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🇫🇷⑰カマルグ 鳥類公園とミニクルーズスナップ

カマルグで手っ取り早くピンクフラミンゴを見るなら有料の鳥類公園へ、という口コミだったので、インフォメーションのお姉さんに行き方を聞いてバスに乗った。

海岸沿いのインフォメーション

もうかなり前、偶然たどり着いたジャズシンガーのチャネラーのブログで「楽園創造チーム」として活動?していた時があったのだが、そのチームが解散する時「目印はピンクフラミンゴ」という謎の言葉を残してブログが全削除されたので、ずっと気になっていたのだ。

バスに乗るとすぐ、左手に野良のフラミンゴがたくさん見えた。(えっ、こんな近くにこんなにいるじゃん!)そして右手にカマルグの白馬がたくさんいた。(えっ、ちょっと歩けば見れたじゃん!)と思っている間に公園に着いた。体感3〜4分。

鳥類公園の本名は長い

入るとすぐ件のアオサギ、シロサギがいて、その奥に2羽のフラミンゴが見える。
いた!と思い、ありがたく写真を撮る。

しかし、ありがたかったのはその時だけ、この後あたりはフラミンゴだらけとなった。

飛んでるのもいる。大きかった。かっこいい。

夕方には集団で羽ばたくということをこの時は知らず、夕方を待たずに帰ってしまったのが悔やまれる。

羽を広げると赤い部分が目立つ

すごく近くで見れる。

うん。もういいかなー。
もちろんフラミンゴ以外にも色々いる。

よちよち歩いて水辺に飛び込むヒナもいる。

かなり楽しめるし、写真が趣味な人は時が経つのを忘れるかも。

ただし、ものすごく広いので回るの大変。私はここで引き返し、バスの中で見た白馬を見に行くことにした。

いや、ここまで戻るのに実はかなり歩いた。
バスではすぐだったのに…

すると車が止まり、降りてきた観光客のおばさんが餌付け始めてみんな寄ってきたw

できれば海の中をバシャバシャ走る馬の群れを撮りたかったけど、まぁいいか。

町に戻ると、ミニクルーズ船がちょうど出港するところだったので、慌ててチケットを買って飛び乗った。

しばらく鳥類公園の続き的な光景を眺めていると、突然船内が色めき立ち、歓声が上がった。
見ると、カウボーイが馬に乗って颯爽と現れたのだ!

みんな慌ててシャッターを切る!

シャッターを切る!

シャッターを…
あれ?ポーズつけてる?

どうやらこれは演出だったようw
しばらくすると、手を振って帰っていった。

こんな盛り上がりを作ってくれるなんて、随分と気を遣ってくれるクルーズだった。

旅をしていると時々、出会う人たちはあらかじめ自分1人のために用意されているエキストラで、旅の光景は全て壮大なセットなのではないかと思うことがある。

これの演出はそのミニ版なだけなのかもしれない。

カマルグの象徴、ピンクフラミンゴ、白馬、黒牛、カウボーイを満喫した。
あとカマルグといえば塩と塩田が残っている。

塩田は街中を走っているミニトラン(南欧の町によくある観光電車)で行けたようだった。

行ってみたかったけど、明日塩をお土産に買って帰るからまぁいいか。

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