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セスジスズメの飼育記録をつけます
初夏から晩秋にかけて、趣味でセスジスズメを育てています。特に何か学術的データを取っているわけではないのですが、ここに飼育記録をつけようと思い立ちました。
というのも、飼育中に何か分からないことや不安なことがあると、ネット検索で似たような人がいないかな……と探し、そうして見つけた飼育ブログに大変助けられた経験が多々あるためです。
私も、これからセスジスズメを育てる人のために、私の経験をインターネットの海に放出した方が良いのでは?と考え、記録をつけることとしました。
とはいえ、今(10月末)はそろそろセスジスズメオフシーズン。これから新たに幼虫を飼い始めることはないと思いますので、しばらくはこれまでに飼っていたセスジスズメの飼育記録を振り返ることとします。
飼育の基本スタンス
私はセスジスズメ飼育を『Win-Winの関係』として行なっております。
まず、以下に『昆虫はすごい』(丸山宗利先生著、光文社新書)からの引用を。
幼虫は餌の豊富なところで食事に専念し、確実に成長を遂げる。(中略)成虫になって、別の場所に(多くの場合、飛んで)分散し、近親者のいない場所や、ほかのよりよい生育環境に産卵する。
つまりセスジスズメは、幼虫の間は長距離移動する必要性はなく、ただ大量の餌を食べて太りたいわけです。私はセスジスズメに餌と安全な環境を提供し、セスジスズメは私に癒しを提供します。まさしくWin-Winです。
成虫になれば、セスジスズメの目的は長距離移動をして繁殖をすることに切り替わります。その時には、もう私の出来ることはありません。セスジスズメを野に放ちます。
というわけで、私のセスジスズメ飼育は終生飼育ではありません。蛹から羽化するまでは保護しますが、成虫になってからはお別れです。
この時、幼虫を捕獲した付近で成虫を逃がすことは徹底しています。(そもそも自宅付近でしか捕まえませんが)
記録の基本スタンス
学術的に意義のある記録(温度や湿度などの飼育環境、体長、摂餌量など)
は、恐らくほとんどしないと思います。基本は愛でるだけです。愛でます。可愛いので。
そのほか、飼っていて困ったこととその対策や、こんなことがあったよ的なエピソードを主に書いていこうと思います。よろしくお願いします。