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阿賀北ノベルジャム2021グランプリ授賞式が行われました!

3月19日(土)に阿賀北ノベルジャム2021グランプリ授賞式が対面&オンラインのハイブリットで行われました。その模様をご紹介いたします。

当日の会場&司会は…

今回グランプリ授賞式の会場としてお世話になったのは、新発田市の老舗料亭「志まや」様です!

授賞式にご参加いただいた皆様は以下の通りです。

・新発田市教育委員会教育長 工藤ひとし様
・志まや代表取締役社長 嶋谷次郎八様
・審査委員長 仲俣暁生様
・審査員 加藤雅一様
・審査員 渡辺安之様
・審査員 間狩隆充様
・審査員 鈴木美和子様
・敬和学園大学地域センター長 富川尚先生

会場にスクリーンを設置し、直接会場に足をお運びいただけなかった方々にもZoomにてご出席いただきました。

さらに、司会には敬和学園大学の卒業生でもある元NHK新潟放送局アナウンサー・坂元楓さんにお越しいただきました!

デザイン賞

本の「顔」とも言える表紙デザイン。見事賞に輝いたのは…
「オン・ユア・マークス」をデザインされたチームミルスケール・伊藤柊果さんです!

青空と入道雲のコントラストと、空を見上げる主人公の姿。思わず手に取りたくなるような魅力的なデザインが高く評価されました!

販売促進PR賞

2021年度から新設された販売促進PR賞。SNSでの発信、グッズ制作等を通じて、自分たちの作品の魅力を効果的にPRしていたチームは…
チーム山米茶文庫です!

SNSでの熱心&活発な発信だけでなく、書店でのオフラインの作品販売を実現させた所も評価されました!

特別賞

非常に多種多様なジャンル、魅力を持った作品が完成した2021年度の阿賀北ノベルジャム。グランプリの選定とは視点を変えて、優れた作品を表彰しよう、と特別賞が設けられました。受賞したのは…
チームミルスケール・ギア比4:1さん著「オン・ユア・マークス」です!

審査員からの支持を集め、今回の特別賞受賞となりました!

グランプリ

そして、栄えある阿賀北ノベルジャム2021グランプリに輝いたのは…

チーム山米茶文庫・茶山日縁さん著「宵闇の盃」です!

明治時代を舞台にした、陶芸家の女性の物語という意欲的なテーマ、純文学のような言葉の重みが審査員に高く評価されました!

各賞を受賞された方々、本当におめでとうございます!皆様、ご参加いただきありがとうございました!

当日の様子はYouTubeにて公開中!下記のリンクよりご覧ください!


ご挨拶

2回目の開催となった阿賀北ノベルジャム2021は無事、3チーム6作品が完成しました。
今回の全体テーマはSDGsを掲げ、そこから今年度はじめて審査員となって頂いた鈴木美和子先生からも案を頂き、「姉」というお題で阿賀北を舞台とした個性豊かな作品が生まれています。ぜひ、電子書籍・オンデマンド出版を通じて手に取って頂き、お楽しみください。

昨年に引き続いてのオンライン開催となりましたが、コロナ禍も3年目に突入し、参加者・関係者の皆さまの各種ツールへの習熟度が高まってきたこともあり、制作過程や完成作品を見ても「地域の外の視点を入れて物語を作り、地域の魅力を再編集する」という本イベントの目指す姿がより明確になったように思えます。
 
一方で、せっかく完成した作品やこの取り組みが、肝心の地域の皆さまにまだまだ知られていない、という点は課題です。今年度は「オンライン書評バトル」という新たな挑戦を行い、tiktokでの書評動画をTwitterで紹介したところ、10万回を超えるインプレッション(表示回数)を得るなど手応えもありました。今後もオンライン上での認知をいかに地域で暮す方々に浸透・拡大を図るか、イベントそのものの運営と並行して取り組んでいきたいと考えています。

小説を作り、出版するという言わば伝統的なメディア展開と、オンラインツールを活用したコラボレーションでそれを生み出し、認知を拡大していくという新しい取り組みへの挑戦を並行して行うのが阿賀北ノベルジャムです。参加者の皆さまの努力はもちろんのこと、運営学生メンバーとも何十時間にも及ぶ打ち合わせと準備を重ねて来ました。学生リーダーの一野さんはじめ学生運営メンバーも大変な苦労があったと思います。ぜひこの濃密な経験を今後に活かしていってもらえればと考えています。

このような新しく多層的な取り組みが、コロナ禍のなかでも開催してこられたのは、共催・協賛を頂いている皆さまのご支援あってこそです。改めて感謝致します。また、運営にあたっては、大学事務局の皆川さんに1年間を通じてサポートを頂きました。審査員の皆さまにも作品審査のみならず、イベントの方向性についても貴重な示唆を頂いております。多くの皆さまに支えて頂いているからこその阿賀北ノベルジャムです。3年目に向けて更なる充実を図ることで、それにお応えして参りたいと思います。

阿賀北ノベルジャム担当教員(実行委員長/プロデューサー)松本 淳


  本年度で2回目の開催となった阿賀北ノベルジャム。1回目の昨年度は新型コロナウイルスの影響もありバタバタと走り抜けましたが、本年度はその経験もあってなのか比較的余裕を持って運営出来たのではと思っております。
 実は私、阿賀北ノベルジャムの立ち上げ当初から関わっていました。昨年度、本年度とオンライン形式で実施してきた阿賀北ノベルジャムですが、当初は参加者の方に阿賀北へお越し頂いて2泊3日の合宿形式で実施するという計画を立てていました。新型コロナウイルス感染症の感染状況が中々落ち着かないここ数年ではありますが、新型コロナウイルス感染症が落ち着きましたら、作品を片手に阿賀北ノベルジャムの舞台である新潟県阿賀北地域へ是非お越し下さい。

 最後になりましたが、阿賀北ノベルジャム2021を暖かく見守って下さった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
 また阿賀北ノベルジャム2022に向けて実行委員会アップデートしてまいります。来年度も暖かく見守って頂けますと幸いでございます。

阿賀北ノベルジャム2021 運営学生リーダー一野諒也


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