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🇪🇬 ⑭ エジプトのアルテミス岩窟神殿

昨日の到着時、レセプションに「明日スペオスアルテミドスとヘルモポリスに行きたいので、タクシー手配して欲しい」と頼んだら、「友達のジョージに頼んであげる」と言われ、10時に迎えに来てもらうことになった。

その前に朝食
レストランはクリスマス仕様
あんまり人いない。

ビュッフェスタイルで、卵は好きなもの入れて焼いてくれるタイプだけど、それ以外たいしたことない。

チーズとトマトとピーマン全部入り

食べてる最中にレストランのレビューしてくれって紙持ってきてウザいw

そしてスペオスアルテミドス!(アルテミスの岩窟神殿)
地図上でこれを見つけた時は嬉しかった。
旅に出る時は実によく地図を見る。
予言者の松原照子さんが、いつも地図を見て予言をするけど、私はその旅バージョンかも。

そして10時にジョージが手配した車に乗り、まずはアルテミス神殿へ。

スペオスアルテミドスは、ベニハッサンという39基もの岩窟墳墓群から少し離れたところに位置する神殿で、ベニハッサンの入場料に組み込まれている。
なのでベニハッサンも観れるのだが、人の墓に全く興味ない(ルクソールの王家の谷とかも行ってない)ので、アルテミス神殿のためだけに200LE払います。

ベニハッサン入り口
チケット売り場

ところがカード払いしかできないくせに、カードリーダーが機能せず四苦八苦。
ここで、20分のロスw
一体どんだけ人来ないんだw

そしてこのチケット売り場のおじさんをガイドとして雇って再び車に乗りアルテミス神殿へ。

着いた。嬉しい。

一見ネットで見たベニハッサンの岩窟墳墓と変わりないように見えるけど、こっちハトシェプスト女王がアルテミスのために作った神殿。
何かと苦労の多かった女王をアルテミスが助けていたのだろう。

中はこんな感じ

この壁一面に壁画

うーん、写真に撮るとすごくボサボサしていてわかりにくいけど、肉眼ではもう少し綺麗に見えた。

ガイドによればそのほとんどが顔が雌ライオンのパケト神と誰か(アテン神とか)との組み合わせ。
この地域ではパケト神だけど、元々は猫のバステト。この女神をアルテミスと同一視して信仰していたのだそう。

いっちょ前にレーザーポインターを使ってガイドしてくれるんだけど、そのレーザーがすぐに消えちゃう不良品なので、どこの話をしているのかわからなくなる。

どこの絵かわからなくなっちゃったけど、ここでもセティ1世があれこれ書き換えた跡が認められるそう。
その証拠に本来人物の前面にあるはずのカルトゥーシュが、後ろにあるのだとか。

この中のどれか

あと私が気に入った話がこれ。
左壁のトート神が他の神々を従えてる絵。

トート先輩は神々のリーダーだったのだ。
ヘルモポリスに限らず、ミニヤもトート神の聖域だったらしい。
ミニヤに泊まれて嬉しい。

奥の部屋はこんな感じ

ハトシェプスト女王のスペオスアルテミドス碑文
多分

中央奥の壁に彫像を置くための壁龕がある

次はいよいよヘルモポリスへ!

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