AGA治療はいつまで続けるの?【医師監修】
『AGA治療は一生続けないといけないの?』
『薬は飲まなくなったらまた進行するの?』
このような、治療の継続に関するご質問をよくいただきます。
結論では、AGAの治療に使用していた薬をやめると、その時点から再度AGAが進行し始めます。
AGAは遺伝的な要素も関与した慢性的な疾患です。
症状を抑制したいのであれば、一生付き合っていかなくてはなりません。
AGA治療に使用していた薬を中止すると通常は数ヶ月から1年以内に、毛髪の状態が元に戻ってしまいます。
『治療をしたリバウンドで、治療中止後にもっと進行してしまうのではないか?』というご質問を時々いただきますが、これに関する答えはNoです。
あくまで改善前の状態に戻ることになります。
しかし治療スタートから数年間経過していると、既に改善前よりも進行している可能性が考えられる為、より進行したのではと感じる方は少なくないようです。
AGA治療が可能になった現代医療でも、
残念ながらAGA自体を完治させることはできないのです。
ここからはAGA治療を中止することでメリットとなりうることに関して考えていきます。
① 副作用の不安から開放される。
AGA治療薬にはいくつかありますが、代表的なお薬はAGAの根本的な薬である デュタステリド(フィナステリド) が上げられます。
デュタステリド(フィナステリド)の副作用には性機能障害・肝機能障害があります。
性機能障害(男性機能低下)の起こる可能性は約1%未満であり、肝機能障害に関しては国内での発症例がないと言われています。
デュタステリド(フィナステリド)は前立腺肥大症の治療薬にも配合されており、長期内服に対する安全性は確認されています。
しかし処方時にこのような副作用の説明を受けることで、治療期間中不安な気持ちが拭えない患者様は少なからずいらっしゃいます。
このような心的ストレスから開放されることはメリットと言えるでしょう。
② 経済的な負担が減る。
デュタステリド(フィナステリド)は国内でも安価なジェネリックが出ており、以前に比べて続けやすい価格帯になっています。
とは言え、月々数千円の出費が経済的な負担となる場合もあり、治療を中止することで心的な余裕ができると考えます。
AGA治療を行うことで、以前のような毛量を復活させることが可能です😌
治療を継続することでのメリット・デメリットを考慮した上で、
いつまでAGA治療を行うかは本人の意思で決めることが重要になってきます。
JTオンラインクリニックでは治療前の心配を取り除けるように丁寧なカウンセリングを心がけています。
またお薬の価格帯はオンライン診療だからこそ低価格を実現できています。
途中で治療が負担とならないように、患者様にとって続けやすいクリニックを目指します。
治療に関しては、JTオンラインクリニックにお気軽にお問い合わせください。
【監修医師】 鈴木 沙織
2014年3月 東京医科大学卒業
2014年4月 都内総合病院にて初期臨床研修開始
2016年4月 大学病院外科入局
2016年4月 大手AGA専門クリニックで勤務開始
2020年4月 都内総合病院勤務
オンライン専門クリニックを開院、現在に至る。
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