かっこいい人の話
FTC本公演が終わって1週間。
ふわふわした頭とぐちゃぐちゃになった感情に何一つ整理がつかず、もともとない心の余裕がもっとなくなって、ふとした瞬間に涙が出そうになるのを何度も堪えながらなんとか日常と対峙して、なんとか1週間を乗り越えた。
本公演オーラスの話を少しだけ。
ほん〜〜〜っとうに楽しかった。
直行直帰単番がデフォの私にとって正直ハードルが高い現場だなあとは思ってたけど、くたくたの体とどろどろになったスニーカーを引きづって見た景色は、昼も夕方も夜もずっとずっと綺麗だった。
誇張表現とかではなく、本当にそれまでの疲労が全て飛んでって、夢みたいに幸せで、このまましんでもいいかもなーなんて、久しぶりに本気で思った。
そしてこの日1番泣いていたメンバー。今回は彼のお話をします。
実は、日プに出るちょっと前から柾哉の存在を少しだけ知っていた。
だからと言ってINIを好きになるのが必然だったわけでもなかったので、今こうして柾哉がリーダーをやっているグループを応援しているのが未だに不思議な気持ちになる時がある。
JO1の蓮くんやみやかわくんの言動からも取れるように私も当時の彼について、いつもふわふわニコニコしているいじられキャラ、くらいのイメージだったので、INIになってからの方が初めて知ることばかりだった。
止まることを知らない向上心の高さ、「誰も置いていかない」というかつての自身の発言通り周りをまあるく包み込む大きくておおらかな心。
突然年長組、ましてやリーダーという立場を任されたことに対しての責任感から生まれたものなのか、はたまた、やっと夢を掴んだ場所で伸び伸びと活動できていることの恩恵なのか。
私の記憶があるうちで、ちょうど1年前くらいにやってたイチスタライブが最初かな。ボーカルユニットに柾哉がいて、正直びっくりした。
それからというもの年が明けてラポスタ2024でのオレンジカバー、フェンおざたかまきと一緒に出演したファーストテイク、藤牧くんとの鱗カバー。
この1年間、柾哉の歌をこんなに聞ける機会がたくさんあるなんて思いもしなかった。
見る度にぐんぐんと流暢になっていく韓国語だって、どう考えても並大抵の努力じゃないことくらいわかる。
韓国の制作陣の方々に対する敬意を表すためにもだなんて言っていたけれど、そう思うだけで終わるのではなく、(過程と結果のどちらが重要か論争は一旦置いておいて)こんなにも努力を目に見える形で示せるのって、誰にでもできることじゃない。
私自身にも、そして柾哉にも呪いをかけるような言葉にはなってしまうが、なんだか本当に、信頼できる人だなあと思わされる。
そして、あたしの!の出演。
これに関しては、INIの枠を超えてひとつの映画作品として評価されるという点では、単なる頑張りたい!上手くなりたい!の気持ちだけでなく、いろんな試行錯誤があったことだろうと思う。
自分の中できっとたくさん悩んで頑張ってまた悩んで頑張ってくれた末に、どんな意見も受け止めるだなんて伝えてくれた時は、本当にびっくりした。綺麗なものだけを見ていてほしいという私のエゴを良い意味で裏切られた。
リーダーと主演、良くも悪くも注目の的となる立場で、自分は鎧にもなるという発言が、あまりにも強くて眩しかった。
ファンにとってかっこいい人でありたいと何度も言ってくれるけど、柾哉にとってのかっこいい人ってどんな人なんだろう。
あのー、もう十分かっこよすぎますが泣泣泣なんて私の言葉もきっと届く暇もなく、まだまだ全然だけどね、だなんて言ってまた上を見上げて走り出しているんだろうな。
このnoteもそろそろ投稿しようと最後の書き詰めに入っていた時、一通のメール通知。まあ、このメールを確認してから投稿しようと思ってたんだけどね。
初めて、推しメン以外のメンバーの特典会に応募した。
柾哉とも話してみたいな〜とはなんとなくずっと思っていたけど、間違いなく今しかないと思ったので。
ということで、無事に柾哉とお話できる機会ができました♪♪♪(やったー♡)
何から話そうかなあ〜。伝えたいことがあまりにも多すぎて、私のnote読んでくださいなんて言おうかな。(言いません)
あと1ヶ月、ゆっくり考えよ〜っと。
改めて、FTC本公演完走とあたしの!公開にたくさんのおめでとうとお疲れ様とありがとう。
あなたの謙虚で貪欲な情熱を共有し、共に支え合える11人で活動し続けられますように。
あなたのまっすぐで温かいきらめきが、同じだけあなたに返ってきますように。
柾哉!本当にかっこよかったよー!!!