遊戯王 マスターデュエル:テーマ「センチュリオン」について(後編)
当ノートでは「遊戯王 マスターデュエル(MD)」に実装されているテーマ「センチュリオン」について解説します。
《サモン・ソーサレス》がエラッタされて無制限になったり、《閉ザサレシ天ノ月》が実装された2024年10月28日のアップデート直後環境を想定した内容になっています。
文量の都合から、ノートを「前編」と「後編」の2つに分けています。解説のほとんどは前編で行っており、後編には具体的な展開例をまとめています。
当ノートは後編です。
はじめに
当ノートでは「センチュリオン」系アーキタイプの展開例をまとめています。
読み進めるにあたり、以下点をご了承ください。
コンボの表記形式
コンボは{1-1}や{2-2a}のように波括弧(中括弧)で括って記します。
ハイフンの前にある数字は、そのコンボを実行するのに必要な手札の枚数――いわゆる初動枚数です。1枚であれば{1-1}、2枚であれば{2-1}といった具合になります。なお、この枚数にはコストとして使用するカードの枚数も含めます。
ハイフンの後にある数字は各初動枚数コンボにおいて、それぞれを識別するための連番です。{1-2}は1枚初動コンボの2番目。{2-1}は2枚初動コンボの1番目を指します。
末尾のアルファベットは各コンボに微妙な派生が存在するとき、それらを識別するために付ける記号です。例えば{1-1a}{1-1b}{1-1c}は{1-1}というコンボに対して、細部が微妙に異なるものが3つ存在していることを意味します。
コンボの詳細
コンボは「始動条件」「展開ルート」「最終盤面」の3つの情報で構成します。
始動条件はそのコンボを始めるために、手札・山札にどのようなカードが何枚必要かをまとめたものです。
展開ルートはコンボの具体的な実行順・操作順です。掲載しているのは一例であり、展開順を多少前後しても問題ない場合もあります。
最終盤面は当該コンボだけを実行したときに、最終的に手札・フィールド・墓地・除外がどのような状態になっているかを表します。
なお、全てのコンボは先攻1ターン目、かつお互いに一切カードが使用されていない状態から始めることを前提とした内容になっています。
細かいテクニックセンチュリオン」には細かいテクニックが多いのですが、それらを各コンボ解説ごとに説明するのは無駄なので、ここで簡単にまとめておきます。
「センチュリオン」の肝はチューナーモンスターである《重騎士プリメラ》。《誓いのエンブレーマ》などで召喚権を残しつつ動けるばあいは召喚権を《重騎士プリメラ》のために取っておくと、1ターンにレベル12シンクロモンスターを2体出せたりして強い。
妨害を受けて展開が止まっても《重騎士プリメラ》を召喚してリカバリできたりするので、この考え方は結構重要。
一部展開において、レベル4・8のトークンを生成できる《ウェイクアップ・センチュリオン!》が使われるが問題なのは効果②のほう。何を落とすか、いつ落とすかで動きが変わる。
相手が《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》を持っていそうなばあいは生成したトークンと《重騎士プリメラ》などで《騎士皇アークシーラ》を立てる前に《騎士の絆》を落としておくと良い。《騎士皇アークシーラ》が無効化されると、効果③で墓地の《重騎士プリメラ》などを回収できなくなり、相手メインフェイズ中に動けなくなるが《騎士の絆》を落としておけばカバーできる。
《騎士皇アークシーラ》の効果①にチェーンして《騎士の絆》の効果②をチェーンすれば《騎士皇アークシーラ》の効果①を《灰流うらら》で無効化されなくなるのも嬉しい。
相手が妨害札を持っていなさそうなばあいは《騎士皇アークシーラ》を出す前後で《重騎兵エメトⅥ》を落としておくとよい。《重騎兵エメトⅥ》によるリソース回復力はなかなか強い。
《重騎兵エメトⅥ》で魔法&罠ゾーンに戻せる「センチュリオン」モンスターがいるということは強力な妨害カードである《騎士皇爆誕》を運用できるということでもある。
《騎士皇アークシーラ》に加えて、さらにモンスターを出せるばあいは《騎士魔防陣》を落とす。そしてなんらかのモンスターと《騎士皇アークシーラ》で《S:Pリトルナイト》を出し、墓地の《騎士皇アークシーラ》を《騎士魔防陣》の効果②で蘇生させれば妨害を1つ追加しつつ、《騎士皇アークシーラ》を盤面に残すことができる。
墓地に《騎士皇レガーティア》がいて、かつこのターン中に《騎士皇レガーティア》の効果①を使用しているばあいは《騎士魔防陣》の効果②を相手ターンに使ったほうが良いこともある。ただし、そのばあいは《騎士皇レガーティア》《騎士皇アークシーラ》の効果③によるリソース回復はできなくなるので自他の状況から最適の行動を選択すること。
《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②の使い方に正解はない。相手にぴったり刺さることもあれば裏目に出ることもある。以降の自分ターンで使える資材として墓地に残しておくのもアリ。
原則として、《従騎士トゥルーデア》の効果②で特殊召喚するときはレベルを4上げるようにすること。もちろん、意図してレベルを上げたくないばあいは上げなくてよい。
「センチュリオン」というテーマはレベル4チューナーである《重騎士プリメラ》とその他非チューナーモンスターでシンクロ召喚を狙う。
《従騎士トゥルーデア》はモンスターゾーンに出た後、効果①でデッキから「センチュリオン」メインモンスターを引っ張ってくる役割のカードでありシンクロ素材になることは多くない。
このとき効果①を無効化されると《従騎士トゥルーデア》が盤面に残ったままになる。ここで《従騎士トゥルーデア》のレベルを4上げていたばあいは《重騎士プリメラ》などを出すことで《騎士皇アークシーラ》などへ繋げることができるが、上げていなかったばあいは繋げられなくなるので展開が止まってしまう。
{1-1}:基本コンボ
《従騎士トゥルーデア》による1枚初動コンボです。
1枚から基本的に盤面を構築できるのは強いですが、召喚した《従騎士トゥルーデア》に《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》を当てられるとリカバリが非常に難しくなります。具体的には、そこからリカバリしようとすると追加で2枚・3枚と必要になります。
よって、《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》といった《従騎士トゥルーデア》を守ることができるカードを握っていない状況で当コンボを実行するのはリスクがあることは覚えておいてください。
当コンボは《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに置くことができる《誓いのエンブレーマ》でも再現できます。そのばあいは以下の利点がありますので《誓いのエンブレーマ》から入ることを推奨します。
召喚権を残すことができる。リカバリにも上振れにも役立つ。
召喚した《従騎士トゥルーデア》を無効化されるとレベル4の《従騎士トゥルーデア》が残ってしまいリカバリが難しくなる。《誓いのエンブレーマ》から出すときはレベルを4上げてレベル8として《従騎士トゥルーデア》を出すと、無効化されてもレベル8のままなので召喚権を消費して《重騎士プリメラ》を出すなどすれば《騎士皇アークシーラ》へと繋げることができる。
始動条件
手札
《従騎士トゥルーデア》が1枚
山札
《重騎士プリメラ》が1枚
《重騎兵エメトⅥ》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
展開ルート
召喚権を消費して、手札から《従騎士トゥルーデア》を召喚。
《従騎士トゥルーデア》の効果①を発動。フィールドの自身と、デッキの《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《重騎士プリメラ》の効果③を発動。魔法&罠ゾーンから自身を特殊召喚。
特殊召喚した《重騎士プリメラ》の効果①を発動。デッキから《ウェイクアップ・センチュリオン!》を手札に加える。
レベル8を宣言して、手札から《ウェイクアップ・センチュリオン!》を発動。レベル8「センチュリオントークン」を特殊召喚。
レベル8「センチュリオントークン」と《重騎士プリメラ》を素材に、EXデッキから《騎士皇アークシーラ》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《騎士皇アークシーラ》の効果①を発動。デッキから《スタンドアップ・センチュリオン!》を手札に加える。
手札から《スタンドアップ・センチュリオン!》を発動。
墓地から自身を除外して《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《重騎兵エメトⅥ》を墓地へ送る。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
1枚初動ですが「センチュリオン」の基本となる盤面が形成されているのは偉いですね。
当ノート冒頭でも述べましたが墓地の《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②の使い方は各自で柔軟に対応ください。ここでは無難なアクションとして《重騎兵エメトⅥ》を落としています。
手札
デュエル開始時にドローしたカードが4枚
モンスターゾーン
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《従騎士トゥルーデア》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
《重騎兵エメトⅥ》が1枚
その他
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が表側除外状態で1枚
{2-1}:基本コンボ
《重騎士プリメラ》による2枚初動コンボです。初動札のうち1枚は《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②で手札から墓地へ送るカードなので、なんでもよいです。
1枚初動ではありませんが《重騎士プリメラ》に妨害を打たれてもリカバリしやすいので展開を通しやすいのが利点です。
{2-1a}:基本展開
まずは{2-1}の基本展開を解説します。
始動条件
手札
なんらかのカードが1枚
《重騎士プリメラ》が1枚
山札
「センチュリオン」カードが1枚
《従騎士トゥルーデア》が1枚
《重騎兵エメトⅥ》か《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
展開ルート
召喚権を消費して、手札から《重騎士プリメラ》を召喚。
召喚した《重騎士プリメラ》の効果①を発動。デッキから《スタンドアップ・センチュリオン!》を手札に加える。
手札から《スタンドアップ・センチュリオン!》を発動。
手札から適当なカードを1枚墓地へ送って《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《従騎士トゥルーデア》の効果②を発動。魔法&罠ゾーンから特殊召喚。その後、自身のレベルを4上げる。
《従騎士トゥルーデア》の効果①を発動。フィールドの自身と、デッキの《重騎兵エメトⅥ》か《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。それぞれ一長一短あるが、総合的には《重騎兵エメトⅥ》のほうが良いので、ここでは《重騎兵エメトⅥ》を置いたこととする。
《重騎兵エメトⅥ》の効果②を発動。魔法&罠ゾーンから特殊召喚。
《重騎士プリメラ》と《重騎兵エメトⅥ》を素材に、EXデッキから《騎士皇アークシーラ》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《騎士皇アークシーラ》の効果①を発動。デッキから「センチュリオン」カードを手札に加える。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
《重騎兵エメトⅥ》が墓地にあるため、相手メインフェイズ中に特殊召喚した《従騎士トゥルーデア》を魔法&罠ゾーンに戻しつつ《重騎士プリメラ》とともに展開していくことができます。これにより、展開はそのままにリソースを維持できます。
《騎士皇アークシーラ》の効果③でサーチするカードは《騎士魔防陣》か《騎士皇爆誕》が候補となります。通常《騎士皇爆誕》はサーチ候補になりません。コストで魔法&罠ゾーンの「センチュリオン」モンスターを墓地へ送ると展開が止まってしまう危険性があるためです。ただ、当コンボのばあいは《重騎兵エメトⅥ》で戻した《従騎士トゥルーデア》がコストとして使えるのでサーチ候補になります。
手札
デュエル開始時にドローしたカードが3枚
「センチュリオン」カードが1枚
モンスターゾーン
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《従騎士トゥルーデア》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
デュエル開始時にドローしたカードが1枚
《重騎兵エメトⅥ》が1枚
その他
※なし
{2-1b}:コストが《百檎龍-リンゴブルム》のばあい
《スタンドアップ・センチュリオン!》のコストとして《百檎龍-リンゴブルム》を握っていたばあいの展開例です。《百檎龍-リンゴブルム》の効果②が「センチュリオン」と噛み合っており、さまざまな展開へと派生することができます。
以下では「百檎トークン」と「センチュリオントークン」で《フルール・ド・バロネス》を出していますが他にも以下レベル10シンクロモンスターが候補になります。レベル6シンクロモンスターも出そうと思えば出せますが、出したいモンスターが見つかりませんでした……。
《深淵の神獣ディス・パテル》
効果①で《百檎龍-リンゴブルム》を除外状態から特殊召喚したばいは《百檎龍-リンゴブルム》と《深淵の神獣ディス・パテル》でレベル12シンクロモンスターへと繋げることができる。
あるいは、墓地の《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②でデッキから《騎士魔防陣》を墓地へ落とし、効果①で特殊召喚した《百檎龍-リンゴブルム》と《騎士皇アークシーラ》でリンク2モンスターを立てる。《騎士魔防陣》の効果②で《騎士皇アークシーラ》を蘇生すれば単純にリンク2モンスターが1枚多く出力された盤面になる。
除外した《ウェイクアップ・センチュリオン!》《騎士魔防陣》は《深淵の神獣ディス・パテル》の効果②でデッキに戻す対象として使えて無駄がない。
《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》
光属性の「百檎トークン」と闇属性の「センチュリオントークン」により効果②の効果を2つとも得られるのでカチカチの耐性で盤面を守ることができる。
ただ、効果①も強いので可能であれば相手ターン中に出したいところ。
あるいは、「百檎トークン」「センチュリオントークン」を特殊召喚素材にする前に、《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②でデッキから《騎士魔防陣》を落とし、それらトークンと《騎士皇アークシーラ》でリンク2・3モンスターをリンク召喚。墓地へ送られた《騎士皇アークシーラ》は《騎士魔防陣》で蘇生させる――みたいな動きもできます。
このあたりの動きに正解はないので各人の好みと環境との兼ね合いから柔軟に対応ください。
始動条件
手札
《百檎龍-リンゴブルム》が1枚
《重騎士プリメラ》が1枚
山札
《従騎士トゥルーデア》が1枚
レベル8「センチュリオン」メインモンスターが1枚
《フルール・ド・バロネス》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
展開ルート
※途中までの展開は{2-1a}と同じ。《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②で《百檎龍-リンゴブルム》を墓地へ送ること。
特殊召喚した《騎士皇アークシーラ》の効果①を発動。デッキから《ウェイクアップ・センチュリオン!》を手札に加える。
レベル8を宣言して、手札から《ウェイクアップ・センチュリオン!》を発動。レベル8「センチュリオントークン」を特殊召喚。
墓地から自身を除外して《百檎龍-リンゴブルム》の効果②を発動。「百檎トークン」を特殊召喚。
「百檎トークン」とレベル8「センチュリオントークン」を素材に、EXデッキから《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
手札
デュエル開始時にドローしたカードが3枚
モンスターゾーン
《フルール・ド・バロネス》が表側表示で1枚
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《従騎士トゥルーデア》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
《重騎兵エメトⅥ》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
その他
《百檎龍-リンゴブルム》が表側除外状態で1枚
{2-2}:基本コンボ
《スタンドアップ・センチュリオン!》による2枚初動コンボです。
《重騎士プリメラ》初動の{2-1}とは異なり、《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②に対して《幽鬼うさぎ》を投げられると効果①の破壊耐性が機能せずに破壊されてしまいますので初動がやや不安定です。その代わりに召喚権が残るなどの強みがあります。
{2-2a}:基本展開
まずは素直に動いてみます。
始動条件
手札
なんらかのカードが1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
山札
《従騎士トゥルーデア》が1枚
《重騎兵エメトⅥ》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
展開ルート
手札から《スタンドアップ・センチュリオン!》を発動。
手札から適当なカードを1枚墓地へ送って《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《従騎士トゥルーデア》の効果②を発動。魔法&罠ゾーンから特殊召喚。その後、自身のレベルを4上げる。
《従騎士トゥルーデア》の効果①を発動。フィールドの自身と、デッキの《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《重騎士プリメラ》の効果③を発動。魔法&罠ゾーンから特殊召喚。
特殊召喚した《重騎士プリメラ》の効果①を発動。デッキから《ウェイクアップ・センチュリオン!》を手札に加える。
レベル8を宣言して、手札から《ウェイクアップ・センチュリオン!》を発動。レベル8「センチュリオントークン」を特殊召喚。
レベル8「センチュリオントークン」と《重騎士プリメラ》を素材に、EXデッキから《騎士皇アークシーラ》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《騎士皇アークシーラ》の効果①を発動。デッキから「センチュリオン」カードを手札に加える。
墓地から自身を除外して《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《重騎兵エメトⅥ》を墓地へ送る。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
手札
デュエル開始時にドローしたカードが3枚
「センチュリオン」カードが1枚
モンスターゾーン
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《従騎士トゥルーデア》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
デュエル開始時にドローしたカードが1枚
《重騎兵エメトⅥ》が1枚
その他
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が表側除外状態で1枚
{2-2a}:コストが《百檎龍-リンゴブルム》のばあい
{2-1b}と同様に《百檎龍-リンゴブルム》がコストのばあいの展開を考えてみます。
始動条件
手札
《百檎龍-リンゴブルム》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
山札
《従騎士トゥルーデア》が1枚
《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
《騎士の絆》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
展開ルート
手札から《スタンドアップ・センチュリオン!》を発動。
手札から《百檎龍-リンゴブルム》を1枚墓地へ送って《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《従騎士トゥルーデア》の効果②を発動。魔法&罠ゾーンから特殊召喚。その後、自身のレベルを4上げる。
《従騎士トゥルーデア》の効果①を発動。フィールドの自身と、デッキの《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《重騎士プリメラ》の効果③を発動。魔法&罠ゾーンから特殊召喚。
特殊召喚した《重騎士プリメラ》の効果①を発動。デッキから《ウェイクアップ・センチュリオン!》を手札に加える。
レベル8を宣言して、手札から《ウェイクアップ・センチュリオン!》を発動。レベル8「センチュリオントークン」を特殊召喚。
墓地の自身を除外して《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《騎士の絆》を墓地へ送る。
レベル8「センチュリオントークン」と《重騎士プリメラ》を素材に、EXデッキから《騎士皇アークシーラ》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《騎士皇アークシーラ》の効果①を発動。チェーンして、墓地の自身を除外し《重騎士プリメラ》を対象として《騎士の絆》の効果②を発動。チェーン解決。
対象にとった《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
デッキから《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を手札に加える。
《重騎士プリメラ》か《従騎士トゥルーデア》を墓地へ送って《竜騎兵ガーゴイルⅡ》の効果①を発動。手札から特殊召喚。ここでは《従騎士トゥルーデア》を墓地へ送ったこととする。
墓地から自身を除外して《百檎龍-リンゴブルム》の効果②を発動。「百檎トークン」を特殊召喚。
「百檎トークン」とレベル8「センチュリオントークン」を素材に、EXデッキからレベル10シンクロモンスターをシンクロ召喚。ここでは《フルール・ド・バロネス》を出したこととする。
シンクロ素材として墓地へ送られた《竜騎兵ガーゴイルⅡ》の効果②を発動。墓地から自身を手札に加える。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
手札
デュエル開始時にドローしたカードが3枚
《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が1枚
モンスターゾーン
《フルール・ド・バロネス》が表側表示で1枚
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《従騎士トゥルーデア》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
※なし
その他
《百檎龍-リンゴブルム》が表側除外状態で1枚
《騎士の絆》が表側除外状態で1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が表側除外状態で1枚
{2-3}:{1-1}の強化版
《従騎士トゥルーデア》による1枚初動コンボ{1-1}において、《従騎士トゥルーデア》とは別に《百檎龍-リンゴブルム》を握っていたばあいの展開を考えてみます。
《騎士皇アークシーラ》を出す前に《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②でデッキから《騎士の絆》を墓地へ落としておき、《騎士皇アークシーラ》のシンクロ召喚をトリガーとして《騎士の絆》の効果②を使えばターンエンド時点で《重騎士プリメラ》《従騎士トゥルーデア》《重騎兵エメトⅥ》が並ぶので、そういう展開もアリです。
始動条件
手札
《百檎龍-リンゴブルム》が1枚
《従騎士トゥルーデア》が1枚
山札
《重騎士プリメラ》が1枚
《重騎兵エメトⅥ》か《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が1枚
《フルール・ド・バロネス》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
展開ルート
※《騎士皇アークシーラ》の効果①で《スタンドアップ・センチュリオン!》をサーチして発動するところまでは同じ。
手札の《百檎龍-リンゴブルム》を墓地へ送って《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《重騎兵エメトⅥ》か《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。ここでは《重騎兵エメトⅥ》を置いたこととする。
《重騎兵エメトⅥ》の効果②を発動。魔法&罠ゾーンから特殊召喚。
墓地から自身を除外して《百檎龍-リンゴブルム》の効果②を発動。「百檎トークン」を特殊召喚。
「百檎トークン」と《重騎兵エメトⅥ》を素材に、EXデッキから《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
手札
デュエル開始時にドローしたカードが3枚
モンスターゾーン
《フルール・ド・バロネス》が表側表示で1枚
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《従騎士トゥルーデア》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
《重騎兵エメトⅥ》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
その他
《百檎龍-リンゴブルム》が表側除外状態で1枚
{3-1}:《重騎士プリメラ》と《スタンドアップ・センチュリオン!》による上位展開
{2-2}展開をしつつ、召喚権を素引きした《重騎士プリメラ》に充てることでレベル12シンクロモンスター2体を出すコンボです。
《重騎士プリメラ》で《ウェイクアップ・センチュリオン!》をサーチするところ《竜騎兵ガーゴイルⅡ》をサーチしたり、《従騎士トゥルーデア》で持ってくるのを《重騎士プリメラ》ではなく《竜騎兵ガーゴイルⅡ》にしたりしても展開できます。
始動条件
手札
適当なカードが1枚
《重騎士プリメラ》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
山札
《重騎士プリメラ》が1枚
《従騎士トゥルーデア》が1枚
《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が1枚
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》が1枚
《赤き竜》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《シンクロ・ランブル》が1枚
《騎士の絆》が1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が1枚
展開ルート
手札から《スタンドアップ・センチュリオン!》を発動。
《重騎士プリメラ》以外の手札を墓地へ送って《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《従騎士トゥルーデア》の効果②を発動。魔法&罠ゾーンから自身を特殊召喚。その後、自身のレベルを4上げる。
《従騎士トゥルーデア》の効果①を発動。フィールドの自身とデッキの《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《重騎士プリメラ》の効果③を発動。魔法&罠ゾーンから自身を特殊召喚。
特殊召喚した《重騎士プリメラ》の効果①を発動。デッキから《ウェイクアップ・センチュリオン!》を手札に加える。
レベル8を宣言して、手札から《ウェイクアップ・センチュリオン!》を発動。宣言したレベルの「センチュリオントークン」を特殊召喚。
墓地から自身を除外して《ウェイクアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《騎士の絆》を墓地へ送る。
レベル8「センチュリオントークン」と《重騎士プリメラ》を素材に、EXデッキから《騎士皇アークシーラ》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《騎士皇アークシーラ》の効果①を発動。チェーンして、墓地から自身を除外して《騎士の絆》の効果②を発動。
墓地の《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
デッキから《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を手札に加える。
《従騎士トゥルーデア》を墓地へ送って《竜騎兵ガーゴイルⅡ》の効果②を発動。手札から自身を特殊召喚。
召喚権を消費して、手札から《重騎士プリメラ》を召喚。
《重騎士プリメラ》と《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を素材に、EXデッキから《赤き竜》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《赤き竜》の効果①を発動。チェーンして、シンクロ素材として墓地へ送られた《竜騎兵ガーゴイルⅡ》の効果②を発動。
墓地から《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を手札に加える。
デッキから《シンクロ・ランブル》を手札に加える。
《騎士皇アークシーラ》を対象として《赤き竜》の効果②を発動。自身をEXデッキに戻し、EXデッキから《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
手札
デュエル開始時にドローしたカードが2枚
《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が1枚
《シンクロ・ランブル》が1枚
モンスターゾーン
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》が表側表示で1枚
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《従騎士トゥルーデア》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
デュエル開始時にドローしたカードが1枚
《重騎士プリメラ》が1枚
その他
《赤き竜》がEXデッキに裏側表示で1枚
《騎士の絆》が表側除外状態で1枚
《ウェイクアップ・センチュリオン!》が表側除外状態で1枚
{3-2}:《従騎士トゥルーデア》と《スタンドアップ・センチュリオン!》による上位展開
{3-1}と同じ盤面になりますが、やや誘発や妨害に弱い印象です。
展開ルートはいくつかのパターンがあるのですが《スタンドアップ・センチュリオン!》で《重騎士プリメラ》を出すところから入ることで《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》を誘うほうが展開を通しやすいのでオススメです。
始動条件
手札
適当なカードが1枚
《従騎士トゥルーデア》が1枚
《スタンドアップ・センチュリオン!》が1枚
山札
《重騎士プリメラ》が2枚
《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が1枚
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》が1枚
《赤き竜》が1枚
《騎士皇アークシーラ》が1枚
《シンクロ・ランブル》が1枚
《騎士の絆》が1枚
展開ルート
手札から《スタンドアップ・センチュリオン!》を発動。
《従騎士トゥルーデア》以外の適当なカードを墓地へ送って《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果②を発動。デッキから《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《重騎士プリメラ》の効果③を発動。魔法&罠ゾーンから自身を特殊召喚。
特殊召喚した《重騎士プリメラ》の効果①を発動。デッキから《騎士の絆》を手札に加える。
手札から《騎士の絆》を発動。手札の《従騎士トゥルーデア》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《従騎士トゥルーデア》の効果②を発動。魔法&罠ゾーンから自身を特殊召喚。その後、自身のレベルを4上げる。
《従騎士トゥルーデア》の効果①を発動。フィールドの自身とデッキの《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《竜騎兵ガーゴイルⅡ》の効果③を発動。魔法&罠ゾーンから自身を特殊召喚。
《重騎士プリメラ》と《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を素材に、EXデッキから《騎士皇アークシーラ》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《騎士皇アークシーラ》の効果①を発動。チェーンして、シンクロ素材として墓地へ送られた《竜騎兵ガーゴイルⅡ》の効果②を発動。チェーンして、墓地から自身を除外し《重騎士プリメラ》を対象として《騎士の絆》の効果②を発動。
墓地から《重騎士プリメラ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
墓地から《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を手札に加える。
デッキから《重騎士プリメラ》を手札に加える。
《従騎士トゥルーデア》を墓地へ送って《竜騎兵ガーゴイルⅡ》の効果①を発動。手札から自身を特殊召喚。
召喚権を消費して、手札から《重騎士プリメラ》を召喚。
《重騎士プリメラ》と《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を素材に、EXデッキから《赤き竜》をシンクロ召喚。
特殊召喚した《赤き竜》の効果①を発動。デッキから《シンクロ・ランブル》を手札に加える。
《騎士皇アークシーラ》を対象として《赤き竜》の効果②を発動。自身をEXデッキに戻し、EXデッキから《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚。
エンドフェイズに移行。
《騎士皇アークシーラ》の効果③を発動。墓地の《竜騎兵ガーゴイルⅡ》を永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
最終盤面
手札
デュエル開始時にドローしたカードが2枚
《シンクロ・ランブル》が1枚
モンスターゾーン
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をが表側表示で1枚
《騎士皇アークシーラ》が表側表示で1枚
魔法&罠ゾーン
《重騎士プリメラ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
《竜騎兵ガーゴイルⅡ》が永続罠カード扱いで表側表示で1枚
フィールドゾーン
《スタンドアップ・センチュリオン!》が表側表示で1枚
墓地
デュエル開始時にドローしたカードが1枚
《重騎士プリメラ》が1枚
《従騎士トゥルーデア》が1枚
その他
《赤き竜》がEXデッキに裏側表示で1枚
《騎士の絆》が表側除外状態で1枚