2024年10月SCC池袋 参戦記

※本文は記憶を頼りに書いているので、問題文や展開は正確とは限りません。
スアールマンスリーカップについて:https://suahl.com/smc_news/


2か月ぶりの2回目のSCC参加。
前回は10人だったのに対し今回は18人と満席近い規模にやや圧倒される。
友人のSさん,Tさんと、Tさんの友人のKさんでQMに一番近い席を陣取る。
SさんTさんとは趣味も共通してたり同じ環境で押し合ってたりしてたりで問題の取り合いが多く発生する。
自分の得意分野では、Sさんとは理系問題を取り合うことになり、Tさんとは言葉問題を取り合うような感じ。
ワイワイガヤガヤの中いよいよ始まる。

1R 全員一斉1○1×エンドレスチャンス

いわゆる予選ラウンド、ながらも本大会中唯一の全員一斉かつ唯一の1×失格というかなり厳しめなルール。押し合って玉突き事故になるのも嫌だし、とはいえこの人数で日和ると点かないし、どうしたらよいのやら。問題運に恵まれるのを祈るしかない。

Q. 任天堂のゲームでは「ピクロス」という名前である、縦横/

○お絵描きロジック (想定解:イラストロジックなど)

ピクロスで押してもよさそうだったが、パズル要素を聞くために待ってしまった。とはいえ1×失格ならこんなものか。実際に押し勝ててるわけだし。

問題運に恵まれて2抜け。

2R-4R 6人16問限定2○1休エンドレスチャンス

QMの裁定により、SCCであることを加味して限定問題数が規定+4の16問に、正直助かる。
前回は3人6問限定だったので1休がかなり重いなと思ったが、今回のルールは結構誤答に緩いなと思った。加えて、前回は抜けられるかどうかが勝負だったが、今回は抜けの速度もちゃんと大事だと思った。7点抜け2回の方が4点抜け3回より偉いんだなあ。

2R

Aブロック6人16問限定での早押し。Tさんと同グループ。
開始早々1Rで1抜けだった方が開幕2連答でまたしてもトップ通過していく。強敵だなあと思うも、とはいえできることは少しでも早めに抜けることを目指すだけなのでペースを乱さないように心がける。

Q. ゲーム『ポケモンスリープ』のドリのみの説明文ではひとかじりで一瞬で止まると言われ、現実でも息を止める/

〇しゃっくり

比較的得意な類推押し。未プレイなのもあり前振りではピンとこなかったが、「現実でも」で一気にわかりそうと思い押す。
カウント4秒くらい使って、現実にあるもの・止まるもの・息を止める要素があるもの からなんとかひねり出す。

Q. 秋が旬の食材で、ギンコトキシンという/(有害物質が含まれており、大人でも1日に食べるのは10粒程度までがいいとされるのは何?)
(スラッシュうろ覚え)

〇銀杏

秋が旬の食材を思い浮かべ、サンマかなーきのこかなーと考えていたところ、"ギン"コトキシンと聞いて銀杏も秋だなー、てか銀杏が答えじゃね?食べ過ぎると毒って聞くしそう落ちそうだしと思って押す。
好物で、食べるときは数十粒食べたりするので、1日10粒程度と聞いて少し驚く。

類推押し2問取って2抜け。

3R

2Rと同じくAブロック6人での早押し。SさんTさんも同じグループ。

Q. 末次由紀の漫画『ちはやふる』にて、百人一首に青春をかける主人/(公)

△→〇綾瀬

ラッキーなもので読んでいた漫画についての問題を引く。難易度感を考えると答えは絞られており、"主人公"を聞いて確定だと思い押す。
苗字を思い出すのに少し時間を使い、何とか思い出したはいいものの少し焦って「綾瀬ちはる」と回答してしまう。
QMのやさしさでもう一回を取ってもらえ(短めでいいよというアドバイスも添えてもらって)修正。
問題の後振りが、主人公の名前は「何ちはや」?だったので救われた。
確認はしっかりしよう。

Q. フィンランド生まれのスポーツ モルックにおいて、プレイヤーが目指す点/(数)

A. 50点 (Tさん正解, スラッシュうろ覚え)

Tさん1押し、Sさん2押し、私が推定3押しでしっかり取られる。
私とSさんはモルックやったことあるのに…
ルールはほぼ把握できていた自信はあり、自分の中で答えの候補を挙げていた。本数は12本で合ってたかなあ、スキットルは難しいかなどと考えていたが、一番出そうな点数を予想できていなくて取られてしまった。
私とTさんが1点、他が0点という状況で、ここで誤答しても2着を取られるわけではないので、読ませてでも押していくべきだった。

Q. (店内ではよく演歌が流れており、みたいな前振り)、都内の駅周辺でよく見かけるそばチェーン店/

〇富士そば

前情報はピンと来ずで覚えてもいない。わからないなあと思っていたら都内のそばチェーン店という情報が流れてきて、それって富士そばくらいしか無くないか?と思いボタンを点ける。無事正解。

1抜けも狙えたので悔しいながらも、それでも十分と言える2抜け。

4R

開始時点でTさんが1位、私が2位、Sさんが4位の形。先ほどと同じく知り合い交えてAブロック6人での早押し。

Q. 2014年に放送された笑っていいともの最終回で、テレフォン/

△ビートたけし→×無回答

最終回のテレフォンショッキングのゲストがビートたけしであることは知っている!と思って押したら、問題文に出てくるからと優しいもう一回で突き返され、無念の無回答。
実際の問題はビートたけしが次回のゲストとして電話をかけた相手で、明石家さんまが答え。
シンキングタイム中に電話相手への振りはよぎりはしたが、知らない知識だったため出せず。本日初誤答。

Q. 古典文法においてナ行変格活用する/(2つの動詞) (スラッシュうろ覚え)

〇去ぬ

4R開始からまあまあ問題な問題数経ってからで初正答を得る。勝ち抜けも出ていて人数が減っていたのもあり、典型問題を点けることができた。
死ぬと去ぬの2つがあるが、2つとも答えるのかどちらかのみ答えるのかは未確定なところ。とはいえどちらかのみ答えるなら去ぬだし、両方答えるならもう一度かカウント続行が貰えるよなと思ったのでとりあえず去ぬと回答、無事○をもらう。

Q. 「カプリ風」という意味のイタリア語である、トマト、バジル、/
(問題文あんまり覚えてない)

〇カプレーゼ

カプリ風からカプリチョーザという言葉を思い浮かべたが、それが何かわからないなあなどと考えていた。じゃあ他の言葉を考えてみるかと思ったところでカプレーゼを思いつき、同時くらいにトマトの情報が降りてきたので押す。無事正解。

危ないながらも4抜け。

EX-R 6人9問限定1○1休エンドレスチャンス

こちらQMの裁量で限定問題数が増えました。+3だった気がするけどそうじゃなかったかも。
現状Aブロックで、Bブロックのカットラインとは4点差、しかも1Rで2抜けのタイブレイク特権を考えれば、抜けられればA決勝進出が出来そうな状況。限定問題数との戦いになるのか。
Sさんが前Rで抜けられずBブロックに、TさんはAブロック2位で決勝進出は確定している状況。
Bブロックまで終わり、やはり抜けられるかどうかの勝負になった。わかる問題頼む頼む。

・他の方に取られた問題

カフェロワイヤル:ここ最近何回か遭遇した気がする問題。せめてフレーミングコーヒーを聞いたら押せるようになりたいなあ。

雪舟:水墨画を大成させた/ でTさんに押し負けた。歴史とかはやはり要勉強だ。

3人抜けて残り3人うち2人抜けの展開で焦り気味だったものの、次の問題で恵まれる。

Q. 温泉地などでよく言われる「硫黄の香り」の正体/

〇硫化水素

なんとか理系問題を拾う。Sさんがいたら危なかったかもしれない。

4抜けでA決勝進出を決める。

決勝R グループ別40問限定7○3×エンドレスチャンス

いよいよ決勝、予選順位4位でA決勝からの参加。
C決勝もB決勝もかなりハイレベルな戦い。特にC決勝抜けた方は実力もあり勢いも良いのでボタンが光る光る。しかしそんな方を押さえつけて別の方がA決勝進出。同じようなことがこちらでも起こりそうだなあと思いながらB決勝が終わる。
A決勝は7人で40問を分け合う形。スルーも考えれば平均して1人5問与えられるかどうかといった計算。戦略もわからないままこの後ボロボロにされるとも知らずA決勝が始まる。

Q. 統計学において、他の値に比べて特におおき/

A. 外れ値 (Sさん〇)

1問目から理系問題、統計学と聞いて分布名・人名など思い浮かべるが続きを聞けばそんなコアではない範囲からの出題。
取りたい問題を取られて出鼻をくじかれる。

Q. 近年ではLED電球に置き換わっている、球場/

(他の方が先に押し×→)×

前振りで信号機っぽいと思うが、そんな問題出るか?とも思い後振りを聞こうと判断。球場と続きやっぱり違ったと思うと同時に押され、それにつられて押してしまうという失態。
抗う候補もなく何か適当な言葉を言って1×を喰らう。

Q. アメリカの発明家ディーン・ケーメンを中心に開発された、操縦者の体重移動で操作する二輪/

〇セグウェイ

自分以外が決勝初日を点けている中で自分だけが0〇の状況で点いたこの問題。前振りは知らないが後半の情報が流石にセグウェイだった。ビジュアルが先に出てきたが、名前を思い出すのにドローンが邪魔してきて1秒消費、LUUPの可能性がよぎり体重移動ではないと判断して棄却するのに1.5秒と、シンキングタイムを冷静に使い決勝1〇目を取る。

Q. (前振り忘れ)、頭にある黄色い飾り羽も特徴的なペンギン/

(他の方フンボルトペンギン?で×)→×コウテイペンギン (スルー, A. イワトビペンギン)

問題数もかなり消費されて1〇しか積めていなかったので攻める必要があるなと思っていた。ペンギンという情報まで出たところで他の方が押す。その方が自信なさげだったので誤答ブザーを聞いたらすぐに押そうと思っており、その間にもペンギンの種類を考えるが、そういえばコウテイペンギンしか自信もって知らないなあとなる。押した方がコウテイペンギンではない解答で誤答したので満を持して押す。そして誤答。
考え直しても戦略としては悪くないと思ってる。

その後は全然押せず傍観しているのみ。
Sさんが5〇1×で三つ巴のトップ争いから勝負をかけるも2×で失格。序盤から2×を喰らっていたTさんも勝負の押しをして失格と、正しい攻めによる失格で回りが飛んでいく中、やはり私は押せない。
そうこうしているうちに既定の40問が終了、6〇を積んでいた方が判定で優勝を決める。

最終結果・総括

順位としては18人中4位、しかしA決勝で取った○は1つだけの最下位で、失格者の上に潜り込んだだけと不甲斐ない結果。

決勝までの展開は恵まれていて、柔らかめな問題に押し勝ったり、的確に取れる問題を取ったりできた。
しかし圧倒的に知識量が足りないことを痛感、決勝の勝利ラインは6点だったが、40問の中にわかる問題が6問あったかも正直怪しい(甘えたことを言えば決勝の問題運は悪かった方かと思う)

対策をしっかり取ってリベンジしたいと思えました。
仕事との兼ね合いで参加できない月もあるかもですが、名誉出禁目指して頑張っていきたいです!

謝辞

まずは楽しい大会を開催してくださったスアールさん、QMの新井来歌夢さん、対戦者の方々ありがとうございました!

新井さんが「感想記見るの好きなんですよ~」みたいなことを言ってたのを聞いて、後日検索してみたら結構書いている人がいて楽しく読ませていただきました。
私も自分の思考の言語化が好きなので、この機会に書いてみました。

本記事の作成にあたり、問題の並びや問題文などを思い出すのに他の方の感想記を多大に参考にさせていただきました。
皆様本当にありがとうございます!

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