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遊戯王 マスターデュエル:テーマ「機界騎士」について(後編)

当ノートでは「遊戯王 マスターデュエル(MD)」に実装されているテーマ「機界騎士」について解説します。

テーマ「粛声」が実装されたり、テーマ「RR」や「氷結界」が強化された2024年08月08日のアップデート直後環境を想定した内容になっています。

文量の都合から、ノートを「前編」と「後編」の2つに分けています。解説のほとんどは前編で行っており、後編には具体的な展開例をまとめています。

当ノートは後編です。


はじめに

当ノートでは「機界騎士」系アーキタイプの展開例をまとめています。

読み進めるにあたり、以下点をご了承ください。

コンボの表記形式

コンボは{1-1}や{2-2a}のように波括弧(中括弧)で括って記します。

ハイフンの前にある数字は、そのコンボを実行するのに必要な手札の枚数――いわゆる初動枚数です。1枚であれば{1-1}、2枚であれば{2-1}といった具合になります。なお、この枚数にはコストとして使用するカードの枚数も含めます。

ハイフンの後にある数字は各初動枚数コンボにおいて、それぞれを識別するための連番です。{1-2}は1枚初動コンボの2番目。{2-1}は2枚初動コンボの1番目を指します。

末尾のアルファベットは各コンボに微妙な派生が存在するとき、それらを識別するために付ける記号です。例えば{1-1a}{1-1b}{1-1c}は{1-1}というコンボに対して、細部が微妙に異なるものが3つ存在していることを意味します。

コンボの詳細

コンボは「始動条件」「展開ルート」「最終盤面」の3つの情報で構成します。

始動条件はそのコンボを始めるために、手札・山札にどのようなカードが何枚必要かをまとめたものです。

展開ルートはコンボの具体的な実行順・操作順です。掲載しているのは一例であり、展開順を多少前後しても問題ない場合もあります。

最終盤面は当該コンボだけを実行したときに、最終的に手札・フィールド・墓地・除外がどのような状態になっているかを表します。

なお、全てのコンボは先攻1ターン目、かつお互いに一切カードが使用されていない状態から始めることを前提とした内容になっています。

{1-1}:基本コンボ

《宵星の騎士ギルス》を使った基本コンボです。

相手モンスターがフィールドで効果を発動したとき、それにチェーンして《星遺物に眠る深層》を発動。発動時効果である効果①により、墓地から《紺碧の機界騎士》を相手モンスターと同じ縦列に特殊召喚することで《星遺物に眠る深層》の効果②により相手モンスターが発動した効果を無効化します。

この無効化効果は「フィールドで発動した効果」に適用されますので「自身をリリースして発動」「自身を除外して発動」といった効果であっても、そのモンスターが効果を発動したときに存在していたモンスターゾーンと同じ縦列に《紺碧の機界騎士》を特殊召喚することで無効化することができます。

《紺碧の機界騎士》は1ターンに1度、自身を含めた自分「ジャックナイツ」モンスターを好きな自分メインモンスターゾーンに移動させることができるので、もう1回妨害できることになります。相手がモンスター効果を発動していなくても《紺碧の機界騎士》を《双穹の騎士アストラム》とは異なるEXモンスターゾーンと同じ縦列に配置しておくことで、相手がリンクモンスターで突破を図ろうとしても事前に防止できたりします。

《星遺物に眠る深層》の効果②を適用させまいと、相手がこちらの「ジャックナイツ」モンスターを戦闘破壊しようとしても最強の壁モンスターである《双穹の騎士アストラム》がいるため戦闘破壊は困難です。現実的な解決方法としては《星遺物に眠る深層》を効果で破壊・除外することになるでしょう。

あと、展開途中で《星鍵士リイヴ》の効果②で相手「星遺物トークン」を消滅させていますが、あえて残しておくのも手です。《PSYフレームギア・γ》《拮抗勝負》《無限泡影》などの汎用妨害札の発動を阻害できるうえ、出張パーツとして人気の「クシャトリラ」モンスターの特殊召喚を妨害できます。

始動条件

  • 手札

    • 《宵星の騎士ギルス》が1枚

  • 山札

    • 《蒼穹の機界騎士》が1枚

    • 《星遺物-『星鎧』》が1枚

    • 《紺碧の機界騎士》が1枚

    • 《紫宵の機界騎士》が1枚

    • 《明星の機械騎士》が1枚

    • 《星鍵士リイヴ》が1枚

    • 《双穹の騎士アストラム》が1枚

    • 《星遺物を継ぐもの》が1枚

    • 《星遺物の機憶》が1枚

    • 《星遺物に眠る深層》が1枚

展開ルート

  1. 召喚権を消費して、手札から《宵星の騎士ギルス》を召喚。

  2. 召喚した《宵星の騎士ギルス》の効果①を発動。デッキから《星遺物-『星鎧』》を墓地へ送る。

  3. 《宵星の騎士ギルス》の効果②を発動。お互いのフィールドに「星遺物トークン」を守備表示で特殊召喚。このとき、自分フィールドに特殊召喚する「星遺物トークン」はどこに特殊召喚してもよいが、相手フィールドに特殊召喚する「星遺物トークン」はEXモンスターゾーンと同じ縦列に特殊召喚すること。

  4. 「星遺物トークン」と《宵星の騎士ギルス》を素材に、EXデッキから《星鍵士リイヴ》をリンク召喚。このとき、相手「星遺物トークン」と同じ縦列のEXモンスターゾーンにリンク召喚すること。

  5. 《星鍵士リイヴ》の効果①を発動。デッキから《星遺物を継ぐもの》をセット。

  6. 墓地の《星遺物-『星鎧』》を対象として、セットした《星遺物を継ぐもの》を発動。《星鍵士リイヴ》の左下リンク先に、墓地から《星遺物-『星鎧』》を特殊召喚。

  7. 特殊召喚した《星遺物-『星鎧』》の効果②を発動。デッキから《星遺物の機憶》を手札に加える。

  8. 手札から《星遺物の機憶》を発動。デッキから《紫宵の機界騎士》を守備表示で特殊召喚。

  9. 自身を対象に《紫宵の機界騎士》の効果②を発動。自身を次の自分スタンバイフェイズまで除外し、デッキから《蒼穹の機界騎士》を手札に加える。

  10. 自身の効果①により、《星鍵士リイヴ》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《蒼穹の機界騎士》を特殊召喚。

  11. 手札から特殊召喚した《蒼穹の機界騎士》の効果②を発動。このカードと同じ縦列に相手カードが1枚(「星遺物トークン」が1枚)あるため、デッキから《紺碧の機界騎士》を手札に加える。

  12. 《蒼穹の機界騎士》と《星遺物-『星鎧』》を素材に、《星鍵士リイヴ》の左下リンク先に《明星の機械騎士》をリンク召喚。

  13. 手札から《紺碧の機界騎士》を捨てて、リンク召喚した《明星の機械騎士》の効果①を発動。デッキから《星遺物に眠る深層》を手札に加える。

  14. 《明星の機械騎士》と《星鍵士リイヴ》を素材に、EXデッキから《双穹の騎士アストラム》をEXモンスターゾーンにリンク召喚。

  15. リンク召喚した自身がリンク素材として墓地へ送られた《星鍵士リイヴ》の効果②を発動。相手「星遺物トークン」をデッキに戻す(トークンのためデッキに戻らず消滅する)。

  16. 手札から《星遺物に眠る深層》をセット。後の展開を考えると《双穹の騎士アストラム》と同じ縦列にセットしておくとよい。

最終盤面

  • 手札

    • デュエル開始時にドローしたカードが4枚

  • フィールド

    • 《双穹の騎士アストラム》がEXモンスターゾーンに表側攻撃表示で1枚

    • 《星遺物に眠る深層》が裏側表示で1枚

  • 墓地

    • 《宵星の騎士ギルス》が1枚

    • 《蒼穹の機界騎士》が1枚

    • 《星遺物-『星鎧』》が1枚

    • 《紺碧の機界騎士》が1枚

    • 《明星の機械騎士》が1枚

    • 《星鍵士リイヴ》が1枚

    • 《星遺物を継ぐもの》が1枚

    • 《星遺物の機憶》が1枚

  • 除外状態

    • 《紫宵の機界騎士》が表側表示で1枚(次の自分スタンバイフェイズにメインモンスターゾーンに戻る)

  • その他

    • ※なし

{1-2}:「クローラー」出張コンボ

《宵星の騎士ギルス》から《機怪神エクスクローラー》を立てる「クローラー」系コンボです。

「クローラー」系アーキタイプで普通に使われているコンボの1つですが、キーパーツである《宵星の騎士ギルス》と《星鍵士リイヴ》は「機界騎士」系アーキタイプでも必須カードのため、こちらのコンボも簡単に実行できます。

相手ターンに、適当なタイミングで裏側守備表示の《機怪神エクスクローラー》を対象に《星遺物の傀儡》の効果①を発動して表側表示にしてください。すると《機怪神エクスクローラー》の効果②が有効になり、疑似的な《スキルドレイン》状態になります。

《機怪神エクスクローラー》の効果②は、発動した効果は無効にしますが発動しない効果は無効にできませんので注意が必要です。

純構築で採用されている《紺碧の機界騎士》と《星遺物に眠る深層》による妨害、当「クローラー」と混ぜた《機怪神エクスクローラー》による妨害のどちらが強いかというと一長一短です。

単純な妨害力だけ見ると《機怪神エクスクローラー》による妨害のほうが普通に強いです。ただし、表側表示の《機怪神エクスクローラー》に無効を当てられたり除去されると詰みです。

《星遺物に眠る深層》による妨害では「ジャックナイツ」モンスターが無効化・除去されても妨害効果が残ります。手札・デッキから「ジャックナイツ」モンスターをリクルートする《星遺物の機憶》を伏せていれば、さらに妨害数を増やせます。

始動条件

  • 手札

    • 《宵星の騎士ギルス》が1枚

  • 山札

    • 《機怪神エクスクローラー》が1枚

    • 《星鍵士リイヴ》が1枚

    • 《星遺物の交心》が1枚

    • 《星遺物の傀儡》が1枚

展開ルート

  1. 召喚権を消費して、手札から《宵星の騎士ギルス》を召喚。

  2. 召喚した《宵星の騎士ギルス》の効果①を発動。デッキから《星遺物の交心》を墓地へ送る。

  3. 《宵星の騎士ギルス》の効果②を発動。お互いのフィールドに「星遺物トークン」を守備表示で特殊召喚。

  4. 「星遺物トークン」と《宵星の騎士ギルス》を素材に、EXデッキから《星鍵士リイヴ》をリンク召喚。

  5. 《星鍵士リイヴ》の効果①を発動。デッキから《星遺物の傀儡》をセット。

  6. 墓地から自身を除外し、《星鍵士リイヴ》を対象として《星遺物の交心》の効果②を発動。《星鍵士リイヴ》の左下リンク先に、デッキから《機怪神エクスクローラー》を裏側守備表示で特殊召喚。

最終盤面

  • 手札

    • デュエル開始時にドローしたカードが4枚

  • フィールド

    • 《星鍵士リイヴ》がEXモンスターゾーンに表側攻撃表示で1枚

    • 《星遺物の傀儡》が裏側表示1枚

  • 墓地

    • 《宵星の騎士ギルス》が1枚

  • 除外状態

    • 《星遺物の交心》が表側表示で1枚

  • その他

    • 「星遺物トークン」が相手メインモンスターゾーンに表側守備表示で1枚

{2-1}:《星遺物が刻む傷痕》のハンデスコンボ1

《宵星の騎士ギルス》と《蒼穹の機界騎士》を初動札とする《星遺物が刻む傷痕》のハンデスコンボです。

始動条件

  • 手札

    • 《宵星の騎士ギルス》が1枚

    • 《蒼穹の機界騎士》が1枚

  • 山札

    • 《星遺物-『星鎧』》が1枚

    • 《宵星の騎士ギルス》《蒼穹の機界騎士》《紫宵の機界騎士》以外の「ジャックナイツ」モンスターが1枚(便宜上《B》とする)

    • 《宵星の騎士ギルス》《蒼穹の機界騎士》《B》《紫宵の機界騎士》以外の「ジャックナイツ」モンスターが1枚(便宜上《C》とする)

    • 《紫宵の機界騎士》が1枚

    • 「星遺物トークン」を素材としてリンク召喚できるリンク1モンスターが1枚(便宜上《A》とする)

    • 《C》と《双穹の騎士アストラム》を素材としてリンク召喚できるリンク2モンスター(便宜上《D》とする)

    • 《明星の機械騎士》が1枚

    • 《星鍵士リイヴ》が1枚

    • 《星痕の機界騎士》が1枚

    • 《双穹の騎士アストラム》が1枚

    • 《星遺物を継ぐもの》が1枚

    • 《星遺物が刻む傷痕》が1枚

    • 《星遺物へ至る鍵》が1枚

展開ルート

  1. 召喚権を消費して、手札から《宵星の騎士ギルス》を召喚。このとき、召喚先はEXモンスターゾーンと異なる縦列、かつEXモンスターゾーンに《星鍵士リイヴ》を出したときにリンク先とならない場所を選ぶこと。総合的に考えると右端が良いので右端に出したものとする。

  2. 召喚した《宵星の騎士ギルス》の効果①を発動。デッキから《星遺物-『星鎧』》を墓地へ送る。

  3. 《宵星の騎士ギルス》の効果②を発動。お互いのフィールドに「星遺物トークン」を守備表示で特殊召喚。このとき、自分フィールドに特殊召喚する「星遺物トークン」はどこに特殊召喚してもよいが、相手フィールドに特殊召喚する「星遺物トークン」はEXモンスターゾーンと同じ縦列に特殊召喚すること。

  4. 「星遺物トークン」を素材としてリンク召喚できるリンク1モンスター(便宜上《A》とする)を、相手「星遺物トークン」と同じ縦列のEXモンスターゾーンにEXデッキからリンク召喚。

  5. 自身の効果①により、《A》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《蒼穹の機界騎士》を特殊召喚。

  6. 手札から特殊召喚した《蒼穹の機界騎士》の効果②を発動。このカードと同じ縦列に相手カードが1枚(「星遺物トークン」が1枚)あるため、デッキから《紫宵の機界騎士》を手札に加える。

  7. 《蒼穹の機界騎士》と《A》を素材に、EXデッキから《星鍵士リイヴ》を相手「星遺物トークン」と同じ縦列のEXモンスターゾーンにリンク召喚。

  8. 《星鍵士リイヴ》の効果①を発動。デッキから《星遺物を継ぐもの》をセット。

  9. 墓地の《星遺物-『星鎧』》を対象として、セットした《星遺物を継ぐもの》を発動。《星鍵士リイヴ》の左下リンク先に、墓地から《星遺物-『星鎧』》を特殊召喚。

  10. 特殊召喚した《星遺物-『星鎧』》の効果②を発動。デッキから《星遺物へ至る鍵》を手札に加える。

  11. 自身の効果①により、《星鍵士リイヴ》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《紫宵の機界騎士》を特殊召喚。

  12. 自身を対象に《紫宵の機界騎士》の効果②を発動。自身を次の自分スタンバイフェイズまで除外し、デッキから《宵星の騎士ギルス》《蒼穹の機界騎士》《紫宵の機界騎士》以外の「ジャックナイツ」モンスター(便宜上《B》とする)を手札に加える。

  13. 手札から《星遺物へ至る鍵》を発動。効果①により、除外状態の《紫宵の機界騎士》を手札に加える。このとき《星鍵士リイヴ》の左下リンク先と同じ縦列で発動すること。

  14. 《宵星の騎士ギルス》と《星遺物-『星鎧』》を素材に、EXデッキから《明星の機械騎士》を《星鍵士リイヴ》の左下リンク先へリンク召喚。

  15. 手札から《紫宵の機界騎士》を捨てて、リンク召喚した《明星の機械騎士》の効果①を発動。デッキから《星遺物が刻む傷痕》を手札に加える。

  16. 自身の効果①により、《星鍵士リイヴ》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《B》を特殊召喚。

  17. 《B》と《明星の機械騎士》を素材に、EXデッキから《星痕の機界騎士》を《星鍵士リイヴ》の左下リンク先へリンク召喚。

  18. 《星遺物へ至る鍵》を墓地へ送って、《星痕の機界騎士》の効果③を発動。《宵星の騎士ギルス》《蒼穹の機界騎士》《B》《紫宵の機界騎士》以外の「ジャックナイツ」モンスター(便宜上《C》とする)をデッキから守備表示で特殊召喚。

  19. 《星鍵士リイヴ》と《星痕の機界騎士》を素材に、EXデッキから《双穹の騎士アストラム》をEXモンスターゾーンにリンク召喚。

  20. リンク召喚した自身がリンク素材として墓地へ送られた《星鍵士リイヴ》の効果②を発動。相手「星遺物トークン」をデッキに戻す。トークンのため消滅する。

  21. 《C》と《双穹の騎士アストラム》を素材に、リンク2モンスター(便宜上《D》とする)をEXモンスターゾーンにリンク召喚。

  22. 手札から《星遺物が刻む傷痕》を発動。

  23. 墓地から「ジャックナイツ」モンスター8種類を1枚ずつ除外して《星遺物が刻む傷痕》の効果③を発動。相手の手札・EXデッキのカードをすべて墓地へ送る。

最終盤面

  • 手札

    • デュエル開始時にドローしたカードが3枚

  • フィールド

    • 《D》がEXモンスターゾーンに表側攻撃表示で1枚

    • 《星遺物が刻む傷痕》が表側表示で1枚

    • 《星遺物へ至る鍵》が魔法&罠ゾーンの左端か中央に表側表示で1枚

  • 墓地

    • 《星遺物-『星鎧』》が1枚

    • 《A》が1枚

    • 《星鍵士リイヴ》が1枚

    • 《星遺物を継ぐもの》が1枚

  • 除外状態

    • 《宵星の騎士ギルス》が1枚

    • 《蒼穹の機界騎士》が1枚

    • 《B》が1枚

    • 《C》が1枚

    • 《紫宵の機界騎士》が1枚

    • 《明星の機械騎士》が1枚

    • 《星痕の機界騎士》が1枚

    • 《双穹の騎士アストラム》が1枚

  • その他

    • ※なし

{2-2}:《星遺物が刻む傷痕》のハンデスコンボ2

《宵星の騎士ギルス》と《紫宵の機界騎士》を初動札とする《星遺物が刻む傷痕》のハンデスコンボです。

始動条件

  • 手札

    • 《宵星の騎士ギルス》が1枚

    • 《紫宵の機界騎士》が1枚

  • 山札

    • 《蒼穹の機界騎士》が1枚

    • 《星遺物-『星鎧』》が1枚

    • 《蒼穹の機界騎士》《紫宵の機界騎士》以外の「ジャックナイツ」モンスター(便宜上《B》とする)

    • 《蒼穹の機界騎士》《紫宵の機界騎士》《B》以外の「ジャックナイツ」モンスター(便宜上《C》とする)

    • 「星遺物トークン」を素材としてリンク召喚できるリンク1モンスター(便宜上《A》とする)

    • 《明星の機械騎士》が1枚

    • 《星鍵士リイヴ》が1枚

    • 《星痕の機界騎士》が1枚

    • 《双穹の騎士アストラム》が1枚

    • 《星遺物を継ぐもの》が1枚

    • 《星遺物が刻む傷痕》が1枚

    • 《星遺物へ至る鍵》が1枚

展開ルート

  1. 召喚権を消費して、手札から《宵星の騎士ギルス》を召喚。このとき、召喚先はEXモンスターゾーンと異なる縦列、かつEXモンスターゾーンに《星鍵士リイヴ》を出したときにリンク先とならない場所を選ぶこと。総合的に考えると右端が良いので右端に出したものとする。

  2. 召喚した《宵星の騎士ギルス》の効果①を発動。デッキから《星遺物-『星鎧』》を墓地へ送る。

  3. 《宵星の騎士ギルス》の効果②を発動。お互いのフィールドに「星遺物トークン」を守備表示で特殊召喚。このとき、自分フィールドに特殊召喚する「星遺物トークン」はどこに特殊召喚してもよいが、相手フィールドに特殊召喚する「星遺物トークン」はEXモンスターゾーンと同じ縦列に特殊召喚すること。

  4. 「星遺物トークン」を素材としてリンク召喚できるリンク1モンスター(便宜上《A》とする)を、相手「星遺物トークン」と同じ縦列のEXモンスターゾーンにEXデッキからリンク召喚。

  5. 自身の効果①により、《星鍵士リイヴ》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《紫宵の機界騎士》を特殊召喚。

  6. 自身を対象に《紫宵の機界騎士》の効果②を発動。自身を次の自分スタンバイフェイズまで除外し、デッキから《蒼穹の機界騎士》を手札に加える。

  7. 自身の効果①により、《A》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《蒼穹の機界騎士》を特殊召喚。

  8. 手札から特殊召喚した《蒼穹の機界騎士》の効果②を発動。このカードと同じ縦列に相手カードが1枚(「星遺物トークン」が1枚)あるため、デッキから《蒼穹の機界騎士》《紫宵の機界騎士》以外の「ジャックナイツ」モンスター(便宜上《B》とする)を手札に加える。

  9. 《蒼穹の機界騎士》と《A》を素材に、EXデッキから《明星の機械騎士》をEXモンスターゾーンにリンク召喚。

  10. 手札から《B》を捨てて、リンク召喚した《明星の機械騎士》の効果①を発動。デッキから《星遺物を継ぐもの》を手札に加える。

  11. 墓地の《星遺物-『星鎧』》を対象に、手札から《星遺物を継ぐもの》を発動。墓地から《星遺物-『星鎧』》を《明星の機械騎士》のリンク先に特殊召喚。

  12. 特殊召喚した《星遺物-『星鎧』》の効果②を発動。デッキから《星遺物へ至る鍵》を手札に加える。

  13. EXモンスターゾーンと同じ縦列に、手札から《星遺物へ至る鍵》を発動。効果①により、除外されている《紫宵の機界騎士》を手札に加える。

  14. 《宵星の騎士ギルス》と《明星の機械騎士》を素材に、EXデッキから《星痕の機界騎士》を《星遺物へ至る鍵》と同じ縦列のEXモンスターゾーンにリンク召喚。

  15. 《星遺物へ至る鍵》を墓地へ送って、《星痕の機界騎士》の効果③を発動。デッキから《蒼穹の機界騎士》《B》《紫宵の機界騎士》以外の「ジャックナイツ」モンスター(便宜上《C》とする)を守備表示で特殊召喚。

  16. 《星遺物-『星鎧』》と《C》を素材に、EXデッキから《星鍵士リイヴ》をリンク召喚。

  17. 《星鍵士リイヴ》の効果①を発動。デッキから《星遺物が刻む傷痕》をセット。

  18. セットしていた《星遺物が刻む傷痕》を発動。

  19. 手札から《紫宵の機界騎士》を捨てて、《星遺物が刻む傷痕》の効果②を発動。1枚ドロー。

  20. 《星鍵士リイヴ》と《星痕の機界騎士》を素材に、EXデッキから《双穹の騎士アストラム》をリンク召喚。

  21. リンク召喚した自身がリンク素材として墓地へ送られた《星鍵士リイヴ》の効果②を発動。相手「星遺物トークン」をデッキに戻す。トークンのため消滅する。

  22. フィールド・墓地から「ジャックナイツ」モンスター8種類を1枚ずつ除外して《星遺物が刻む傷痕》の効果③を発動。相手の手札・EXデッキのカードをすべて墓地へ送る。

最終盤面

  • 手札

    • デュエル開始時にドローしたカードが3枚

    • 《星遺物が刻む傷痕》の効果②でドローしたカードが1枚

  • フィールド

    • 《星遺物が刻む傷痕》が表側表示で1枚

  • 墓地

    • 《星遺物-『星鎧』》が1枚

    • 《A》が1枚

    • 《星遺物を継ぐもの》が1枚

    • 《星遺物へ至る鍵》が1枚

  • 除外状態

    • 《宵星の騎士ギルス》が表側表示で1枚

    • 《蒼穹の機界騎士》が表側表示で1枚

    • 《B》が表側表示で1枚

    • 《C》が表側表示で1枚

    • 《紫宵の機界騎士》が表側表示で1枚

    • 《明星の機械騎士》が表側表示で1枚

    • 《星痕の機界騎士》が表側表示で1枚

    • 《双穹の騎士アストラム》が表側表示で1枚

  • その他

    • ※なし

{2-3}:《夢幻崩界イヴリース》と一部「ジャックナイツ」モンスターによる基本コンボ

《夢幻崩界イヴリース》1枚と《蒼穹の機界騎士》か《紫宵の機界騎士》のどちらか1枚による2枚初動コンボです。

《紫宵の機界騎士》のほうが上振れ展開となりますので、当ノートでは《夢幻崩界イヴリース》と《紫宵の機界騎士》による展開例を紹介します。といっても、上振れ要素は次の自分スタンバイフェイズに《紫宵の機界騎士》が除外状態からメインモンスターゾーンに戻ってくるだけですので、ほとんど違いはありません。

《蒼穹の機界騎士》が初動札のばあい、《紫宵の機界騎士》を特殊召喚して《蒼穹の機界騎士》をサーチするところを省略してください。

《宵星の騎士ギルス》による1枚初動コンボ{1-1}と比べると《双穹の騎士アストラム》が《明星の機械騎士》に置き換わっているため、盤面が脆くなっています。反面、《夢幻崩界イヴリース》を相手に送り付けるという妨害が1つ増えているので一長一短です。

あと、{1-1}では《宵星の騎士ギルス》に《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》などを当てられると展開が大きく阻害されますが、こちらは無効札を当てられても、あまり痛手にならないという利点があります。

始動条件

  • 手札

    • 《夢幻崩界イヴリース》が1枚

    • 《蒼穹の機界騎士》か《紫宵の機界騎士》が1枚(便宜上《紫宵の機界騎士》が初動札とする)

  • 山札

    • 《蒼穹の機界騎士》が1枚(初動札が《蒼穹の機界騎士》のばあいは不要)

    • 《紺碧の機界騎士》が1枚

    • 《夢幻崩界イヴリース》を素材に出せるリンク1モンスターが1枚(便宜上《A》とする)

    • 《明星の機械騎士》が1枚

    • 《星遺物に眠る深層》が1枚

展開ルート

  1. 召喚権を消費して、手札から《夢幻崩界イヴリース》を召喚。

  2. 《夢幻崩界イヴリース》を素材に、適当なリンク1モンスター(便宜上《A》とする)をEXモンスターゾーンにリンク召喚。

  3. 自分フィールドから墓地へ送られた《夢幻崩界イヴリース》の効果③を発動。《A》と同じ縦列の相手メインモンスターゾーンに、墓地から自身を守備表示で特殊召喚。

  4. 自身の効果①により、《A》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《紫宵の機界騎士》を特殊召喚。

  5. 自身を対象に《紫宵の機界騎士》の効果②を発動。自身を次の自分スタンバイフェイズまで除外し、デッキから《蒼穹の機界騎士》を手札に加える。

  6. 自身の効果①により、《A》と同じ縦列のメインモンスターゾーンに手札から《蒼穹の機界騎士》を特殊召喚。

  7. 手札から特殊召喚した《蒼穹の機界騎士》の効果②を発動。このカードと同じ縦列に相手カードが1枚(《夢幻崩界イヴリース》が1枚)あるため、デッキから《紺碧の機界騎士》を手札に加える。

  8. 《蒼穹の機界騎士》と《A》を素材に、EXデッキから《明星の機械騎士》をEXモンスターゾーンにリンク召喚。このとき、相手《夢幻崩界イヴリース》相手と同じ縦列のEXモンスターゾーンにリンク召喚すると良い。

  9. 手札から《紺碧の機界騎士》を捨てて、リンク召喚した《明星の機械騎士》の効果①を発動。デッキから《星遺物に眠る深層》を手札に加える。

  10. 手札から《星遺物に眠る深層》をセット。

最終盤面

  • 手札

    • デュエル開始時にドローしたカードが3枚

  • フィールド

    • 《明星の機械騎士》がEXモンスターゾーンに表側攻撃表示で1枚

    • 《星遺物に眠る深層》が裏側表示で1枚

  • 墓地

    • 《蒼穹の機界騎士》が1枚

    • 《紺碧の機界騎士》が1枚

    • 《A》が1枚

  • 除外状態

    • 《紫宵の機界騎士》が表側表示で1枚(次の自分スタンバイフェイズにメインモンスターゾーンに戻る)

  • その他

    • 《夢幻崩界イヴリース》がEXモンスターゾーンと同じ縦列の相手メインモンスターゾーンに表側守備表示で1枚


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