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日本の競争力が過去最低になってしまう…

※この記事はYouTubeでも公開しています。
https://youtu.be/65_8OtsF-q8

どーもこざくらです。

今日は日本の「競争力」が、過去最低になってしまった
という話をしようと思います。

競争力が、過去一低くなっちゃったと。

もちろんね、一切の争いを拒む民族、
聖人のような民族になったとか、そういう話じゃないですよ。

ただただ、勝敗の優劣を競い合う力が衰退してしまったと、
勝利を掴む能力が衰えてしまった、という悲報なわけですよ。

これは、スイスにある国際経営開発研究所、
IMDっていうところが出している、

2020年版「世界競争力ランキング」ってので明らかにされています。

このランキングによると日本はね、
34位で過去最低になっちゃってるんですよ。

そもそもね、この「世界競争力ランキング」ってのがなんなのかってのを、簡単に説明しておくと、

これは企業にとって、ビジネスをしやすい環境が
どれくらい整っているのかってのを基準にして、
ランク付けされているってものになってます。

で、ビジネスをしやい環境ってのは、
具体的には、経済力、物価、雇用、労働市場、

あとは、財政状況とか、法人税率、
それと、ビジネスに関する法律の整備とか、金融環境とか、
事業を行う上での効率性とか、

そういった細かぁ~いことを、
きちんと調査、集計して、ランク付けされてます。

でね、日本は今、34位になっちゃってますが、
昔はね、1位だったこともあるんですよ。

このランキングの公表が開始された当時ですね、
平成元年、1989年から1992年までの4年間くらいは、
1位を維持してたんですよ。

競争力、4年間も世界1位ですよ!

競い合う力では誰にも負けないっていうね。

正に王者のような存在だったんですが、
それ以降、どんどん、どんどん、どんどん、どんどん
順位を下げていってしまっていると。

去年はね、日本は30位で、この時も過去最低だったんだけど、
今年それを4つさらに落として、記録を塗り替えていくっていうね。

競争力は衰退してるんだけど、
マイナス方向へ力強くランクを塗り替えていくスタイルね。

この世は盛者必衰だと。

勢いが盛んだった者でも、いつかは衰えて滅びるんだと。

この世に一定のことなんてないんだと。

無常なんだと。

…。

てことを、国の競争力の弱さで、世界に伝えているわけですよ。

…。

いや、そこで伝えるのは間違ってる。。

というわけで、この

「日本の競争力の衰退の実態」



「それを踏まえて知っておいた方がいいこと」

この2点に絞って、話をしていこうと思います。

■日本の競争力の衰退の実態

そもそも、日本の競争力が低いと判断されている主な理由なんですが、
大きくは3つあるのかなと。

①「効率が悪い」
本当ね、効率に関しては悪いことが多過ぎるよね。
頼むからそれ止めうようよってツッコミが多過ぎて、
モチベショーンもってかれてしまう経験を多々している、こざくらですよ。

まず、無駄な確認ね。

自分で考えて判断しなきゃならないことを、
自信がないからとか、不安だからって理由で、
できる人間に頼り切っちゃう、誰かの助言がないまま、
自分で対処することができない傾向がある。

確認するってことは、相手の時間を奪ってることになるんだけど、
そういったことまで意識できていない人が多いと思うんだよね。

一応、誤解のないように言っておきますが、
確認しちゃダメって話じゃないですからね。

確認すること自体はいいんですよ。
でも、教えてもらったのであれば、それをきちんと次に活かして、
自分の成長に繋げられる人が少ないって話です。

あとは「報告」とか「共有」の二度手間ね。

例えば、人事部から全社員宛てに
評価シートの記入依頼メールがあったとして、
それを上長が全く同じことを連絡してくるとか。

他にも、Aってツール上から報告をした後に、
別のBツールから、Aで報告しておいたので確認しておいてください、
とかね。

その通知いるっ!? ていうね。

あとは無駄な会議ね。

議事録に詳細をまとめてから会議を開いて、
会議が始まったらそれを読み上げてるだけとか。

他にも、的確な確認と判断ができない上長だけが集まって会議して、
結果、現場担当者に丸投げしてくるとか。

それ集まる意味あるっ!? ていうね。

まだありますよ。

FAXとかハンコね。

もうさ、もう紙での処理は止めにしませんか?って話ですよ。

もうねぇ、このインターネットが普及した時代に、
なぜまだそんなことをやってるんだと。

どんだけ、もうどんだけ生産性を阻害してるか分かってるのかと。

いやぁ熱くなってきちゃったなぁ。

ささみ肉だったら、もう真っ白になってるくらい熱を帯びてますよ。

特にね、ハンコとか印鑑に関しては、
本当に意味がわからないエピソードがあるので、
一つ紹介しておこうと思います。

日本には、情報通信技術(IT)政策担当大臣というのがいます。

ITのことを統括する大臣ですよ。

そんな大臣が日本にはいるんです。

でね、その大臣、「はんこ議連」といって、
要は印鑑の業界団体のようなものがあるんですけど、
そこの会長、トップでもあるんですよ。



意味わかります?



印鑑業界のトップ

が、

IT政策担当大臣

でもあるんですよ。



なんか説明してても意味がわからない感じになる
このミラクルはなんなんでしょうかね。

IT

Information Technology

日本語で言えば情報技術ですよ。

この「情報技術」と、「それを阻害する道具の代表、印鑑」

この二つのトップに立つ人が、、、



同じ人。



なんか、意味がわからなくなりますよね。

なんだろう。

祝福された腐ったパン

みたいな。

どうしてそうなった感がすごいよね。

でね、4月、5月ってリモートワークをしてたじゃないですか。

その時に、ハンコを押すためだけに出社しなきゃならないことが
問題になりましたよね。

これはこれで非効率の極みというか、コントみたいな話ですけど、
でも、ハンコを押さなきゃいけないから、
そのためだけに会社に行くっていうね。

感染のリスクをおかして、

命の危険をおかして、

ハンコを押しに行ってたわけですよ。

リスクをおかして、地球を救うんじゃなくて、

リスクをおかして、ハンコを押しにいくと。

これはねぇ、ハリウッドも想定外のシナリオでしたよね。
その発想はなかったわぁ、ってやつですよ。

で、そんな、「ハンコを押すためだけに出社しなければならない」状況が
問題視されて、

それに対するコメントを、このIT担当大臣が
求められるということがあったんですよ。

IT担当大臣、なんていったと思います?

こう言いました。










「しょせんは民間の話だ」











うん、ボケのセンスはあると思う。

ツッコミどころが多いよねw

ITの大臣なのに、ITを通した見解もなく他人事かい!ってのと、
印鑑団体のトップも兼任しているのに、それも踏まえて他人事かい!
ってのと、

これが一番言いたいんだけど、印鑑を押す文化って

民間じゃなくて、むしろ行政だろ!

っていうね。

国が求める書類のが印鑑多いじゃないか!
ってツッコまずにはいられないですよね。

で、同じように思った人はやはりたくさんいたようで、
民間の話なんだったら、印鑑は止めようぜ!ってことで、
印鑑をなくす方向の動きは強まったんですよね。

で、タイムリーな情報なんですが、先月、6月19日に、
国としても「必ずしも押印は必要ない」って見解を出しました。
これは素晴らしいですよね。
やっとと、いう感じですよ。

まぁ、当然ちゃ当然ですよね。

印鑑は、契約の有効性を証明するために押印するものですけど、
契約の有効性を証明する手段が印鑑だけと思うなよって話ですよ。

話が脱線しちゃいましたが、
「日本の競争力が低いと判断されている主な理由」に戻しまして、

とにかく「効率が悪い」ってことは、山のようにあるわけです。

で、二つ目。

②起業(開業)環境が悪い
こざらくも自社、法人は設立しているので、
身をもって体験はしていますが、

開業手続きが、まぁぁぁぁぁ面倒です。

それこそね、まさに印鑑のオンパレードでしたし、
必要な書類を何個も作りました。

それと法人税が高いってのもあります。

実際、海外だと開業率は10%を超える国とかもあるんですが、
こういった国に比べると日本は5%程度、
半分に留まってしまっているみたいですね。

それと最後三つ目。

③国際性が低い
島国という環境もあるんでしょうけど、やっぱり諸外国と比べて、
他の国と一緒にビジネスをするってことが少ない傾向にあります。

こんな風に、効率の悪い仕事の仕方、開業率の低さ、国際性と、
この辺りがマイナスに評価されて、
競争力は低いと、総合的に判断されてしまっているようです。

でね、じゃあこの競争率、
今後改善していく傾向はあるのかってことですよ。

というわけで、今日の話の2点目、
「それを踏まえて知っておいた方がいいこと」に入ります。

■それを踏まえて知っておいた方がいいこと

まず、しばらくは日本の国際競争率は改善しないと思います。

その理由としては、やはり権力を握っている層に、
頭の固い人達が多いってことですね。

視点を絞って、一会社でみただけでも
上層部には柔軟な考えができない人達がまだまだ多くみられます。

いまだに無駄な打ち合わせや会議をして、仕事をした気になったり、
上層部として判断、調整しなければならないことを
下に丸投げしたりなんてこともよく見ますし、良く聞きます。

勿論、そうじゃない会社もありますし、
改善に力を入れている会社もありますけど、

日本全体でみると、無断なことをすぐに止めて、
効率、生産性を上げる事に心臓を捧げている会社ってのは
まだまだ少ないわけです。

ごく一部の、調査兵団くらいしかいないわけですよ。

国の取り組みとか、考え方もそうですよね。

さっき話したIT担当大臣なんかの例もそうですけど、
今回のコロナウイルス騒動に伴うリモートワークに関する押印の見解を、
IT担当大臣に聞いても

「しょせんは民間の話」

みたいに、他人事としてばっさり切ってしまうのが現状なわけです。

こういった状況は、
今、権力を握っている上層部の人達が世代交代しないことには難しい。。

理想は、もっと柔軟な考え方ができる若い世代に
どんどん任せていくのが良いと思うんですけど、
それができず、権力を牛耳る人達がまだまだいるので、
この根本改善はすぐにはできないと、こざくらは思っています。

で、そこを変えるのが難しいのであれば、
日本はしばらくはそういう社会なんだってことを踏まえた上で、
生活、資産は自分で守っていくことが必要になってくるわけですよ。

例えば、2030年頃には、自動運転が本格化、
普及してくるっていうのは分かっています。

なので、今、ドライバー業や、販売店/ディーラー業に
勤めている人達であれば、

自動運転の普及に伴い、自分の業務がどう変化していくかってのを学んで、
先読みしつつ、今後、どういうサービスを提供して
お金を稼ぐようになるのかを考えたり、
それ以外の副収入が得られる行動をとっておいたり、

と、そういう、事前の学びと準備ですよね。

この辺りを意識しているかしていないかだけでも、
変化が激しい世の中、後々、大きな差が出てくると思います。

島田紳助さんも言ってますが、少しの頑張りをずーっとつづける。

その頑張りは角度にすると1度。

でもその1度の先は、大きく離れることになるわけです。

はい、というわけで簡単にまとめおきます。

・日本の国際競争力は過去最低になっている
・上向きになっていくことは、現状は難しい
・であるなら、自分の資産は自分で守る必要があるので、
 きちんと学んで準備をしておこう

といった話でした。

色んな、選択肢はあると思うので、引き続き一緒に頑張っていきましょう。

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是非ご活用ください。


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