新潟県と県内市町村の人口推移
新潟県の県内市町村人口推移が発表され、地元紙に掲載されていました。
新潟県が戦後初めて210万人を下回る!ということでした。
さて、阿賀町を見てみると、
1997年の16,452人から2024年8,628人と増減数が7,824、増減率が−47.6%で、ぶっちぎりの増減率ワースト1位。
2位の関川村と比べると7%近くも差があります。
ちなみに、
推計人口とは、直近の国勢調査の確定人口を基に、住民基本台帳の異動状況などを用いて算出された、毎月1日現在の人口です。国勢調査は5年ごとに実施されるため、国勢調査の年以外の人口の状況を把握するために推計人口が算出されます。
推計人口は、実際に住んでいるすべての人を対象としており、居住実態に近いため、市全体や行政区別の男女別人口や世帯数などの公表に使用されます。
推計人口の算出方法は、次のとおりです。
推計人口 = 直前の国勢調査人口 + 自然動態 + 社会動態
自然動態 = 出生 - 死亡
社会動態 = 転入 - 転出
また、将来の人口規模や男女・年齢構成の推移を推計する「将来人口推計」もあります。これは、出生、死亡、国際人口移動について実績値の動向をもとに仮定を設け、複数の推計によって一定幅の見通しを与えています。
じゃあ、どれくらい働いてる人がいるんだろうというと、
新潟県阿賀町の生産年齢人口の割合は、41.9%で、
新潟県内の市町村別の生産年齢人口の割合は、阿賀町が最も低く、聖籠町が最も高くなっています。
生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満のすべての人を指します。一方、労働力人口は15歳以上で実際に働いている人と働く意思のある人を指します。
ということです。
そして、2025年の人口構成予測はこんな感じです。
20代が男女合わせて400人ほど、
30代が男女合わせて450人ほど、
40代が男女合わせて700人ほど、
この中で仕事を作る側の、事業主・経営者は何人いるんだろう。
過去データを見ると、
人口は毎年350人前後ずつ減っています。
減の方だと、だいたい死亡数が250人ほどで、転出者が250人ほど。
増の方だと出生数が20人〜30人。転入者が150人ほどです。
ちなみに、子供の数はこんな感じで減ってます。
人口減少率新潟県ワースト1位の阿賀町をどうしていくか。