんな親切だなぁとしみじみ。
そしてようやくたどり着いたボート乗り場は、私が事前調査していたものとまるで違ってた。
船はきったな〜い掃き溜めみたいなゴミの浮いた泥水の中に船首を寄せ合う形で止まっている。やっぱりスコールでも降ったんだな。
船頭さんの手を借りながら人が乗り込んでいたので、「サンフランシスコ?」と聞いてみると、そうだとのこと。値段を聞いたら「5ソル」だと。
ちょうどいいタイミングで乗せてもらえました。
しかも船頭さんは魔娑斗ににててかっこよかった。
そして小一時間船の旅
犬も一緒
唯一失敗したのは張り切って先頭に乗ってしまったこと。
船頭の魔裟斗は1番後ろで舵を取るスタイルだったので、全く様子がわからなかった。
でも、今自分はアマゾン川を渡ってるんだと思うと、なんだか信じられなかった。
そしてサンフランシスコ村の船着場が近づいてくると、子供のはしゃぎ声が聞こえてきた。
みると男の子たちが川に飛び込んで遊んでる。
そして船が着くなり、ドカドカと乗り込んできて、先頭に乗ってた私に食い気味に「どこ行くの?ねぇ、どこ行くの?」と詰め寄ってくる。
私は伝説のクランデーロ(呪術師)、誰もが知るマエストロ(名治療師)、何度も検索して画像を探したその人の名を告げる。
「マテオ」